令和4年度 校長室より

2022年11月の記事一覧

3年生かぶ農家見学(校長室より)

青空の下、3年生が、近隣のかぶ農家の見学に行きました。

写真中央が、清水農園さんのご主人の清水さんです。

まずは、畑での作業について順を追っての説明です。

肥料まきから収穫までの流れにそって、その様子を見せてくださいました。

実際に、実物を使っての説明で、子どもたちはメモをとりながら、集中して見ていました。

次は、家での作業です。選別から出荷までの流れを教えてくださいました。

 メモメモ・・・。

その次は質問コーナーでした。子どもたちから出た質問をまとめて前もってお渡ししていたのですが、たくさんあるにも関わらず、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。とてもわかりやすかったです。

メモメモ・・・・・・。 

最後は、1人3つのかぶ収穫体験をし、お土産にいただきました。

「校長先生、こんなおおきなものをとったよ」とうれしそうな子どもたち。おいしいかぶをご家族のみなさんと召し上がってくださいね。

実物や本物に触れることは、子どもたちにとってとても大きな学びにつながります。大変貴重な時間になりました。

清水さん、今日は子どもたちのために時間をつくってくださり、ありがとうございました。

何が始まるのでしょう(校長室より)

昼休みの校庭の様子です。

 何が始まるのでしょう。

 

遊具設置のために工事車両が入っている風景です。

 

遊具の老朽化で、ここ数年、校庭からは遊具の撤去が進んでいました。新しい遊具を望む声も子どもたちから聞いたことがあります。市内の創立50年前後の学校はどこも遊具の老朽化が進んでいます。

遊具は、何よりも安全第一なので、基礎からしっかりさせる必要があるため、かなりのお金がかかります。学校に毎年配当されている予算ではとても設置できません。そのため、市が計画的に設置していくことになっています。今回、本校には鉄棒とジャングルジムが設置されます。

広場と一緒に遊ぶ人がいれば遊びは成立しますが、遊具があることで遊びの幅も広がります。普段の生活では使わない体の部分やバランス感覚が鍛えられる場合もあります。

「校長先生、何ができるの?」「鉄棒とジャングルジムだよ」「やったー」と喜んでいる子どももいました。

遊具はなくても、外で元気に過ごす子どもたちの姿を見てうれしく思います。

 新しい遊具で遊ぶ子どもたちの姿も楽しみにしていてください。

交流会スタート(校長室より)

1ヶ月前に事前指導をした「つくし特別支援学校との交流会」。いよいよ、今日からスタートです。

今日は本校6年1組とつくしの4年生との交流会でした。1日1交流で進めていきます。

体育館でオンラインでつながりました。

体育発表会で披露したダンスや、体育で学んだマット運動を見てもらいました。つくしの4年生の子どもたちは画面越しに演技を見て拍手をしてくれたりしました。

直接会って交流する形はとれませんでしたが、それぞれが発表をしてそれを見あうという形で、昨年度の作品交流よりも一歩先に進んだ取り組みができました。

直接会わなくてもできることはないかと、本校相澤教諭とつくしの担当の先生で相談しながら、学年とも連携を取って準備してきました。関わってくださったみなさん、ありがとうございます。交流会は、まだ続きます。私も、今日以降まだまだ続く交流会を楽しみにしています。

1日1日を大切に(校長室より)

朝降っていた雨も業間休みの時間にはすでにやみ、うっすら太陽が見えていました。

グランドのコンディションが悪く、持久走の練習はありませんでした。昼休みは水たまりをよけながら外で元気に遊ぶ子どもたちの姿が見られました。

 

今日は、3年生、6年生の読み聞かせでした。

おはなしジャングルのみなさん、ありがとうございました。

 

上旬、中旬、下旬という区切り方をすると、11月も下旬に突入です。

1日1日を大切にしたい、大切にしてほしいと思いながらの毎日です。振り返ってみた過ぎた時間は、誰にとってもきっとあっという間だと思います。

毎日毎日同じことの繰り返しのように時間は過ぎていきますが、その中で、子どもたちはいろいろな勉強や経験をしながら、そしていろいろ感じながら生活しています。その一つ一つは、必ず成長につながっています。

努力しても、できることばかりではない、わからないこともある。それでも、その時間をその場所で過ごし、できることを積み上げていこうとする姿は素晴らしいと思います。真面目にがんばることはとても素敵なことだとも私は思います。

