柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

自慢がいっぱい!増尾西小図書館

増尾西小の図書館は、B棟2階にある広々とした図書館です。

子どもたちの教室があるA棟とは少し離れていますが、休み時間にはたくさんの子どもたちが集う

憩いの場所になっています。そんな増尾西小にはたくさんの自慢があります!

 

自慢① 【大活躍の図書委員】

増尾西小は、委員会活動が活発です。

自ら進んで活動することができる図書委員のメンバーたちは、低学年が乱雑に

書架に戻した本を「こうやって入れてね」と丁寧に指導してくれます。

またイベントも盛んです。1学期は「なかよしルーム」で低学年向けの「読み聞かせ」が

ありました。お迎えからお見送りまで、自分たちで行いました。

 

 

 

自慢② 【学校図書館内の大型モニター】

柏市内、どこを探しても図書館内に大型モニターを設置している学校は他にありません。

この大型モニターを使ってPowerPointを使ったオリエンテーションや普段の読み聞かせまで

行うことができます!

 

 

 

自慢③ 【本好きな子どもたち!】

増尾西小の子どもたちは、とにかく本が大好き!

指導員をつかまえては「おすすめの本を教えてください」攻撃に嬉しい悲鳴の日々。

一冊でも多くの本と出会ってもらいたいと、新刊展示会も大々的に行いました。

連日満員御礼の大盛況となりました。

 

〈低学年向け・絵本読み物コーナー〉

〈リクエストの多かった怖い本コーナー〉

他にも、授業や調べ学習で使える本も興味深く手に取っていました。

 

これからも子どもたちの期待に応えられる学校図書館作りを目指します!

 

第2回学校図書館指導員研修

 7/5(火)沼南庁舎大会議室で、午前と午後に分かれて開催されました。

今回は体験型研修です。

 

・体験Chromebook

指導課の太田真奈美先生と教育支援アドバイザーの田中香穂里先生にご指導をいただきました。

 

 指導員1人に1台のChromebookが手渡され、子ども達が授業の中で使っているJamboardを体験しました。

4人1グループで付箋に言葉(しりとり)を入力し、貼っていくというゲームです。スプレッドシート体験

では、夏休みに行きたい場所を紹介し、コメントをし合いました。

 

・体験読書会

 小学校2グループ、中学校グループに分かれて読書会を実施しました。

 

・選書検討会

 各校の選書リストを持参し、情報交換をしました。次期の選書に向けて、みんな真剣に参加

しています。

 

 体験型研修を通して積極的な対話が生まれ、楽しみながら、学びの多い研修となりました。

授業単元での学校図書館活用を推進するために、これからも発信し続けていきます!

 

読んでワクワク、調べてワクワク、そんな気持ちを大切に 富勢小学校

富勢小学校は明治33年に開校した児童数656人の歴史ある小学校です。図書館は

2階で、第一図書室(9類の物語の本)と第二図書室(0~8類の調べ学習の本)

の2部屋に分かれています。年間を通して、読書センター、学習センター、情報

センターとして様々な活動を行っていますが、ここでは近況をご紹介します。

 

五感で絵本を味わう~栄養教諭とのコラボ◆

コロナの感染予防対策を十分行ったうえで、1年生がソラマメの皮むきを行いま

した。図書館指導員が「そらまめくんのベッド」を読み聞かせし、栄養教諭が

絵本に出てきたお豆をクイズ形式で説明しました。むいたソラマメはその日の

給食の献立です。児童からは「ソラマメって大きいね」「ベッドの中はふわふ

わだね」との声が…。五感をフル活用して絵本もソラマメも味わえたようで

す。

 

 

 ◆どこででも百科事典で調べ学習を~Sagasokka!(さがそっか!)の活用◆

柏市で今年度から導入されたSagasokka!(さがそっか!)の活用が、端末

に慣れた高学年から順次始まっています。6年生ではSDGsや修学旅行、

5年生ではお米やAIなどの調べ学習がさっそく行われています。さまざ

まな検索メニューや音声・動画情報など、本とはまた違ったデジタルなら

ではの良さを実感したようです。本と併用しての活用に期待です。

 ◎6年生の自学ノート。自宅での調べ学習にも役立っています。

 

