校長室より

2023年4月の記事一覧

1年生を迎える会(校長室より)

土南部小学校の子どもたちの素直で明るい部分がたくさん見えた会になりました。

 

1年生だけでなく、他の学年の子どもたちもみんな本当に楽しそうで、その場にいるだけでわくわくするような雰囲気が1時間ずっとありました。

 

久しぶりに集まっての楽しみにしていた会ということが一番大きかったのだと思います。

 

 

6年生に手を引かれて1年生が入場してくるところからスタートです。

 

これは、3学期の6年生を送る会とつながっています。その時は1年生が6年生をエスコートするのです。見た目は6年生が引っ張っているように見えるのですが。

 

今日を迎えるにあたり、各学年に役割がありました。2年生は朝顔の種を準備しプレゼント、3年生と5年生で首からさげるメダル準備、4年生は招待状とプログラムづくり、5年生は壁の装飾です。

 

それらの紹介をした後は、クイズを2種類行いました。

1つめは学校についてのマルバツクイズ。

 

2つめは私は誰でしょうゲーム。3つのヒントに当てはまる先生を選ぶというものです。

 

子どもたちは、2つのクイズに楽しそうに参加していました。子どもらしい反応の良さには、4月から来た教頭先生も驚いていました。

 

全校での校歌。「次は校歌です」と司会者のアナウンスがあると「イエーイ」という声が聞こえたりもしました。土南部小の校歌は格好良いですからね。

 

最後は1年生からのお礼です。呼びかけと歌。

なかなか立派でした。もちろん、幼稚園や保育園でたくさんの力をつけてきて、「いつまでも赤ちゃん扱いしないでよ」と感じることもあるかも知れません。でもね、そうやって、1年生に、お兄さん、お姉さんとしての役割で接することで、周りのみんなも成長するんです。もう少し、付き合ってね。

 

校長の話では、

①楽しい会になったのには、みんながルールを守ったからであること。②「自分がやられたり言われたりして嫌なことは、人にもしない、言わない」という土南部小のたった1つのルールのこと。

そして、③4月に起きたいくつかのトラブルに関して「人間は道具を正しく使える生き物である、使わなければならない生き物である」こと。

③については写真の小道具を使って話しました。

③は、4月に起きたいくつかの出来事を受けて子どもたちに直接話したかったことがあったので、①②の「楽しむためにはルールを」の話にこじつけて話しました。

 

ここまで準備を進めてきた児童会の子どもたち、担当の先生方、そして各学年の子どもたち、先生方、ありがとうございました。

3年生学区探検(校長室より)

昨日とはうって変わっての良い天気でした。

3年生が学区の様子を見に出かける学区探検です。

地図を探検バックにはさんで、出発です。みんな一斉にスタートしましたが、活動はクラスごとです。

学年の先生方で決めたコースを歩きながら、所々のチェックポイントで、そこがどこなのか、目印の建物や施設の名前を書きながら進んでいきました。

普段、遊びに行ったりするときに徒歩や自転車で通る道も、こうしてみんなで歩くと、今まで気づかなかったことに出くわしたり、新たな発見があったりするものです。

立ち寄った公園では、水分補給もしました。

そして、歩いてきた列をくずして何か活動した後に再集合したときに大切なのは「人数確認」です。忘れて1人公園においてきてしまった、なんてことがあってはいけません。

 どのクラスも、別々のタイミングで、担任の先生が指さし確認しながらしっかり人数を確認しました。

行く先々で「何年生?」と声をかけてくださる地域の方や、子どもたちの活動を温かく見守ってくださるバイクショップの方もいらっしゃいました。

地域のみなさん、大変お騒がせしました。ありがとうございました。

南部公園では、少し走ったりする時間もとりました。近隣センター内は静かに見学しました。

天気に恵まれた良い時間でした。今後の社会の学習に生かしていきます。無事に行って無事に帰って来ることができました。先生方、引率お疲れ様でした。

 

お着替え事情(校長室より)

私が小学生だった頃、あれはもう50年近く前。

 

体育の前後などに着替えるのは今も昔も同じですが、当時の女子は、「着ている服の内側で体操服を着たり脱いだりする」という大変器用なことをしながら着替えていました。「わかる」「そうだった」と反応された方々は、年代が近いかも知れません。

 

いつ頃からか、少数意見ではあるものの「更衣室はないのですか」と保護者の方から聞かれることがあるようになりました。

 

学校規模に規模にもよりますが、専用の部屋は用意できないことがほとんどで、例えば「屋上への階段の踊り場を使用する」という使い方をする学校はよくありました。実は本校もそうでした。↓

写真の中に見える赤い三角コーンに「着替え中」という表示が貼ってありました。着替えるときはその表示が見える位置にしてその先の見えないところで着替えるわけです。これが自分の小学生時代の風景だ、という方々もいらっしゃることでしょう。