実りの秋と言われる、何事にも取り組みやすい時期である10月11月も終わりに近づいています。日中は暖かい日もありますが、季節は確実に冬に変わっていきます。過ぎた時間はあっという間に感じますが、この時間、この日々にがんばった分は必ずみなさんの成長につながります。来年の3月31日に本当の意味での1年生になれば良いのです。2年生になれば良いのです。3年生、4年生、5年生、6年生になれば良いのです。

まだまだその日までたくさんの日があります。それぞれが「真の○年生」を目指して、1日1日を大切にがんばってほしいです。

安全に活動(校長室より)

朝夕の寒さが冬の訪れを感じさせます。

しかし、晴れた日の日中は日差しが暖かく、とても活動しやすいのでうれしいです。

今日は金曜日です。持久走練習は月水金の業間休みですので練習を行いました。今日、校外学習の5年生はいません。

クラスごとにだいたいの集合場所が決まっていて、その場所で校庭に流しているラジオ体操の音に合わせて準備体操をします。

体調が良いのに、体操服やカードを忘れてしまったときには、クラスから離れて、教務主任の麻生先生のところに集まります。

いきなり走るのは危ないので、準備運動でしっかり体を温めます。

先生も同じです。

その後、低学年、中学年、高学年用に3つに定めたコースを走ります。

曲に合わせて走ります。全部で3曲です。1曲めが終わると低学年が終わりです。2曲目が終わると中学年が終わりです。高学年は3曲目が終わるまで走ります。こうして、コースだけでなく、走る時間もかえて取り組みを続けています。

麻生先生のグループは、トラックの内側を逆向きに歩きます。少しでも体力づくりを、という配慮です。第2回記録会までもう少しです。限りある練習に毎回参加するために、忘れ物をしないよう、引き続き、お家でもお声かけをお願いいたします。

子どもたちに声をかけながら走っている先生方もいます。

声をかけながら逆向きに走っている先生もいます。

同じ場所にいる先生もいます。それぞれの関わり方で、子どもたちの様子に目を向けながら、安全な活動を心がけています。

マスクは外してよいと声をかけながらの活動です。ここ数年、日常的に見られないことが多い「子どもたちの顔、その表情」が見られるうれしい瞬間です。元気に走っていますね。

記録会まであと少し。超えるべき目標は今日の自分。日々成長なのです。

がんばれ、子どもたち。

避難訓練(校長室より)

今日は避難訓練を行いました。

訓練のテーマは「竜巻から身を守る」です。

まず、教室での避難の動きを知るために、モデルとなったクラスでの避難動画を見ました。

防災頭巾をかぶり、椅子をどかし、机を窓から離れた方へ寄せながら、1列ずつ身を隠す。

動画を見終わった後には、教室で練習をして、訓練に備えました。

集団で生活しているので、何か避難が必要なときに大切なのは、バラバラにならないこと、つまりは「行動をそろえること」です。そのためには管理職や教職員の無駄のない指示も必要になります。

↑みんな机の下に隠れています。

どのクラスも、緊急時を想定した今日の避難訓練で、担任の指示に従ってそろった行動をとることができていました。こういった、いざという時には、きちんと指示が通るということは、普段も「やろうと思えばきちんとできる」ということです。

1年生に注目して見ていても、この瞬間にふらふらしている児童はいませんでした。

これはとても大切なことです。

繰り返しになりますが、学校は、集団で生活する場所であり、行動をそろえる場所です。

今日の訓練時の子どもたちの動きを見る限りでは、「あっ、先生の話をきちんと聞いて、動ける子どもたちなんだな。」と思いました。

命は1つ。訓練ばかりするわけにもいきませんが、その時々の訓練が子どもたちにとっても先生方にとっても意味のあるものになるよう続けていきます。

先生方、子どもたち、お疲れ様でした。

柏市学力学習調査(校長室より)

柏市学力学習調査を行いました。

柏市のホームページにも載っていますが、この調査の目的は「義務教育期間を通しての各児童・生徒の経年変化や傾向を見取ることにより、教育指導の充実や学習状況改善を図ることを目的とする。」と定義されています。

