校長ブログ

全校遠足を終えて・・・

11月29日(金)、全校筑波山登山!!

今年で3年目を迎えた本校ならではの行事です。

当日は好天に恵まれ、紅葉も見頃、眺めも最高で、遠くには雪を被った富士山まで見えました。

たくさんの観光客の方もおり、ご迷惑をおかけしたことと思いますが、すれ違う方々に道を譲っていただいたり、励ましていただいたりしながら、何とか参加児童全員が無事に登頂することができました。

全員で登ることの意味、縦割り班で行く意味はどこにあるのか・・・

それは、やはり、学校教育目標の「自ら学び 心豊かに たくましく生きる とみせの子の育成」と、今年度の重点目標 「人間関係力を高め、挑戦し続ける子の育成と学校づくり」の達成のためです。

子どもたちは、普段から、掃除や縦割り遊びを異年齢集団のグループで行っています。このグループは、1年生から6年生までの全員を6班のグループに分けて構成し、毎年変えています。

異年齢で取り組むことの良さは、自分より年下の子と関わることで優しさや思いやりが育まれること、発達年齢に合わせた自分の役割を果たすことで自己有用感が高まること、年上の子が模範を示したり、リーダーになったりすることで自己肯定感が高まること、助け合いや励まし合いにより協力する力が身につくことなど、挙げればキリがない程たくさんあると思われます。

全校遠足は、この集大成です。

この日の子どもたちの姿、子どもたちを全力で支える先生方の姿は、本当に素晴らしく、校長として自慢に思いました。これまでの縦割り班での活動やこの全校遠足が、子どもたちをしっかりと成長させていることも実感できました。

筑波山の山頂からの景色も最高でしたが、全校で列をなして筑波山に登っていく景色も、ケーブルカーに全員が乗って紅葉を眺めながらみんなで降りる景色も、私にとっては最高で、本当に感動的でした。

感謝の気持ちでいっぱい、そして、富勢東小はやっぱり最高と叫びたい気持ちでした!(叫びましたが・・・。)