 

今年度から、兼用ではありますが、更衣室をつくりました。カーテンも付けて廊下側からは見えないようにできます。

 

 良かった良かった、無事に着替えができる、でおしまい、とはなりません。

なぜか。

これによって死角ができるからです。校舎内で死角はつくらない、が学校の基本です。見えないところで何が起こるかわからないからです。ところが、大人の心配はよそに子どもは死角が大好きです。トイレの個室に用を足す目的ではなく仲良し2人で入るなんてことは時々あります。

 

そこで、死角のままにしない更衣室を意識しなければならないわけです。子どもたちはこういった管理が大変苦手です。使うときはカーテンを閉めても、部屋を出て行くときにカーテンをきちんと開けて出る子は稀です。

 

表示札をつくっても同じです。誰もいないのに「着替え中」になっているなんて日常茶飯事です。↓

死角をつくらないためには、着替えの時だけ見えないようにする、ということが徹底しなければ安全面で問題が生まれます。運用について、子どもたち、職員の意識を高めていくことが課題としてあります。

(所々の写真は、今日も真面目に授業に取り組む子どもたちの様子で、本文とは直接関係ありません。)

少しずつ(校長室より)

学年で外に出て体育。

今日はこの風景をいくつかの学年で目にしました。

何をしているかと言うと、50m走の記録を取っています。

高学年は1クラスごとに取り組んでいるようでした。友達の記録を書き留めています。

1年生もがんばっています。

体育発表会への第一歩です。「個人の記録を知る」です。少しずつ始まっています。

先週とは違って涼しい、というよりも寒い日が続いています。気温差で体を壊さないか心配なぐらいです。

 

そして、今日は土南タイム。1年生にとっては初めての長い昼休みでした。

この寒さにも負けず、元気に遊ぶ1年生、ん?大きい人が混じっていますね。

これはクラスの子どもたちから見えやすいように黄色い帽子をかぶった高学年の先生ですね。

 

さて今日、柏市教育委員会の生涯学習課から「子育て通信vol.11」が送られてきました。貼り付けておきますので、良かったらご覧になってください。↓

子育て通信vol.11(サイズ小).pdf

4月最終週(校長室より)

5年生の聴力検査です。

自分の番が来るまで、廊下で静かに待つ5年生。

落ち着いた良いスタートができています。

 

児童会室に何か置いてあります。

1年生を迎える会の掲示用のプログラムです。

6年生が、各クラスでちぎった紙を貼り付けてできあがっています。なかなか素敵な仕上がりです。並べて飾った本番の体育館が楽しみです。

 

4月も最終週となりました。

新しい教室、新しい先生、新しいメンバーとの落ち着いた生活が続いています。

疲れも出る頃でしょうか、先週よりお休みの児童が増えました。夏のような暑い日があったかと思うと、今日のような肌寒い日もあります。

体調管理をしっかりとして元気に過ごしてほしいです。

目指すところ(校長室より)

昨日は学校に足をお運びいただきありがとうございました。

学年によってではありますが、各教室の廊下に子どもたちの目標が掲示してあるのを見ていただけたと思います。

学年によって、枠も違って、それぞれに特徴もあります。

がんばりたいこと、つまり前向きなことが書いてあるので、読んでいるこちら側も元気がもらえる気になります。

5、6年生が同じ枠を使っていました。

よく見てみると・・・

左側に「こんな自分になりたい」そして右側に「そのためにすること」という枠があります。

何となく目指すのではなく、具体的に取り組みながら目指していく、という形がとても良いなあと思いました。

とは言え、子どもたちはいつもいつもそのことを考えて生活しているわけではありません。時々自分が書いたことを振り返って、「ああ、そうだった」と軌道修正しながら進んでほしいです。

この掲示物には、4月スタートの希望あふれる時にこれを書いた自分がいます。その想いを大切にしてほしいと思っています。

 

1年生が上手な掃除に向けて、学習していました。何事も、初めはできないところから始まります。

 

のぞみ学級の授業参観でした。ご参観ありがとうございました。

できることを目指して、がんばれ、こどもたち。

 

教育課程説明会・授業参観・懇談会・PTA総会(校長室より)

参観前の教育課程説明会にご参加いただきありがとうございました。

お話ししたことが絵に描いた餅になることがないように、教職員一同力を合わせてまいります。

令和5年度の担任と子どもたちがどんな雰囲気で学校で過ごしているか、たった1時間の授業ではありましたが感じていただけましたか。

多くの保護者様にご来校いただきました。いつもがんばっている子どもたちの背筋もちょっと伸びている各クラスの様子を感じました。

この後、学校生活の中で、子どもたちは良いこともそうでないこともいろいろと経験しながら成長していきます。経験の全てが成長のための栄養になると信じて、関わってまいります。暖かく見守っていただければと思います。

