校長室より

2024年9月の記事一覧

いろいろなもよう(校長室より)

2年生の図工です。1組も2組も同じ時間に行いました。

しゃぼんの泡を使って模様をつくるという活動です。

用意されたいくつかの色の石けん水をつかってあわを作り、それを画用紙にのせていきます。とても楽しそうな活動で、2クラスとも教室のあちこちから明るいうれしそうな声が聞こえていました。

「校長先生、これ何をつくろうとしているか、わかる?」「うーん、魚かな」「うさぎでしたぁ」なんてやりとりもしながら見て回りました。

画用紙を持つ子、あわを作ってのせる子というように2人1組で交代で行っていました。

座学も大切ですが、席を立って手や口などの体を使っての活動を好む子どもはとても多いものです。体を動かすことが大好きですし、図工には国語や算数のように明確な正解がありません。活動するにあたってのルールさえ守れば、誰もが楽しく活動できます。とは言うものの、中には、「自由で良い」ということに抵抗を感じる子もいないわけではないので、殻を破る瞬間まで時間がかかる子もいます。

仮に、この作業中に「失敗した」と感じたとしても、作品が完成するまでにカバーできることもありますし、できあがるまでどんな作品になるかわからないところが面白いところでもあります。前向きに関わってほしいところです。

大切なのは、途中で投げないことです。最後まであきらめずに取り組んでみたら、ものすごい作品ができあがるかも知れません。

一人一人がどんな作品に仕上げていくか、楽しみです。

こぼれたバケツの水を拭いている子たちもいました。子どもが活動すると、いろいろなことが起こります。

 

PTA除草作業(校長室より)

草取りボランティアを募集しての除草作業でした。

ご多用の中、お集まりいただきありがとうございました。

草木がこの夏の期間にも伸び放題で、あちこち自然がいっぱいの状態でした。

気温が高くなる予報でしたが、みなさん完全防備で取り組んでくださいました。

広大な敷地内のあちこちに伸び放題の草木がある状態でしたが、ここは欲張らずに「できる方々で」「できる範囲を」ということで行っていただきました。

元保護者であり、現在南部地区青少協会長でもある西條さんも刈払機を使って作業してくださいました。

みなさんのおかげできれいになりました。ありがとうございました。

新刊展示会など(校長室より)

今週5日間、図書室で「新刊展示会」を行っています。

令和6年度分の市から配当された学校予算のうち、図書購入費が決まっており、その範囲内でどんな本が良いか選んで購入しました。

9類までバランス良くそろっています。

新刊展示会は、みんなにどんな本を購入したかをお知らせする意味があるので、貸し出しはまだです。手に取って眺めてみるだけです。

1冊でも多くの本が子どもたちに触れてもらえますように。

 

さて、毎年、つくし特別支援学校と交流をしています。(コロナ真っ最中の数年は行いませんでした。)今年度も6年生が行います。

 

つくし特別支援学校から古市先生が来てくださいました。体育館での予定でしたが、気温が高かったので、エアコンの効く音楽室で事前説明をしていただきました。

 

交流に向けて、つくし特別支援学校をクイズで紹介してもらったり、交流にあたっての意義や目的などを教えていただいたりしました。

今年も良い交流ができるよう準備を進めていきます。古市先生、本日は事前説明ありがとうございました。

気温上昇(校長室より)

気温上昇予報が出ていたので、2・3時間目予定だった2年生の学区探検は少しでも涼しい1・2時間目に前倒ししました。日中のWBGTは大変流動的で、厳重警戒の範囲を行ったり来たりでした。

「危険」の領域になると、学校では運動を中止しているので、外では遊べません。

継続的に気温計を見ていた限りでは「危険」にはなりませんでしたが、業間休み前には水分補給を全校に呼びかけ、昼休み前には水分補給と外遊び時の帽子着用を呼びかけました。

先生方にも帽子を着用するよう呼びかけました。

自分で判断してできれば一番良いのですが、遊びとなると多くの子が遊びのことしか考えなくなっってしまうので放送で呼びかけをしているわけです。

今日の大谷グローブの1年生3人組もちゃんとかぶっています。えらいぞ。

みんな放送を聞いて行動できているね。

こうやって「安全に」を心がけて過ごすことで、熱中症は必ず防げます。

写真の中の子どもたちはみな帽子を着用して安全に気をつけながら遊んでいます。しかし、放送で呼びかけても、かぶらずに外に出てくる子どもたちもいました。

「校長先生、○年生が帽子をかぶらずに遊んでいます。」と教えてくれる子もいました。「おお、本当だ。ありがとう、注意は先生がするから、君らは遊んでいなさーい」「はーい」のようなやりとりも数回ありました。子ども同士で注意をするとトラブルが生まれることもあるので、こんな時は大人がきちんと仕切らないといけません。

かぶってない子に声をかけると、しぶしぶ校舎内に入って行きます。

かぶらない子たちは、「危険」「安全」を自分たちで判断しているのかも知れませんが、久しぶりの暑い昼休みなのでこちらで管理しています。9月とは思えない残暑との予報も出ているので、引き続き気温計とにらめっこしながら子どもたちの活動について考えていきます。

明日も暑いようです。良い週末をお過ごしください。

避難訓練(校長室より)

訓練です。地震、それに伴う理科室からの出火を想定して行いました。

各クラス机の下にもぐり、頭を守る一次避難を行った後、出火現場を避けながらの二次避難で校庭に集まりました。

余計な話し声など聞こえず、素早い行動ができていました。

たまたま今年は元旦に地震が起きたので、気にしながら生活しています。だからと言って「今起こるかもしれない」といつもびくびくしていても仕方ありません。「いつ起こるかわからないものだから、起こったときにあわてない」という心構えが必要です。

