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校長室 令和5年度

令和5年度 第1回田中地区学校運営協議会(コミュニティースクール)

 6月7日(水)に標記の協議会が本校にて開催されました。

 柏市は、全市的にこの動き(学校運営協議会の設置)を本格化させており、この田中地区も昨年度から準備を進めてきたところです。

 本協議会は、田中地区の様々な団体(ふるさと協議会・青少協・地区社協・民児協等)の方々や、各校のPTA役員の方々、様々な形で学校を支援してくださっている方々に委員になっていただき、4校の校長も加えた18名で構成されています。

 今回は、各校の「学校経営方針」について承認をいただくこと、今年度の取り組みの方向性を確認することを中心に協議が行われました。

 地域で「育てたい子ども像」を共有し、実現のための具体策を検討していくことが肝要です。

 第2回は8月下旬に行う予定です。

 随時、協議会の内容についてご報告させていただきたいと思います。

 最後に、当日の様子を写真でご紹介させていただきます。

 

 

3年生社会科見学(市内巡り)

 先週の土曜日は、授業参観・観劇にご参会いただきありがとうございました。

 いくつかの劇団に連絡を取ったのですが、「本・図書室が重要な意味を持つこと」「内気な自分を変えたい主人公」「好きなことを人生の柱に」といった内容・メッセージから、劇団風の子さんの「チェンジ ~図書室のすきまから~」に決めました。

 子どもたちが楽しそうにしている姿を見ることができて本当に良かったと思っています。

 

 さて、本日は3年生と一緒に市内巡りを行ってまいりました。

 体調不良等で欠席者が4名ということになってしまったのは残念でしたが、参加した子どもたちは途中で体調が悪くなることもなく、無事に帰校することができました。

 小雨模様の中出発したのですが、見学・散策を断念しなくてはならないほどの降りにならなかったことが幸いでした。昼食時には雨が止み、柏の葉公園でお弁当を食べることができたことも、本当に良かったです。

 車窓から、また、現地で、子どもたちにはたくさんの気づきや学びがあったことと思います。

 今後、学んだことを表現する活動に入りますが、子どもたちの作品を楽しみにしたいと思います。

 以下に本日の様子を写真でお伝えします。

 

  <道の駅しょうなんにて>      <昼食・柏の葉公園にて>

修学旅行

 今週の月曜日・火曜日と修学旅行に行ってまいりました。

 

 大変残念だったのですが、1名発熱のため欠席となってしまいました。

しかしながら、修学旅行は、当日だけでなく、準備から振り返りまでのすべての時間が重要です。6年生は、自分たちが学んできたことを、欠席となってしまった子にしっかりと伝えることができると思います。

 みんなの力で、みんなの学びを深めていけたらと思います。

 

 さて、この2日間を振り返ってみると、6年生の良いところがたくさん発揮された修学旅行でした。

 以下に良かった点を記します。

 

①   話を聞く姿勢・態度

  ⇒ホテルの方やガイドさん、運転手さんなど、たくさんの方に褒めていただきました。

②   時間を守れたこと

  ⇒「5分前行動をしなさい。」と教員が注意する姿は今までに見たことがありますが、「5分前では早すぎる

   ので、3分前行動でいい。」と教員から言われる子どもたちを初めて見ました。

③   時間に余裕を持って行動できたこと

  ⇒子どもたちの行動が早いので、すべての行程が前倒しに進みました。

④   あいさつをしっかりできたこと

  ⇒ハイキングの際にすれ違った方々、華厳の滝や日光街道散策の際に出会った方々など、外国人観光客も含め、

   たくさんの子が進んであいさつをしていました。

⑤   自分の役割を自覚し、しっかりと責任を果たすことができたこと

  ⇒実行委員、係、班など、どの子も自分の役割をしっかりと果たしていました。

 

 6年生にも直接「到着の会」で伝えたのですが、本当によく「できる」子たちだと改めて感じました。

 小学校生活、残り約160日、様々な学習や行事、体験活動等を通して、この素晴らしい6年生がさらに成長できるようがんばっていこうと決意を新たにした2日間でした。

小学校専科非常勤講師等配置事業

 今年度、県が行っている標記の事業に関して、「体育」の枠が柏市に1校割り当てられたので、応募してみました。倍率は13倍だったとのことですが、厳正なる抽選の結果、本校に配置が決まりました。

 この事業の講師は、各ジャンルのスペシャリストばかりです。

 陸上やサッカーで大学・社会人まで活躍した選手、器械運動や水泳の指導に長けた方など、錚々たる方々が本校に指導に来てくださいます。

 可能であれば全学年に携わっていただきたいところなのですが、年間350時間と枠が決まっており、かつ、対象が1~4年生とのことだったので、3・4年生を中心に関わっていただくことにしました。

