令和6年度

2024年12月の記事一覧

心静かに…(3年生)

年に1度,子どもたちは書き初めに取り組みます。

3年生にとっては,習字の授業が始まり,初めての書き初めです。

毎年この季節は,書道の達人の先生をお招きして,3年生以上の全ての子どもたちに,ご指導いただいています。

今日は体育館に3年生全員が集まって,初めて長い書き初め用紙に文字を書きました。

まずは,心構えも含めて,達人先生からお話を伺います。

次に,先生がポイントを押さえながら,実際に作品を書いてくださいます。

子どもたちの真剣な気持ちが,写真からも伝わってきますね。(^^♪

百聞は一見に如かず。これが大変参考になり,子どもたちの書初めへの意欲を掻き立てます。

子どもたちが,自分の世界に入り,作品作りを始めました。

先生は体育館中を回りながら,子どもたちにアドバイスをくださいます。

作品が完成しました。できばえはどうだったかな?

新年に開かれる「校内書き初め展」では,さらに磨き上げられた作品が体育館中を埋め尽くすことでしょう。

保護者の皆様,その際はぜひ足をお運びください。

量ってみよう!(3年生)

3年生の算数「重さを量って表そう」の学習風景です。

重さの単位には,「g(グラム)」「kg(キログラム)」「t(トン)」と,いろいろあります。

その入り口の学習です。

身の回りにあるものの重さを量ってみよう!というわけですが,まずは身近な材料を使って重さを測定します。

今回単位となる材料は木でできた小さなブロック。

手作りの天秤(てんびん)を使って,物の重さをブロックの数と釣り合わせながら量っていきます。

量感覚も養いながらの体験的な学びです。

これが楽しい!

みんなで顔を突き合わせて,プラスチックのコップにブロックを入れて,釣り合いを調べていきます。

「スポンジ,軽いね! ブロック10個分!」「のりは重いなあ。うわー,56個分だ」

という具合です。

「単位を決めれば,物の重さを量ることができるんだね。」というのがこの学習のまとめになります。

そして,実は,このブロック1個が「1g」というからくりになっています。

こうして子どもたちは,「g(グラム)」という単位を体感していくわけですね。(^^♪

ちなみに,これは,その時の学習内容をまとめた,ある子どものノートです。

素晴らしいでしょう!

3年生ともなると,こんなにしっかりとノートテイクができるようになるのですね。

 

6年3組 SDGsの学習動画

6年生の総合の学習でSDGsについて学びました。
私達が主にやっていることは、13番の「気候変動に具体的な対策を」です。

鉛筆が短くなっても使える方法を開発しました。

これを作ると、CO₂(二酸化炭素)の排出を抑えることができます。

材料は折り紙やセロハンテープなどの身近にあるものでできます!

他にもキャップや補助軸でも対策できます!
皆さんで作って気候変動を防ぎましょう!

 

スタンプぺったん!(1年生)

今日は図工の授業「スタンプぺったん」です。

いろいろなカップ,トイレットペーパーの芯などを使って,大きな模造紙に好きな模様をスタンプしていきます。

これは楽しそう!準備の段階から,子どもたちの目はキラキラしていました。

これが実際の様子です。

「手のひらぺったん」が,みなさんお気に召したようで。

まあ,カラフルな手のひらが勢ぞろいです。

それはもう,大騒ぎ。

友だちと相談しながら,自由な発想で一つの作品を作り上げていく。

和気あいあいと作業をしていく,その過程がいいですよね。

完成した作品には,グループの個性がよく表れていました。

大満足の子どもたちでした。

 

 

見て学ぶ(3年生)

3年生の社会科の学習は,自分の住んでいる身の回りの環境について学ぶことから始まります。

自分の住んでいる「社会」を見つめるということですね。

できるだけ,実際の場所を見学(見て学ぶ)することが多いのも,3年生の社会科の特徴です。

今回は「はたらく人とわたしたちとのつながり」の学習の一環として,柏市の西武消防署の見学に出かけました。

さて,子どもたちの見学の様子をのぞいてみましょう。

消防署の人たちの仕事について一通り学校で学んできた子どもたち。

本物の消防士の方々の話を一言も聞き漏らすまいと,それはそれは真剣な態度でした。

各種消防車両も間近で見ることができ,目を輝かせていました。

今回は,学年を5班に編制し,グループに一人ずつ消防署の職員の方がついて,説明をしてくださいました。

ですから,子どもたちはもうかぶりつき状態です。

「あれは何の器具ですか?」「はしご車はいくらしますか?」と,質問もしたい放題。

見てください,メモを書く子どもたちのこの真剣な姿を。

 

記事では紹介できないのですが,レスキュー隊の皆さんの実際の訓練の様子も見せていただきました。

子どもたちは,大きな歓声を上げ,拍手を送っていました。

そして,お楽しみはこちら。

子どもたち全員,「防火衣」を着させていただきました。

記念写真でハイポーズ!

私たちの暮らしを守る消防署の皆さんの仕事を,肌で感じる貴重なひと時となりました。

子どもたちの中で,はたらく人たちへの興味関心が大きく膨らんだことでしょう。

西武消防署の皆様,お忙しい中ありがとうございました。

音楽の喜びと感動…

昨日は,校内音楽発表会に多数ご来校いただき,誠にありがとうございました。

子どもたちの心のこもった演奏の数々,お楽しみいただけましたでしょうか。

やっぱり音楽はいいですね。練習を重ねて,心を重ねて,一つの演奏を作り上げる。

その過程に,大きな価値があります。

そして,演奏を聴き手に届けて,音楽は完成します。

学校だよりにも書かせていただきましたが,本番までには数々のドラマがありました。

各種オーディションもその一つです。

たくさんの子どもたちが,指揮者や伴奏者,各種楽器の演奏者にチャレンジします。

そして,選ばれるのはその中の限られた子どもたち。

残念ながら涙を呑む子どもたちもいます。しかし,そこにも貴重な体験と学びあります。

ある保護者の方がアンケートに寄せていただいた感想をご紹介します。

「今回彼女は合唱の伴奏に立候補しましたが、選ばれませんでした。その夜は悔しくて家で涙する姿もありました。立候補が1人だったら伴奏出来たかもね、と心の中で思う私でしたが、彼女は選ばれた子の演奏の良かった所も教えてくれました。でも、もしピアノができるのが1人だけで、先生から頼まれて練習するのと、自分からやりたい!と取り組むのでは大きな違いがあると思います。競う相手がいたからこそ悔しさから立ち直る経験が出来きました。来年そこは!まさにそう思っているかもしれません。音楽発表会を通して、彼女の諦めずに取り組む姿勢や相手を尊重する優しい気持ちが見れました。今は次なる目標に向かって頑張っています。」

大切なのは,「音楽発表会を通して何を学び何を体験するか」なのですね。

そして,経験をへて,子どもたちは次のステップへと歩み始めます。

 最後に,この音楽発表会を成功に導いてくれた大切な子どもたちを紹介します。

午前の部の発表会の進行を務めてくれた,音楽委員会の子どもたちです。

全校児童の前で,マイクを使ってメッセージを伝える。どれだけ緊張することでしょう。

当日の成功を目指し,子どもたちは日々練習に励んできました。

この子どもたちの努力があってこそ,発表会はスムーズに整然と進みました。

音楽委員会の皆さん,ありがとう。そして,お疲れさまでした。

  (全校合唱「歌よありがとう」)

たくさんの方の心に感動を残した音楽発表会。

来年はどんなドラマと感動があるでしょうか…。