令和4年度 校長室より

2023年3月の記事一覧

南部中卒業証書授与式(校長室より)

南部中の学校運営協議会の委員の1人として卒業式に参加させていただきました。

学校運営協議会は、構成メンバーは地域の方々ですが、組織としては学校内部のものととらえるので、来賓ではなく職員と同じ「学校の当事者」となります。(本校の卒業証書授与式にも学校運営協議会委員のみなさんには教職員と同じ場所にいていただくことになっています。)

今年卒業していった中学3年生は、3年前に小学校を卒業した子どもたち。まさに、緊急事態宣言が出たあの3月です。職員と子どもたちだけで行った卒業式で小学校を巣立っていった子どもたちです。

最後の最後に、コロナ前と同じ形での卒業式で巣立っていきました。とても立派な態度でした。

きっと、制限のある毎日だったとしても、止まらずに前に進むしかないその1日1日を、行うべきことを行いながら大切に進んできたのだと思います。

改めておめでとうございます。義務教育が終了です。いよいよ本番ですね。

次は小学校、6年生の番です。

 

 

 

 

卒業式練習(校長室より)

練習が始まって4日目です。

改めて、学年主任の青木先生が子どもたちに思いを伝えている場面。

小学校6年間の最後の日に子どもたちが最高の姿で臨むために今できること。今よりも少し高いところを目指すのであって、遙か上を求めるわけではない、そんな雰囲気で、子どもたちに思いを伝えていました。子どもたちも背筋を伸ばし、真剣に話を聞いていました。

とても良い緊張感のある時間でした。

「他者からの期待を受けることで成績が上がったり、成果が上がったりする心理効果」をピグマリオン効果といい、教育界ではよく出てくる言葉です。

必ずできると信じて伝えてやらせることでできることがあります。この程度で良いと思って子どもたちに関われば、その程度で終わります。

最後の最後まで、期待を胸に関わりを続けていきます。

 

そして、昼休みに体育館や校庭で遊ぶ6年生。

大変良い笑顔。緊張すべき時、緊張しなくて良い時、大切なのは切り替え、めりはりです。

 

メッセージカードと外壁(校長室より)

朝の時間に十数人の2年生が校長室にやってきました。

それぞれの子どもたちの手にはメッセージカードが。

「いつも遊んでくれてありがとう」「いつもドッジボールをしてくれてありがとう」・・・そんな言葉が書かれていました。

いやいや、遊んでもらってるのはこちらですよ。本当に。

いつもありがとう。受け取ったカードは、校長室のテーブルクロスにはさみました。

 

先日、教育委員会学校施設課の方が来校された際に、校舎の外壁の汚れに気がついてくださいました。歴史のある学校の校舎では、水が流れた後のような黒い汚れが気になります。

少しでも、きれいになればと、業者さんに依頼し、高圧洗浄機での洗浄をしてくださることになりました。長い期間、雨風に吹かれて、こびりついた汚れです。素人では歯が立ちませんから、これはとてもうれしいことです。

天気にも恵まれ、青空の下で作業をしていただきました。

 

塗り直したわけではないのですが、明らかに見た目が明るくなりました。

もう数日、作業は続きます。作業車が敷地内に入っているので、安全については呼びかけています。

外では作業、中では学習。みんなよくがんばっています。

もちろん外での活動もがんばっています。

 

PTA理事会(校長室より)

第4回の理事会が開催されました。お集まりいただきありがとうございました。

会長、校長それぞれからあいさつをしました。

報告事項では、学校から、各部からの活動報告がありました。

今年度も活動に制限のあった1年間でしたが、それぞれの部でできることを行う、という姿勢で活動していただきました。ありがとうございました。

PTA活動は、子どもたちを支える活動です。それは必ずや、子どもたちのためになっているものです。今年度の役員のみなさんには、1年間、お力をいただき感謝申し上げます。ありがとうございました。

さて、先日

来年度に向けてPTA会報誌が配付されました。

表紙には「全員平等に全員で協力を」「時代にふさわしい持続可能なPTA活動」という言葉がありました。

土南部小学校の子どもたちのために、どちらもとても大切なことです。引き続き、本校PTA活動へのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

卒業式の練習開始(校長室より)

今日から、卒業式の練習を始めました。

こう並んでみると、卒業のその時が近づいているんだなと実感します。

実行委員が今日の練習内容の確認をしました。練習は学年主任の青木先生が進めていきます。

最初に、校長からの話の時間で「自分たちのお祝いの式を大切に」「マスク着用について」「この10日間で真の6年生へ」の3つを話しました。

マスクについては、「入場から退場までつけなくて良い」と伝えました。もちろん、つけるという判断があっても良いのです。つけないという判断をしたとしても、できることなら入退場と証書授与の時は顔を見せてほしいと伝えました。また、13日以降の練習中は「基本マスク着用として、卒業式本番に備えよう」という話もしました。

 

練習では、椅子の腰掛け方など、式中の所作についても学びます。

証書のもらい方も学びました。時間を取って練習もしました。

腰掛け方、歩き方、受け取り方などの型は改めて意識すると、動きがぎこちなくなるものです。卒業式当日、壇上で歩くときに同じ側の手足が同時に出てしまう子どもたちを何人も見てきました。いつも考えて行っていないことを考えながら行おうとするとかえってこのようなことが起こります。

限られた期間、限られた時間の練習のなかで、スムーズに動けるようになれば良いと思います。しかし、実際はそれが大切なわけではありません。当日までの毎日を大切に過ごし、最後の最後まで成長して真の6年生を目指すこと。そして当日元気に学校に来ること。それ以上大切なことはありません。小さなミスは気にせず、この1日1日をしっかり味わいながら過ごしてほしいです。

今後、体育館では、良い緊張感の中での練習が続きます。

 

他学年も、自分たちの成長のための毎日がそれぞれの場所で続きます。