1時間目国語、2時間目算数、3時間目生活アンケートというように時間をそろえて校内一斉に行いました。

1問10点のワークテストをテストと思っている1年生は、問題数や文字の量、つまりその情報量の多さに驚いたはずです。

最後までがんばれたかな。

2年生以上も、各教室で静かに集中して取り組んでいました。

学習は、「知らないことについて学校でまずみんなと一緒に習う。→その瞬間にできないことやわからないことがあって当たり前→それでも一通り、先生の話を聞いておく、ノートぐらいとっておく。(このもどかしい瞬間を我慢できるかがとても大切。)→苦手なところ、できないところがわかってからが本当のスタート」です。

何はともあれ、まずやってみる、とりあえずついて行ってみる、これが学習していく上で大切な姿勢です。

今日のテストはおそらく難しかったと思います。が、まだまだ道半ばの子どもたちです。このテストの結果に一喜一憂することなく、毎日の授業に一生懸命取り組んでほしいなと思います。

子どもたちよ、ご苦労さまでした。

朝から雨、寒い1日(校長室より)

久しぶりに登校時に雨が降りました。

今日は火曜日。土南タイムの日でしたが、グランドのコンディションが良くなかったので

通常の昼休みとしました。

外に出られない子どもたちは、思い思いに室内で過ごしていました。

本を読んだり、おしゃべりをしたり、折り紙を折ったり、お絵かきをしたり、何か学習をしたり・・・。

写真だけを見ていると、一体何をして過ごしているのかわからないですね。

良い時間が過ごせたかな。

 

今日は6年2組での研究授業を行いました。

教科は算数で、講師は柏市教育研究所指導主事の大木先生です。

比例の関係を使って問題を解くという学習でした。

たくさんの先生方に囲まれて緊張しているようでしたが、担任の問いかけや指示に素早く反応する高学年らしい空気を感じます。

算数は積み上げが大切な教科ですが、前に学んだことを生かして、考えながら学習に取り組んでいる様子が見てとれました。

 教室の前方には既習事項が掲示されています。これも大切な手がかりになります。

授業の途中では、周りの子と考えを伝え合う時間もありますが、自分の考えがはっきりしている状態なので、活動もしっかりできているグループが多くありました。

束になった紙の枚数を、1枚1枚数えることなく、重さとの関係で求めていく学習に、子どもたちはよく集中して取り組みました。お疲れ様でした。

 

放課後は、この授業をもとに勉強会でした。

1つの授業についてみんなで考える時間の中で、自分の実践に生かしていけるものを見つけていきます。先生方お疲れ様でした。

大木先生、ご指導ありがとうございました。 

4年生版画教室(校長室より)

今日は朝の時間にのぞみ学級、1年生2年生の読み聞かせがありました。

月曜日の朝が落ち着いたスタートになりました。おはなしジャングルのみなさん、ありがとうございました。

 

そして、2時間目から4時間目には版画家の大野隆司先生をお招きして4年生の版画教室を行いました。

技術を伝授してくださいます。言ってみれば、大野先生が師匠で、子どもたちは弟子です。

子どもたちは思い思いの絵を板に描いたところからの始まりでした。1クラス1時間という短い時間なので、テンポの良い指導が続きました。

「手本を示し、やらせてみる」また「手本を示し、やらせてみる」・・・このように同じ流れで、作業をさせていきます。

彫刻刀の説明、持ち方なども素早くかつ丁寧に教えてくださいました。

彫刻刀を扱う上で大切なことは1つ。「手を彫刻刀の刃の前に置かないこと」です。子どもたちは師匠の教えを守り、気をつけながら彫り進めていきます。


説明のテンポが良く、かつわかりやすいので、子どもたちは集中して作業を行うことができました。

「間違って彫ってしまっても、5分落ち込んで切り替えよう」という言葉とともに、失敗してしまったときの解決策も示してくださるなど、大野先生のお人柄があふれ出るご指導でした。

授業の最後には、子どもたちの前でもう一度この言葉を発し、「いろんな失敗があると思うけれど、ずっと落ち込んでいても仕方ないからね。すぐに切り替えていくんだよ。」と師匠から弟子への教えでした。


大野先生の指導は、今日だけなので、紙に刷る所までの全行程を見せていただきました。本物に触れた瞬間です。子どもたちは先生の技に驚きながら、真剣にお話を聞くことができました。

子どもたちの作品は、まだまだ「彫り」の作業が続きますが、完成が楽しみですね。

最後の片付け、机上のごみの集め方や捨て方まで丁寧にご指導いただきました。

大野先生、今年もありがとうございました。

(版画教室の写真は、2時間目の4年3組のものです。)