校長ブログ

当たり前を見直す(校長ブログ)

 今日は、ある児童と一緒に図書室で読書に浸る時間ができました。

 読んだ本の一文に

「人はあたりまえのことほど、それに対する感謝の心を忘れがちではないか」

と、書かれていました。

「朝はおかあさんが起こしてくれる」「体調を心配してくれる」「給食を作ってくれる」・・・

周りを見渡せば「当たり前」のことにどれほど助けられているかに気づきます。

 学校でも「子どもは学校に来るのが当たり前」と思いがちですが、

今日も変わらず顔を合わせ、挨拶が交わせることこそが「ありがたい」ことです。

「子どもが学校に来る」事はそれだけではありません。

 その子が登校してくれるだけで、他の友だちが面倒を見てくれて活躍する場面ができたり、

揃ってグループ学習ができたり、当番を代わらなくて済んだり、いろいろな場面で

「役に立っている」事にも感謝しなければなりません。

 今日も元気に登校してくれたことに感謝です。