校長の話の中で、日頃から先生の話や放送に耳を傾ける努力をしてほしい、と子どもたちに伝えました。学校にいるときは、必ず大人がいますので、その指示を信じて行動することになります。もちろん、大人がしっかり判断することが前提です。

避難訓練終了後、他の学年が校舎に向かっているとき、4年生が訓練を受けての振り返りをしていました。

同じ昇降口を使用する1年生との混雑を避けるための待ち時間で、伝えたいことがあったのでしょう。主任の先生が子どもたちに語りかけていました。

短い時間でも、その瞬間をのがさず自分の言葉で伝える、とても大切なことです。

 

その後の業間休みに外で元気に遊ぶ子どもたちの様子です。

休み時間は切り替え切り替え。たくさん遊んでね。

まだこの先、熱中症警戒アラートが出ることもあるでしょう。遊べるうちに遊んでおこう。それにしても、1年中短縄跳びをしている高学年児童がいますが、上達しています。継続は力なりです。

縄跳びも鉄棒も「好きこそ物の上手なれ」です。

短縮最終日(校長室より)

給食が始まって2日目。新学期3日目。今日まで短縮日課でした。

 

各クラスで、2学期の生活がゆっくりスタートしています。

 

約70日の1学期の後、約40日の長い夏休み。すっかりリセットされているのでは、というこちらの心配もよそに、さすが環境に順応できる子どもたち。学校生活の波に乗っています。さすがです。

 

2学期は今の学年での充実期。担任や学年の先生とのやりとり、友達同士のやりとり、自分からの関わり方で、学校生活を充実したものにしていってほしい、そんな願いを持って教室を回りました。

 

学期初めのこの時期に、がんばって学習に取り組む子どもたちの姿を見ることができてとてもうれしいです。「まずは、やってみる」そんな姿勢で前向きに、真面目に取り組むことは素敵なことです。

始業式で話したとおり、やってもできないこともある、がんばってもできないこともある、でも、だからと言って、最初からやらなければ何もできるようにはならない。

まずやってみる、そうすれば見つかることもあるし、次につながることもある。その姿勢でがんばる子どもたちを応援していきます。明日からいよいよ通常日課です。 

3階の床(校長室より)

夏休み期間中に3階の4年生教室前廊下の床をPタイルから長尺シートに替える工事をしていただきました。

タイルは、はがれたり、かけたりすると見た目も良くない上に段差も生まれ安全面で心配もあったので、かねてより教育委員会学校施設課へは要望を出していたのですが、この度、実施となりました。

とてもきれいで明るくなりました。よし、がんばろう、という気持ちになる子どももいるのではないでしょうか。

お金のかかることですし、柏市内の多くの校舎が老朽化に伴い様々な課題を抱えているため、一気にうちだけ直してというわけにはいかないので、まずは3階。きれいにしていただきありがとうございました。

 

さて2学期の2日目。自分のめあてを決めたり、席替えをしたり、係を決めたり、身体測定があったりと学期初めらしい動きの中で、各クラススタートしています。

今日、明日は少し気温も下がり、過ごしやすかったです。気温差で体調を崩さないように気をつけて過ごしたいですね。

しっかり食べて、しっかり休む、そうやって暑いと言われている残暑も乗り越えていきましょう。

2学期スタート(校長室より)

晴天で新学期初日を迎えられてほっとしました。

青空の下、良いスタートになりました。ただ、体育館での始業式はなかなかの蒸し暑さでした。

 

9月に元気に会おう、と子どもたちに伝えた終業式から44日の休みがありました。今日、久しぶりに子どもたちの顔を見ることができて、とてもうれしい気持ちになりました。

校長の話です。

校長室のドアにずっとはってある「やる気はやることで生まれる」という掲示物。

1年前の2学期の始業式で話したことです。「やる気が出ない」「やる気にならない」ということはよくあることだけれど、「やる」「行動する」ことで「やる気は生まれる」んだよ。

この夏、見た人もたくさんいるだろうけど、「オリンピック」あったよね。

相当準備を積み重ねてきた人たちが集まって競う場所。力のある人たちがどんなにがんばってやってきたとしても、望んだ結果にむずびつかないことはある。

みんなだって、がんばってやってみてもうまくいかないことや、できないこともあると思うよ。

それでも、一つだけ言えることは、「自分でやらなければ何もできるようにはならない」ということ。

やってもできないこともたくさんあるだろうけど、最初からあきらめずに「やってみる」姿勢で2学期もがんばろう。

 

2学期から曜日限定で来てくださることになった新しい先生の紹介をしました。

 

伊佐治先生です。過去に本校に勤務していた経験のある先生です。

生徒指導の田地野先生からは9月の生活の話。

最後に全校で校歌を歌いました。

 

式の後、6年生だけ体育館に残りました。ミニ学年集会です。それぞれの担任から、6年生全体へのメッセージが伝えられました。

話の内容は省略しますが、とても良い態度で話を聞いている子がたくさんいるように見えました。

 

校舎内では、黒板に先生方から子どもたちへのメッセージが書かれている教室もありました。

改めてのスタート、という感じがして、「2学期、がんばるぞ」という気持ちがさらに強くなった子もいるのではないかな。

改めまして、2学期が始まりました。保護者のみなさん、地域のみなさん、本校学校教育への変わらぬご理解ご協力をお願いいたします。