校長ブログ

おーい、みんなぁ!(間違い探し)(校長ブログ)











<保護者のみなさんへ>
担任だったときに漢字10問テストをした時のことです。
テスト終了後、自分の答案を自分で丸付けさせた時より、隣の子の答案を丸付けさせた時の方が、評価が厳しい(ある意味正確である)という経験をしばしばしました。
また、ワークテストが終わった後に、「チャイムが鳴るまで見直しをしなさい」と指示を出しても、間違いに気づき直せる児童は多くはないという経験もしました。
このことから、「自分の間違いに自分で気づける力」をつけることが学力アップにつながる一つであると考えました。
そのためにしたことは一つです。
「できる限り、丸付けは子どもたちにさせる。
教師は、丸付けしたものの間違い探しをする。
その後、間違い部分をもう一度やり直させる。」

間違えることは悪いことではない、それを見つけ、直していくことが成長であり、学びである。自分の間違いに自分で気づけることはすばらしいこと。そんな話をした上で、この取り組みをしました。この考え方は今でも変わりません。学校は初めて何かを学びに来る場所ですから、間違いがあって当然です。間違いを恐れずに、学習、生活にのぞめる子どもたちを育てたいと思います。

今回は、わざと間違いをちりばめた答案から、間違いを拾い出す勉強です。他人の答案だから、簡単かな?