懇談会にもご参加いただきありがとうございました。

今日は参加できなかったとしても、お子さんを取り巻く教職員と保護者様の連携は、成長にとって大切なつながりです。今日に限らず、いろいろな場面で積極的につながってほしいと思います。

 

懇談会後のPTA総会も無事成立し、滞りなく終了しました。

令和4年度役員のみなさん、ありがとうございました。

令和5年度の役員のみなさん、よろしくお願いいたします。

清掃(校長室より)

本校では、月曜日、水曜日、金曜日の昼休み後に掃除があります。

週に3回です。この取り組みは令和4年度からです。

昨年度と変わったことがあります。掃除の時間を15分から20分に5分延ばしました。

5分延ばすことで、よりきれいにしようという願いがあります。

ただ、職員には4月当初に次のような話をしました。「掃除の手順をはっきりと示して、時間を延長したからできると思わないでほしい」と。小学生のうちは「自分たちだけでできる」ことを目指したとしても、活動に寄り添うことは忘れないでほしいと。6歳から12歳の子どもたちです。言われなくてもできる、とか、一度言えばわかる、ということはそうそうありません。

子どもは、がんばっているところを見てほしいし、うまくできたらほめてほしいものです。うまくできなくても励ましてほしいと思っているものです。やらせっぱなしで、結果だけ見て、できた、できてない、の評価では物足りませんし、次に続かないことが多いのではないでしょうか。

先生方には、「一緒に活動する」「できなくても、終了時には担当場所を見て回る」などいくつか具体的に伝えました。

今日は、「楽しい昼休みのあとは、みんなでするお掃除の時間です。みんなで学校をきれいにしよう。」と放送で呼びかけました。

いつもは校長室掃除を6年生と一緒にするのですが、今日は、担当の6年生に校長室掃除をお願いして、校舎内の清掃の様子を見て回りました。

学期のスタート、一生懸命仕事に取り組む姿があちこちで見えました。

みんなで過ごす学校。自分たちで使う学校。子どもも、大人もみんなで環境を整えるための時間として掃除の時間があります。一緒に活動しながらきれいにしていきます。

がんばる姿を撮っていたのに、最後の写真に写り込んだVサインはご愛敬。

1年生給食スタートと土南タイム(校長室より)

いよいよ1年生が給食です。

初めてのことなので2クラスとも準備の時間をたっぷりとりました。

私がのぞいたときにはすでに準備が終わっていました。

牛乳も今年度からストローレスなので、開け方も教えました。

毎日の積み重ねで上手に準備できるようになります。がんばってね。

おいしく食べられたかな。

 

そして今日は、今年度初の土南タイムでした。掃除の時間も遊ぶ、ロングの昼休みです。今にも降り出しそうな空模様。

1年生は給食後下校でしたので、2年生以上が元気に遊びました。

新しいクラスになって初だったので、いつもよりたくさんの子どもたちが外に出ていました。体を動かして遊ぶことはとても良いことです。土南部小の校庭は広いので思い切り走り回ることができます。

 

 先生方もたくさん出ていました。

ALTの先生も走る、走る。

校舎側は転ぶと大変危ないので、安全主任の田中先生が遊ぶ場所について全校児童に放送で呼びかけました。さらに、コーンを置いて注意喚起しました。

遊びだからこそ、楽しく、安全にです。ルールは必要です。

今年度も、たくさん遊んでほしいです。

そしてその遊びを通して、たくさんのことを学んでほしいです。

たくさんの目で(校長室より)

今日、校舎内の様子を見ていたら、

6年1組の先生が6年2組の子どもたちと理科の授業をしています。

6年2組の先生は6年3組の子どもたちと体育の授業をしています。

6年3組の先生は6年1組の子どもたちと社会の授業をしています。

6年生に関して言えば、1組の先生は学年の理科、2組の先生は学年の体育、3組の先生は学年の社会を担当しているわけです。教科担任制、交換授業、呼び名はいろいろですがそういうことです。6年生は他の教科でもこの形をとっています。

4年生も今日、その場面に出くわしました。

この形は、4年生以上で行っています。無理のない範囲でこの形を取り、いろいろな先生との授業での関わりを増やすことにより、学年の子どもたちを知ることを目的としています。

たくさんの目で子どもたちを見ていくことは大切なことだと考えます。良い学びにもつながることを期待しています。

 

先週の金曜日に柏市役所の広報部の方が2名でお見えになりました。教育委員会から担当の方も一緒です。

 

コミュニティスクールについての取材を受けました。

会長の西條さんと副会長の入道さんに来ていただいて、本校での取り組みについてなどご説明しました。

今回の取材は6月1日号の「広報かしわ」に掲載される予定です。

「地域の力を学校に」をスローガンとして昨年度から具体的な動きが始まっています。今年度もすでに岩石園の整備が始まっていますが、その他も少しずつ動き出します。

引き続きよろしくお願いいたします。