 現在は、「プレルボール」というバレーボールの基礎となる運動についてご指導をいただいております。

 今後は、6月・7月に「水泳」と「体つくりの運動」のご指導をいただく予定です。

 また、2学期は「かけっこ・小型ハードル走」「マット運動」「幅跳び・高跳び」「ベースボール型ゲーム」、3学期は「多様な動きをつくる運動」「リズムダンス」「ラインサッカー・ミニサッカー」等を計画しています。

 講師の指導は的確で、子どもたちをノせるのがうまく、人柄も素晴らしいので、この事業は子どもたちにとってメリットしかないと思います。

 極力私も授業に入りながら、子どもたちの体力向上と運動に対する意欲の向上を図ってまいります。

 以下に、授業の様子を写真でお伝えします。

    

 

第1回クラブ活動

 5月24日(水)に、今年度の第1回「クラブ活動」が行われました。

 クラブ活動を楽しみにしている子は多いと思います。実際、下校時に4年生の子が「校長先生、あと2日でクラブ活動です。ぼくは〇〇クラブになったので、とても楽しみです。」と声をかけてくれました。

 

 ところで、クラブ活動の「目標」と「内容」は、学習指導要領には以下のように記されています。

〔クラブ活動〕
1 目標
 クラブ活動を通して,望ましい人間関係を形成し,個性の伸長を図り,集団の一員として協力してよりよいクラブづくりに参画しようとする自主的,実践的な態度を育てる。

2 内容
 学年や学級の所属を離れ,主として第4学年以上の同好の児童をもって組織するクラブにおいて,異年齢集団の交流を深め,共通の興味・関心を追求する活動を行うこと。

(1) クラブの計画や運営
(2) クラブを楽しむ活動
(3) クラブの成果の発表

 

 私は、クラブ活動の良さは、「好きなこと(興味・関心のあること)に異年齢集団で取り組むこと」にあると考えています。今年は、19のクラブを設置することができました。たくさんの選択肢から自らの意思で選択をする(自己決定する)という行為は非常に重要です。そして、異年齢での交流は、子どもたちの学びを豊かにし、相手を思いやる気持ちを育みます。年間9回のクラブ活動を通して、子どもたちの「自主性」と「協力する力」を育んでいきたいと思います。

 

 以下に、当日の様子の一部を写真で紹介します。今回掲載できなかったクラブについては、2回目以降に掲載させていただきます。

  

   <昔遊びクラブ>        <バスケットボールクラブ>     <タグラグビークラブ>

 

  

  <理科おもちゃクラブ>       <屋外スポーツクラブ>     <ベースボール型クラブ>

小学校低学年の交通安全

 先日の「移動交番」の際に、担当の方から教えていただいたことがあります。

 今回はその内容をお伝えします。

 

①   小学校低学年の交通事故が多い「時期」

★5~7月と12月

⇒年度当初よりも学校生活に慣れてきた5~7月と、年末で皆慌ただしくしている12月が多いとのことです。

 

②   小学校低学年の交通事故の「発生時間帯」

★14時~18時

⇒この時間帯の事故が約64%。下校中と、帰宅後に外で遊んでいる時が要注意とのことです。

 

③   事故の「理由」

★小学校低学年の交通事故の約67%が「飛び出し」か「横断違反」

⇒安全を確認しないで飛び出す「飛び出し」と、横断歩道外や走行車両の直前直後の横断をする「横断違反」が多いとのことです。

 

 学校でも、交通安全に関する指導を折にふれ行ってまいりますが、ご家庭でも通学路の危険個所や交通マナー等について、改めてお話をいただけましたら幸いです。

 よろしくお願いいたします。

委員会活動

 今回は、学校教育の中で重要な取り組みの1つ「委員会活動」についてご紹介いたします。

 委員会活動とは、学習指導要領では「児童会活動」に位置づけられ、活動の目標は以下のように示されています。

 「児童会活動を通して,望ましい人間関係を形成し,集団の一員としてよりよい学校生活づくりに参画し,協力して諸問題を解決しようとする自主的,実践的な態度を育てる。」

 キーワードは「よりよい学校生活づくり」「諸問題を解決」「自主的、実践的な態度」ではないかと考えています。

 つまり、「全校児童が落ち着いて学校生活が送れるように、改善すべき点、改善できる点を話し合い、自分たちの力で改善していく」という活動だと思っています。

 私は、このような「自治的な活動」「課題解決型の活動」は非常に重要だと考えています。

 5・6年生が知恵を出し合い、協力して、より良い学校づくりに参画してくれることを期待しています。

 また、そのように指導・支援してまいります。

 最後に、先日の活動の一部を写真で紹介いたします。すべての委員会について紹介できないことをご容赦ください。

   

