酒小日記

創立50周年記念式典

 本日,創立50周年記念式典を無事に挙行することができました。本来であれば,昨年度実施する予定でしたが,コロナ禍であったため,昨年度は実施せずに今年度に延期することになりました。現在,コロナウイルス感染症の影響が以前と比べて落ち着いてきつつありますが,感染防止を第一に考えて,やむなく放送室からのテレビ放送での実施となりました。

 創立50周年記念式典の準備は,今から2年前,令和元年度から始まりました。「そんなに前から準備を始めるの??」と考えるかもしれませんが,学校にとっての50周年というのは,それだけ重みのある年なのです。

 令和3年度に入ってからは,記念誌の作成や記念品の準備も佳境に入り,創立50周年記念式典実行委員の皆様,担当された保護者の皆様に何度も学校に足を運んでいただきました。本当にこれまでのご準備ありがとうございました。記念品や記念誌をお子様が持ち帰ったときには,その背景にある多くの方々の苦労も感じ取っていただければと思います。

 記念式典は,二部構成で行われました。第一部では,多くのご来賓の皆様より温かいお言葉やお祝いの言葉を頂戴いたしました。本当にありがとうございました。特に,卒業生代表としてメッセージを頂戴した地域の方からは,学校創立当時の1年間の情景が思い浮かべられるようにお話していただきました。当時の6年生が,先生方と一緒に学校づくりに励んだことがよくわかりました。それが礎となって,現在の酒井根小学校があるのだと改めて実感しました。

    

    

 第二部では,5・6年生の計画委員会が中心となって構成された児童会代表のみなさんによる発表を行いました。一人一台端末のプレゼンテーションソフトを利活用して,写真で見る酒井根小学校の50年間をみんなで振り返りました。ところどころに,クイズを織り交ぜながらわかりやすく酒井根小学校の50年間を伝えてくれました。酒井根小学校に来た有名人はたくさんいますが,その中でも驚きなのが先日文化勲章を受章されたプロ野球読売ジャイアンツの終身名誉監督の長嶋茂雄さんです。長嶋茂雄さんが夢の授業をしに来てくださったことがあることに,教職員も驚いていました。

  また第二部では,酒井根中学校吹奏楽部の皆さんの演奏も見ることができました。酒井根中学校吹奏楽部は,10月の第69回全日本吹奏楽コンクールで見事金賞を受賞されました。酒井根小学校の先輩方も多く活躍されています。全国トップクラスの演奏を子どもたちは固唾を飲んで聞いていました。酒井根中学校吹奏楽部の皆さん,素晴らしい演奏をありがとうございました!!

 次に,50周年記念キャラクターの発表がありました。酒井根小学校のみんなの投票によって,キャラクターが選ばれました。その名も「酒小ゴレンジャー」です!困ったことがあったら,どこからともなく助けに来てくれるかもしれませんね。

   

   

 式典終了後,児童会代表のみなさんが集まって,式典のふり返りをしていました。一人一人がここまで準備をしてくるのに,相当の時間とアイデアを必要としたのだとよくわかりました。児童会代表の皆さんありがとうございました。最後に,児童会代表の皆さんの感想をお伝えします。

◎緊張したけれど,酒井根小学校50周年を盛大に祝うことができた。あまりかまずに言えた。

◎今回の50周年記念式典では,緊張して何度も発言の言葉をかんでしまったが,最後までやりぬけたので良い発表になった。

◎放送室に入る時,僕はすでに緊張していました。「こんなに緊張している僕に児童会は務まるのか。」と思っていると,児童会のみんなや児童会長に「がんばろう!」と言われ,心強く思った。

◎ビデオ放送という形で全校放送するのは,5年生にとって初めてで,みんな緊張していたけど,そこまでかまずに,大きなこともなく,無事に終われてよかった。

◎みんなが聞こえやすい声で言っていて,あまり緊張しないでできていてよかった。

◎1年生をむかえる会や赤い羽根募金,代表委員会などの反省を活かしたすばらしい50周年になりました。