令和6年度

音楽の喜びと感動…

昨日は,校内音楽発表会に多数ご来校いただき,誠にありがとうございました。

子どもたちの心のこもった演奏の数々,お楽しみいただけましたでしょうか。

やっぱり音楽はいいですね。練習を重ねて,心を重ねて,一つの演奏を作り上げる。

その過程に,大きな価値があります。

そして,演奏を聴き手に届けて,音楽は完成します。

学校だよりにも書かせていただきましたが,本番までには数々のドラマがありました。

各種オーディションもその一つです。

たくさんの子どもたちが,指揮者や伴奏者,各種楽器の演奏者にチャレンジします。

そして,選ばれるのはその中の限られた子どもたち。

残念ながら涙を呑む子どもたちもいます。しかし,そこにも貴重な体験と学びあります。

ある保護者の方がアンケートに寄せていただいた感想をご紹介します。

「今回彼女は合唱の伴奏に立候補しましたが、選ばれませんでした。その夜は悔しくて家で涙する姿もありました。立候補が1人だったら伴奏出来たかもね、と心の中で思う私でしたが、彼女は選ばれた子の演奏の良かった所も教えてくれました。でも、もしピアノができるのが1人だけで、先生から頼まれて練習するのと、自分からやりたい!と取り組むのでは大きな違いがあると思います。競う相手がいたからこそ悔しさから立ち直る経験が出来きました。来年そこは!まさにそう思っているかもしれません。音楽発表会を通して、彼女の諦めずに取り組む姿勢や相手を尊重する優しい気持ちが見れました。今は次なる目標に向かって頑張っています。」

大切なのは,「音楽発表会を通して何を学び何を体験するか」なのですね。

そして,経験をへて,子どもたちは次のステップへと歩み始めます。

 最後に,この音楽発表会を成功に導いてくれた大切な子どもたちを紹介します。

午前の部の発表会の進行を務めてくれた,音楽委員会の子どもたちです。

全校児童の前で,マイクを使ってメッセージを伝える。どれだけ緊張することでしょう。

当日の成功を目指し,子どもたちは日々練習に励んできました。

この子どもたちの努力があってこそ,発表会はスムーズに整然と進みました。

音楽委員会の皆さん,ありがとう。そして,お疲れさまでした。

  (全校合唱「歌よありがとう」)

たくさんの方の心に感動を残した音楽発表会。

来年はどんなドラマと感動があるでしょうか…。