令和4年度 校長室より

2023年3月の記事一覧

いよいよです(校長室より)

5年生がお弁当持ちで、教職員と共に卒業式の準備をしました。

保護者の皆さん、お弁当をありがとうございました。

お昼ご飯を食べた子どもたちは職員と一緒に自分の仕事に一生懸命取り組みました。

5年生ありがとう。先生方もお疲れ様でした。会場や教室の完成した様子は明日をお楽しみに。

6年生の先生方はフォルダにはさみながら、卒業証書の最後の確認を行いました。

西門の桜の木が花をつけ始めました。

いよいよです。

 

6年生奉仕作業(校長室より)

いよいよ卒業の日が近づいてきた6年生です。給食も終わり、3時間授業を心穏やかに味わいながら過ごしたいところです。

しかし、高学年の時間はいつの時代もギリギリです。

学校では授業を行う時間の確保が最優先です。国で決められた標準時間を下回るわけにはいきません。

教科書を使った授業以外にも、学期ごとに各教科のテストがあります。例えば1枚に1コマの授業時間を使ったら、3年生以上は4教科1学期25枚として25コマが必要ということになります。その他にドリルをする時間や授業以外の行事や行事の準備などをする時間も必要です。標準授業時間にも必要な時間があるということです。

こうしてどんどん、限られた時間がなくなっていきます。そして学期末、学年末にそのしわが寄ってくるのです。

「奉仕作業をして学校をきれいにしたい、でも、自分のことが終わらないんだよね」そんな子どもたちの声が聞こえてきそうな6年生の2,3時間めでした。

良いのです。自分のことを行ってください。だって明後日卒業なんですから。

そんな中でも何とかやりくりして、自分のことが終わった6年生は、1階の廊下や家庭科室をきれいにしていました。限られた時間の中で、ありがとう、お疲れ様、6年生。

給食最終日(校長室より)

今年度最後の給食でした。1年間の子どもたちの健康と成長を支えてくれた給食も、今年度は今日でおしまいです。

1年生も1年間で給食の準備にもすっかり慣れました。

6年生は6年間で身も心も大きくなりました。給食の力も大きいです。

 

栄養士の秦野先生、調理員のみなさん、暑い日も寒い日も朝早くからおいしい給食づくりをありがとうございました。

本校の子どもたちは、給食に興味を持っている子が多い印象があります。そう思う理由は、廊下や事務室で「今日の給食おいしかったです」のような子どもたちの報告の声が聞こえることが多いからです。食べることに興味があることは大切なことだと思います。バランス良く作られた給食を好き嫌い言わずに食べ、体づくりにつなげていってほしいです。

保護者のみなさんにつきましては、毎月の給食費を納入していただきありがとうございます。(もちろん教職員も払っています。)

風そして雨が(校長室より)

朝から吹いていた風で、敷地内の梅、モクレン、こぶしの花びらが散り始めました。

そして昼過ぎから冷たい雨が降り始めました。雨は今はあがっていますが、気温が下がっています。体調を崩さないように気をつけていきましょう。

 

今日は、6年生が卒業式学年予行練習を行いました。明日が予行練習なので、その前日に学年として最終確認をしようという時間です。

私から子どもたちには、南部中の3年生が立派に卒業していったこと、次はみなさんの番であることを伝えました。

また、「真の6年生」として胸をはって卒業するために、卒業式のその日まで成長を続けてほしいこと、そのためにできることは目の前のことに一生懸命取り組むことであると伝えました。

良い緊張感を持って練習は進んでいます。

今日はまだ、念のためマスク着用での練習です。卒業式本番当日、どれだけの子どもたちがマスクを外すのでしょう。ぜひ顔を見せて卒業していってほしいという願いは伝えつつ練習は続きます。

3.11(校長室より)

あれから12年になります。

お亡くなりになった方々のご冥福を心からお祈りいたします。

 

この日を迎えると必ず12年前のことを思い出します。体験した方ならきっと同じだと思います。私は母校である柏五小で教務主任をしていました。校長室で面談中に大きな揺れが起こり、職員室へ走り、校内放送で第一次避難を全校に呼びかけました。職員室の窓を開けた時、近所のお家の屋根がわらがはねているのが見えました。経験したことのない揺れでした。自然災害で初めて恐怖を感じた瞬間でした。

地震大国日本です。いつ起こっても不思議ではない地震。校内においては、避難等の判断は教職員が行いますから、子どもたちにとって大切なのは「緊急の時にきちんと耳を傾けて大人の話を聞いて行動する」ことです。日常的にしていることが生きるはずです。

施設面では、校舎や体育館には耐震工事が施されています。外が安全か、中が安全かは、その災害の種類や規模によって判断して避難を行います。

 

 ちなみに、昨年度も書きましたが、12年前のあの時、共働きの我が家の娘(当時18歳)はお向かいの家から声をかけてもらい、私たちが帰宅するまでそのお家で過ごさせてもらっていました。大きくなってはいましたが、とても心細かったところでのご配慮でした。そのご家族の温かさに感謝しています。日頃のご近所とのつながりの大切さも感じます。

改めて色々と考える1日、週末にしたいですね。