大一小ニュース

5年生:福祉教育③点字体験(総合的な学習の時間)

本日3・4時間目に,柏市福祉協議会の方々をお招きし,点字体験を行いました。

体験を始める前に「身の回りにはどのような場所に点字がありますか」という質問が投げかけられると,

児童から,「ジュースの缶,シャンプー,エレベーター,駅」といった意見が出ました。

普段点字を必要としない人にとって,意識しなければ点字がどこにあるか気づきにくいものですが,

児童はよく周囲を観察していることが伝わりました。

 

点字体験では,点字器を使って「あ・い・う・え・お」や数字,長音の打ち方を教わり,

繰り返し練習を重ねていくうちに,見本を見ずに自分の名前を打てるようになった児童もおり,

集中して取り組んでいました。

 

今回の体験を通して,児童は点字を覚えることの難しさや

視覚に障害がある方にとって点字がどれほど大切であるかを実感したようです。

また,この経験がきっかけとなり,他にはどのような場所に点字が使われているかを

知ろうとする視野の広がりも期待できるのではないかと思います。

(5年担任)