ブログ

酒小日記 令和3年度

交通安全教室

 「9353」さて,この数字は何を表すのでしょうか??
 実はこれ,昨年1年間に柏市で起きた交通事故の件数です。千葉県は全国でもワースト3に入るほど,交通事故の件数が多い都道府県です。その中でも柏市は特に交通事故の件数が多いと言われています。9353件を1日当たりに換算する約26件,1時間に1件以上交通事故が起きている計算になります。

 そのような状況を踏まえて,本日の3校時に1・2年生,4校時に3・4年生,5校時に5・6年生対象に,柏市役所の交通施設課の方をお招きして,交通安全教室が行われました。
 交通安全教室では,「交通事故にあわないためにはどうしたらいいのか?」という問いから始まりました。子どもたちからは「横断歩道を渡る」「信号を守る」「右・左・右を見て渡る」など,さまざまな意見があがりました。

 時速40kmで走る自動車が,ブレーキをかけてから止まるまでに約22進んでしまうそうです。でも22mと言っても,1・2年生は,「・・・。」という感じでした。長さの単位を学習していないので当たり前です。そこで,先生がメジャーを用意して22m延ばしました。「えっ!?まだ??」「うわー!」とびっくりする反応が多数ありました。あまりの長さに,車は急に止まれないということを実感することができたのではないかと思います。
 
 
 交通安全教室では,それぞれの学年に合わせたお話を聞いたり,DVDを見たりしました。3年生以上は,先生にお手本で自転車の乗り方を見せてもらいました。自転車に乗る前に「ぶたはしゃべる」を確認することが大切だということを学びました。
 
 
 まずは命を守ることが大切であると思います。そのために必要なことは何かご家庭でも再度お話をしていただけると助かります。