    <飼育・栽培委員会>       <保健委員会>          <計画委員会>

 

  

    <放送委員会>          <音楽委員会>          <図書委員会>

 

5月の全校朝会

 本日、リモートで5月の全校朝会を行いました。テーマは「あいさつ」です。「あいさつ」はとても大事だと考えています。気持ちの良いあいさつができるように、事あるごとに子どもたちには話していきたいと思っています。

 

 さて、教育分野がご専門の弁護士「真下麻里子」先生が常々おっしゃっているのが、「3つの団子に櫛を通すことが大事」だということです。この言葉は、「子ども」「保護者」「教職員」の三者の共通理解を図ることが重要だということを意味しています。私も全く同感です。

 そこで、私が直接全校児童に話すことができる唯一の場である全校朝会でどのような話をしているのかを、保護者の皆様にも知っていただくことを目的に、ホームページでお伝えをさせていただきたいと思います。

 以下に、本日お話した内容を掲載いたします。

 

<5月の全校朝会>

 田中北小学校の皆さん,おはようございます。

 新校舎での生活がスタートして、約1カ月が経とうとしていますが、新校舎での生活に少しは慣れてきましたか?

 今週は、学校があるのは今日と明日の2日間だけで、その後5連休になります。

 良いゴールデンウィークを過ごせるよう、体調に気を付けて過ごしてください。

 

 さて、今月の校長先生のお話は,あいさつについてのお話です。

  校長先生が朝,正門の交差点で皆さんの登校の様子を見守っている時,校長先生より先に進んであいさつをしてくれる子がたくさんいます。校長先生はとてもうれしい気持ちになります。

  朝だけではなく,休み時間や廊下ですれ違った時,下校の時なども進んであいさつをしてくれる子がたくさんいます。とても素晴らしいことです。

 逆に,校長先生があいさつをしても、素通りしていく子がたまにいます。

 校長先生はそういう子を見ると、「何か嫌なことがあったのかな?」「校長先生とはあいさつをしたくないのかな?」などといろいろ考えて心配になります。

  もし、校長先生の話を聞いて、「あいさつができていなかったな・・・」と思う人がいたら、今日から進んであいさつをするようにこころがけてください。

 

 あいさつをすることは、人と人とがつながる第一歩ですから、良い関係をつくるためにも、みんなで進んであいさつをしていきましょう!

 

 これで,校長先生のお話を終わりにします。

新校舎内覧会

 昨日、標記の会が開催されました。あいにくの雨にも関わらず、「2814」人もの方にご来校いただきました。

 近隣市の事例から、1500人くらいを想定していたのですが、想定をはるかに超える方々にご来校いただきました。

 ご来校いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 受付担当からは、「未就学児と小学生をお連れのご家族が多かった」と伺いました。現在本校に関わっていただいている方々に加え、次年度以降入学予定のご家族の関心が高いということだと思います。

 また、お声かけをいただいた方々から、お褒めの言葉や激励の言葉をたくさんいただきました。皆様のご期待に応えられるよう、気を引き締めて学校経営に努めてまいります。

 

 以下に、当日の様子を写真でお伝えいたします。

 

        <体育館の様子>              <1年生教室付近の様子>

 

 

    <ラーニングセンターの様子>              <家庭科室の様子>

 

1年生を迎える会

 昨日、1年生を迎える会を行いました。全校児童が初めて体育館に集まりましたが、大変広い体育館なので、密集している感じがなく、ゆったりと落ち着いた雰囲気で会を進行することができました。

 

 最初に1年生を学級ごとに紹介しました。1年生は元気よく返事をすることができました。

 次に、「〇×クイズ」を10問行いました。1年生の担任や私にまつわるクイズ、校舎や学校に関するクイズでしたが、子どもたちは楽しそうに参加していました。

 その後、1年生からお礼の歌「1年生になったよ」、校歌という流れで進んでいきました。

 1年生の歌は元気よく、かわいい振り付きだったので、気持ちがほっこりしました。

 校歌は各学級で、また、音楽の時間に歌ってきたことがわかる良い歌声でした。

 

 1つ気になっていたのが、大きな音(声)の苦手な子がいることです。そのため、イヤーマフ(ヘッドホンのようなもの)を用意しました。その子は、自分で判断して必要な時に着けるようにしていました。そして、クイズや歌など、すべての催しに参加することができました。

 

 会が終わってから、1年生数人に、「楽しかった?」と聞いてみたのですが、皆笑顔で「楽しかった」と答えていました。本当にうれしく思いました。

 

 最後に、会の一部を写真で紹介いたします。校歌を歌っている場面しか撮影ができませんでした・・・ご容赦ください。