酒小日記

校長先生の色画用紙!!

 新年あけましておめでとうございます! 

 令和6年の始まりは,体育館からスタートしました。5・6年生は4年ぶりに行った始業式,1~4年生にとっては,初めての体育館での始業式。みんなで1つの場所に集まることのできる喜びをかみしめながら,始業式が行われました。全校が揃って歌う校歌は,やっぱり格別です。みんなのびのびと歌っていました。

 校長先生のお話の一幕・・・。校長先生が,ふと1枚の色画用紙を子供たちに見せました。子供たちは,不思議そうに校長先生の色画用紙を見つめていました。1枚の色画用紙を机の上に置いた校長先生は,次から次へと50枚の色画用紙の束を見せ,それに合わせて,子供たちは50枚,100枚,150枚,・・・,300枚と数えていきました。最後の束を見せた校長先生は,「何枚だと思う?」とたずねると,当たり前のように子供たちは「50枚で,合わせて350枚」と答えました。

 その言葉を聞いて,校長先生は嬉しそうに「65枚です」と言うと,子供たちからは「ええっ!?」という声が。365枚・・・,察し良い子はすぐに,1年間は365日だと気が付きました。机の上に置いてある1枚の色画用紙は,薄くて見えにくいですが,365枚積み重ねた色画用紙は良く見えました。校長先生は色画用紙を見せながら,「みなさんの努力と同じかもしれませんね。今日1日頑張っても,目に見えるような変化はないかもしれません。それでも毎日コツコツと努力をして,少しずつ少しずつ前に進めることで,やがては自分もほかの人も気づくような大きな変化につながるのだと思います。」

 昨日の自分よりも今日の自分,今日の自分より明日の自分と,コツコツと努力を重ねて,なりたい自分に近づいていってほしいと思います。令和6年が,酒井根小学校に関わるすべての皆さんにとって,よりよい成長の1年にあんることを願っています。

  

P.S.令和6年は,机の上に積み重ねてあった365枚の束と横に置いてあった1枚を合わせた数ですね。