校長ブログ

学校のトイレ事情(校長ブログ)

10月になりました。
気候も落ち着き、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋など実りの多い季節です。
何事にも落ち着いて、気持ちよく取り組み、さらなる力をつけていきたいですね。

トイレ事情についてお話ししますので、便器の写真も出てきます。お食事中の方は、おいしく召し上がってから、ご覧ください。
(あらかじめお伝えしますが、掲載している写真は全て本校男子トイレのものであり、本日の記事のためにのみ撮影、使用するものです。)


これは、管理棟の個室の便器です。和式と言いますね。
私が小学生だった頃は、家も学校も公園もどこもかしこもこれ、和式でした。(しかも、低学年の頃の自宅はまだ水洗ではありませんでした。)これが当たり前でした。


そして、いつの頃からか、このような便器が出てきました。洋式ですね。(一番最初、これに切り替わったとき、うまく出せずに困って、わざわざ和式へ移動するという経験もあります。実際「体のつくりには和式があっていて、足下に足を乗せる台を置くと良い」というような記事を見たこともあります。)

洋式が主流になってきた時、和式の便器を見て「どっち向きに座るの?」と当時の低学年の児童に聞かれたことがあります。生まれたときから洋式のトイレしか知らない訳ですから、なるほど、と教室で一斉指導した記憶があります。こんな絵を黒板に描いて。

もちろんBが正解ですが、Aの矢印の所に便が乗っかってるのを日直の時に見たことがあるので、当時、Aの向きでがんばっていた子もいるのでしょう。

次は男子限定、小便器です。

一見同じように見えますが、違いがあります。
左は、上に水を流すボタンがあり、右にはボタンがありません。
その代わりに、右にはセンサーが付いています。

用を足してその場を離れると、自動で水が流れます。
ボタンを共有しない分、衛生的ではあります。
便利になったものです。
トイレは色々と進化を続けていて、学校にも一部あるウォシュレット機能付きや、近づくと蓋が自動であくもの、大便器でも用を足して離れると自動で流れるものなどを見たことがあります。

今、本校では、教室は担任、トイレは養護教諭と私、流しは教頭と教務主任、分担して
引き続き消毒作業を行っています。男子トイレの消毒中、流していない便を発見することが時々あります。水量の関係で、一度ではうまく流れなかったのだろうと予想できるものや、これ流し忘れだなと予想できるもの、いろいろです。流すのが嫌で言っているわけではありません。時代の流れとともに、道具は変化していきます。一気に変わることはまずありませんから、新旧が混在することは必ずあるでしょう。場を離れれば自然に水が流れるトイレが主流になったとき、「レバー付きのトイレは用を足したら自分で流すんだよ」という助言が学校でも必要になるときが来るのかな、なんてことを考えたわけです。








(写真は今日の様子です。)
現在、柏市ではトイレの改修工事を計画的に進めています。予算の関係で、一気にはできませんので、和式、洋式が混在している場所は本校でもまだあります。
本校は、教室棟と管理棟の二つの校舎がありますが、教室棟は全て洋式に変わっています。快適です。引き続き綺麗に使ってほしいです。