◆ゴールデンアップルめざして~読書のりんごの木◆

毎年3月になると図書館の廊下の窓は、桜の開花でピンク色に染まるの

ですが、それにも増してこの春、図書館に華やぎを添えてくれたのは

「読書のりんごの木」です。これは貸出冊数に応じて、緑の葉、黄色

の花、赤や金色のリンゴの実がつくもので、昨年度から始めました。

今はまだ緑の葉っぱだけれど、ゴールデンアップルめざして、全校で

楽しく読書に励んでいます。

 

◎今はまださびしいけれど…(1・4・6年生用と2・3・5年生用の木の2本あります)

 

 ◎昨年度の「読書のりんごの木」。今年度は全員でゴールデンアップルを実らそう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【読みたい!知りたい!調べたい!に応える学校図書館】柏の葉中学校

柏の葉中学校は創立5年目の市内で一番新しい中学校です。

学校図書館は一面ガラス張りで明るく、床や書架は木の温かみが感じられる造りで、

生徒の憩いの場となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 <人気の閲覧コーナー>

 

【情報発信する学校図書館】

本を読む楽しさを伝えるだけでなく、「知りたい」という知的好奇心を刺激するような

場所となるよう、日々、情報発信を心がけています。

カウンターには「今日は何の日」の掲示と、それに関連する「おすすめ本」を紹介する

コーナーを設け、毎日更新しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 <新聞コーナーと学習スペース>

 新聞コーナーでは、日刊紙2紙と中高生新聞を読むことができます。

英語の記事や投書欄、時事問題などは切り抜いて掲示しています。

昼休みには生徒たちが閲覧台を囲む姿が見られます。

2年生の国語の授業では、新聞の投書欄を教材として意見文を書き、

希望者は書いた文章を新聞社に投稿しました。

【学校図書館オリエンテーションと自校の推薦図書】

今年度は全学年で学校図書館オリエンテーションを実施しました。

3ケタの分類記号(NDC)と書架の配置を確認したので、本を

元の場所に返すというルールがほぼ守られています。

また、本校ではぜひ読んでほしい本を「柏の葉中推薦図書」として、

各学年20冊ずつ選定しています。その中から、指導員が各学年3冊ずつ紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 <2年生の学校図書館オリエンテーション>

【タブレット端末と図書を併用した授業】

柏市の小中学校では一人に1台、タブレット端末が貸与されていて、

調べものをしたり、レポートをまとめたりと、日々、様々な授業で使用されています。

「絵本の制作」では、市立図書館からお借りした絵本を手に取り、対象年齢や絵本の

ねらいについて考えることから始めました。手描き派もいれば、フリー素材の画像で作る

デジタル派、混合派もいるようです。館内にあるイラストの本やポップアップカードの

作り方の本を参考にする生徒もいます。どのような絵本ができあがるのか楽しみです。

<3年生家庭科 絵本の制作 構成を考え中…>

 【図書委員会の活動】

「来館者と貸出冊数を増やしたい!」

という思いから、図書委員会ではポップの制作を行いました。

館内でおすすめ本とともに展示しています。

図書館だよりや昼の放送でお知らせしたところ、昼休みに利用する生徒が増え、

おすすめ本の貸し出しも増えました。

今後の活動としては、先生方へのおすすめ本取材、柏の葉小学校への読み聞かせなどを予定しています。

 

 これからも、「癒しの場」「信頼できる情報が得られる場」として、学校生活をサポートしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

「子どもの力 図書館のためのブックフェア2022」がひまわりプラザで開催されました。

5月23日(月)から26日(木)、「子どもの力 図書館のためのブックフェア2022」が

ひまわりプラザ学習室で開催されました。

柏市学校図書館でお世話になっているTRC図書館流通センターの主催です。

 

24日は、合同研修会会場がひまわりプラザ大ホールでしたので、

多くの司書教諭・図書館指導員がブックフェアに参加し、

学校図書館にどの本を選書しようかと手に取っていました。

 

 

今回の「ブックフェア」は、SDGsに配慮した方法での開催となっており、

学校図書館での掲示や展示のヒントにもなりました。