柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

本との出会いで広がる世界~松葉中学校

 松葉中学校の学校図書館は校舎3階にあり,校庭に面した明るく
使いやすい図書館です。
「本の森」(9類)と「メディアルーム」(0~8類)の2教室から成り
それぞれに机と椅子が配置され,同時に2クラスの利用ができます。

【授業での活用】

*1月,2年生理科の授業で気象と天気について調べました。
各自のテーマを決め,図書で調べまとめて発表しました。
 
 他教科でも図書を活用した学習が行われ,市内各校から
流通システムを利用し集めたり,市立図書館の学習セットの
貸し出しを受けるなど,必要な図書が行き渡るよう準備しています。

*「おすすめの本を紹介しよう」力作ぞろいのポップ

 3年生国語では,「読書への招待」の単元で各自おすすめ本を
選びポップを制作しました。クラスでおすすめ本を紹介し合い交流し,
その後ポップは廊下に掲示して多様な本を知る機会となりました。

【新刊展示会】

 毎年10月に新刊展示会を行っています。人気シリーズの本には
期間中から予約が入ります。

【図書委員会の活動】
 図書委員は毎日のカウンター業務の他に,全校に向けて発信を
しています。読書の秋のスタンプラリー・しおり作りコーナー等
イベント開催,朝の読書の記録,おすすめ本の紹介など。



 今年度は,本の福袋に取り組みました。
委員がテーマを決めて本を2冊ずつ選び,福袋にしたところ,
昼休みにあっという間に貸し出しとなりました。
「ふだん手に取らないような本が読めて良かった。」という
声もあり,急遽第2弾を実施しました。

 学校図書館が生徒にとって居心地の良い楽しい場所となり,
様々なジャンルの本を通して新たな発見ができるよう取り組んで
いきたいと思います。

第10回学校図書館指導員研修

○第10回学校図書館指導員研修
 3月16日(月)に予定されていた研修は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。例年行っていた実践発表は,『学校図書館活用活動記録ー学校図書館指導員-』の発行・配布をもって替えることとなりました。
 この冊子は各校の特色ある活動や図書館を活用した授業実践についてまとめたものです。


冊子『学校図書館活用活動記録ー学校図書館指導員ー』

第9回学校図書館指導員研修

○第9回学校図書館指導員研修(午後:司書教諭との合同研修)
2月27日(木)に予定されていた研修は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。
例年行っていた実践発表は,『学校図書館活用活動記録ー司書教諭ー』の発行・配布をもって替えることとなりました。
この冊子は,各学校の図書館を活用した授業実践をまとめたものです。


冊子『令和元年度 学校図書館活用活動記録ー司書教諭ー』

みんなで本をよモ~  大津ケ丘第二小学校学校図書館


よモ~くん

 こんにちは!
 大津ケ丘第二小学校 学校図書館キャラクターの“よモ~くん”です。
 今回は,様々な図書館活用を展開しているこの学校の活動を,
ボクがご紹介しましょう。

 大津ケ丘第二小学校では,1年生~4年生の読書会,
5年生,6年生のミニビブリオバトル,詩歌の暗唱や,
読書リレーなど,学校全体を通して色々な取り組みを
実施しています。
 秋の読書フェアでは,ビンゴ大会やPOPコンテストに
たくさんの児童が参加してくれました。
学校図書館の様子

 読書イベント「よモ~くんまつり」では,
子ども司書による読み聞かせや,広報委員が作った図書クイズで
大盛況でした。


 本校では,“広報委員会”が図書関連の仕事を行っており,
図書の貸出返却や書棚の整理などのほかに,
お昼の校内放送も担当しています。
企画内容は,読み聞かせや,ブックトーク,
クイズを出題したり,貸出数のランキングを発表したりと,
図書に関係するテーマを選んで,
担当の先生や学校図書館指導員と相談しながら,
委員が自分たちで考えています。
放送室のようす

“Hello Everyone…”と時には英語での放送にもチャレンジ!


 授業での活用も盛んです。
 今年4年生では,故事成語やことわざなどから,
自分の性格や人柄などを表現した言葉を選んで
自己PRポスターを作りました。地元の方が寄贈して
くださった新聞の切り抜きなども利用しています。
 資料を選ぶ児童 作成したポスター

 大津ケ丘第二小学校のみなさん。これからもたくさんの本をよモ~
 本を読むだけでなく,授業や委員会活動,
読書活動でたくさん学校図書館を利用してモ~らえるように,
ボクも学校図書館の顔としてこれからも頑張ります。

地域・社会・人とつながる場 ~富勢東小学校図書館~


「心が落ち着くステキな場所」
「すごくいらいらしていても、おちつくところ」
「ゆめの世界みたいなところ」。
さて,ここはどこでしょう?
ヒントは「落ち着いて本を読める場所」。

答えは…富勢東小学校の図書室です。これらの言葉は,
学校図書館だよりの中で,プレゼント応募券に
書かれていました。


 1年生から6年生まで合わせて90人の小さな学校ですが,
図書室は2階と3階にそれぞれあります。
新刊展示会は3階です。
味見読書で出会った本を覚えていて,
少し落ち着いた頃に探しに来る児童もいます。



 東小の子どもたちは,地域を愛し,また地域に愛されています。
読み聞かせボランティア「うさぎのみみ」さんは,
選書の幅が広く,学びの一端を担ってくださいます。
また富勢地域のふるさと協議会は,まとめた地域資料を
寄贈してくださり,5年生が富勢地区の調べ学習をした際に
有効に活用できました。



 年に一度,先生方によるオープン読み聞かせがあります。
図書委員の考えた図書ビンゴを持って,自分の選んだ本が
指定された教室へ向かいます。どの先生が読んでくださるかは,
いらしてからのお楽しみです。


 2年生が『さけが大きくなるまで』の学習と並行して,
生き物の成長や一生を描いた写真絵本を読みました。
読んだことを参考にしながら,オリジナルの紙芝居を作って
発表しました。同じ写真を使っていても,文章にはそれぞれの
個性が表れていました。



  学校図書館は社会や世界とつながる入口です。そのため
入口のコーナーは,その時のニュースに関係する本も展示しています。
ここは長くても1週間ほどで内容が変わります。
足と心がそこにとどまり,興味を持って学校図書館指導員に話しかけたり
質問してくれたりする児童が増えてきています。