校長室から

校長室 令和6年度

11月1日 下校時のマナー

投稿が大分遅れてしまいました。申し訳ありません。

10月の全校朝会では、登校時について話をしたのですが、さすが「打てば響く」子供たち。とても登校状況が良くなりました。

しかし、11月の全校朝会では、子供たちの下校時のマナーについてお話しをしました。その内容は2つです。

1つ目は、追いかけっこで車道に出ること。朝はだいぶ減りましたが、やはり帰りは追いかけっこをしたくなってしまうようで、車道に出たり、出るギリギリのところを通ったり・・・。いくら車が気を付けていてもふいに飛び出されたら間に合わないよ、という話をしました。

2つ目は、下校中のトラブルが増えていること。お友達をからかったりしてそれが追いかけっこにつながったりしていることが多くあります。相手の気持ちを考え、落ち着いた行動をしてください、と伝えました。

最後に、学校は元気に来て元気に帰るところです。ケガをしたり、いやな思いをして帰ることのないよう、周りを見て、お互いが気遣って生活していきましょうと締めくくりました。

2点とも、周りの状況を見る、相手の気持ちを慮る、といった「自分だけでなく他者に気づく力」ということになります。この力は、普段の生活の中で少しずつ培われていくものだと思っています。実際に学年が上がるにつれ、その力は向上していると感じることが多くあります。

しかし命に係わることについては、話は別。これからも口をすっぱくして伝え続けていきたいと思います。ご家庭でもぜひ子供たちに伝えていただけると助かります。

 

10月23日 林間学校を終えて・・・

 先週の17日(木)、18日(金)に手賀の丘少年自然の家に林間学校に行ってきました。大津中前で、バスに乗り込みあっという間に自然の家に到着。行く途中に、手賀の杜にある某コンビニが見え、子どもたちは口々に「ここをまっすぐ行くと僕の家!」、「私、ここにいったことある!」と話していました。

 近いことの利点として、午前中から活動できることが挙げられます。今年は、【コマ図】というものを使ったオリエンテーリング。【コマ図】は、曲がる方向が矢印で示されていたり、曲がる付近に地図記号が入っていたりします。しかし、これがなかなか難しい・・・第1ポイントにたどり着くまでに相当な時間がかかったようです。でも子どもたちは迷ったら、スタートに戻る、ということがきちんとできていて、最終的には全部の班が予定していた1時間でゴールすることができました。先生方も「迷ったらスタートに戻る」という、事前指導で伝えたことが子どもたちに浸透していたことに感心していました。

 そして、近いことの利点その2。それは、キャンプファイヤーに教頭先生と4人の先生方が手伝いに来てくれたことです。キャンプファイヤーでは、つい盛り上がって火の近くにいってしまう可能性もあります。なので、大人の目は多ければ多いほど良いのです。先生方は、焚火の番をしてくれただけでなく、レクの盛り上げ役も担ってくれました。キャンプファイヤーは、普段とは違った子どもたちの一面を見ることができる素敵な機会でした。子どもたちの充実した笑顔は夜空の中でもよくわかりました。

 他に、勾玉や焼杉などの体験学習、飯盒炊爨などいろいろな体験をする中で、子どもたちは少しずつ成長したように感じます。そういった場面以外にも、それぞれが係を担当していることで、グループのみんなに呼びかけたり、率先して動いたりする場面が多くみられました。これらも、子どもたちを成長させる要因となります。

 子どもたちは、ちょっぴり成長して帰ってきました。それは、今の時点では、目には見えない成長かもしれません。でも必ずこれからの学校生活に活かしてくれると期待しています。

10月1日 全校朝会にて

 気がつけばもう10月です。先々週までは暑い日が続き、子供たちも外で遊べない日が続いていましたが、ここ最近は気温も下がり、休み時間に子供たちが元気に校庭を走り回る様子を見ることができるようになりました。

 今日の全校朝会では、子供たちに3つのことをお話ししました。

 一つ目は、通知票について。今週末、通知票が担任の先生から手渡されますが、通知票は、担任の先生からのメッセージです。「みなさんの良いところはここだよ!」、「これからこんなところ伸ばして欲しいな。」という思いが詰まっています。「できた」「できなかった」で終わりにするのではなく、ぜひメッセージを心にとめて、これからも学習や係活動で活躍してほしい、と伝えました。

 二つ目は、挨拶について。「毎朝の交差点での旗振りでは、みなさんの挨拶に元気をもらっています。ですが、最近夏の疲れのせいか、少し挨拶がパワーダウンしている気がします。またみなさんから元気に挨拶してくれると嬉しいです」、と話しました。

 三つめは、登下校の仕方について。「1学期にも話しましたが、最近また気になっていることがあります。それは、黄色いポールよりも前に出て信号を待っていたり、追いかけっこをしながら登校をしたりする人がいるということ。朝の車は急いでいてとても危険です。スピードを落とさずに左折してくる車もいます。とても危険なので、落ち着いて登下校しましょう」、と伝えました。

 とても素直で、いつも「校長先生!」声をかけてくれる子供たちです。「この3つ、よろしくお願いしますね。」とお願いしたら、「はい!」と元気に返事を返してくれました。

9月2日 始業式

今日も朝から晴天で、暑さのため始業式はリモートで行いました。

始業式では、私からはこんな話をしました。

 「みなさん、おはようございます。今日も朝から暑いですね。夏休み中も暑い日が続いていましたが、元気に過ごせたでしょうか?

登校の時の皆さんの顔を見ると、充実した夏休みを過ごしたんだろうな、と感じられる人がたくさんいました。

さて、校長先生が1学期の終業式で言ったと思うのですが、夏休み中は目標を立てて過ごすことができましたか?そして、その目標は達成できたでしょうか?

達成できた人は自信をもって、達成できなかった人はこれから2学期で挽回していきましょう。

さあ、一番長い2学期が始まります。でもそんなことを感じさせないくらいにいろいろな行事があります。

5年生は林間学校、6年生は修学旅行があります。9月から早速校外学習が入っている学年もあります。学年関係なく、2学期もリーダーシップをとる場面がたくさんあります。

また、行事だけでなく学習にも力を入れてみましょう。まず、自分の考えを友だちに伝えることを意識してみましょう。伝えるためのポイントは、みんなに分かりやすく、要点を絞って。言い方も気を付けなければいけません。そして、時には友達の考えの良いところを取り入れる心の余裕も必要です。

この2学期も、いろいろなことを経験し、もっともっと成長してほしいと思います。

校長先生は、皆さんの更なる成長を楽しみにしています。」

 久しぶりにもかかわらず、登校時1学期と同じに元気に挨拶してくれる子供たちに、朝からパワーをもらいました。今学期も教職員一丸となって子供たちを支援していきたいと思います。よろしくお願いします。