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2024年9月の記事一覧
美術館にようこそ!(5年生)
今朝,5年生の教室に入りましたら,子どもたちから
「校長先生,いいところに来ましたね。」
と声をかけられました。
子どもたちの机の上には,銘々が描いた絵が置かれています。
教室前方の黒板を見ると,「〇〇美術館」と記されていました。
どうやら,子どもたちが互いの絵を鑑賞する時間が始まろうとしているところに出くわしたようです。
題材は,子どもたちの心に素敵な思い出として残されている,林間学校の「キャンプファイヤー」。
絵の中心には,アクリル絵の具を用いて,天に向かって燃え盛る炎が描かれていました。
真剣に制作したことが伝わってくる力作揃い。
子どもたちは,クラスの友達の作品の中から,「これは!」と思った3人の絵を選び,
その魅力を鑑賞カードに書き込んでいました。
鑑賞カードが仕上がったのち,子どもたちは自分たちが選んだ友だちの作品の良さを,皆の前で発表していました。
精魂込めて仕上げた互いの作品を鑑賞し合い,称え合う。
「芸術の秋」の香りがする,とても素敵なひとときでした。
今度はミシンで「お助け隊」!(5年生)
5年生の家庭科では,ミシンを使ってエプロン作りが始まりました。
玉止め,玉結びと,手縫いの時にも悪戦苦闘した子どもたち。
今度子どもたちの前に立ちはだかるのは,「ミシン」です。
大変なことは何か。それは,「ミシンで縫えるように準備を整えること」です。
手順に従って,ミシンの各部位に糸をかけていきます。
これが難しい。一か所でも間違いがあると,ミシンは言うことを聞いてくれません。(^^;
最後に,上糸で下糸をすくって…
とても担任一人では子どもたちを指導しきれません。
「先生,見えません!」「わかりません…」「ミシンが動きません…」「糸が絡まりました!」
一歩も前に進みません。
そこで,学習ボランティア「お助け隊」の皆さんの登場です。
担任だけでは目の行き届かないところに,お助け隊の皆さんが入ってくださいます。
おかげで,子どもたちは,待ち時間なく,ストレスなく,ミシンの操作方法を身につけることができます。
ミシンを使った授業は,各クラス2時間続きで4回ずつ行われます。
今回お助け隊に来てくださる皆様は延べ45名いらっしゃいます。
子どもたちのために一肌脱ごうと動いてくださる方が,今回もこんなにたくさんいらっしゃいます。
本当にありがたいことです。心より感謝申し上げます。
さてさて,子どもたちは無事にエプロンを縫い終えることができるのでしょうか。
お助け隊の皆さん,これからもよろしくお願いします!(^^♪
※前回お伝えしたように,「お助け隊」は,コミュニティスクールから呼びかけに賛同してくださった
地域の皆さんで構成されています。
コミュニティスクールとは,「地域の学校」という意味です。
(運営委員会は,各校の校長はじめ職員。そして,地域の皆さんから組織されています。)
これからも,地域のたくさんの方のお力を借りながら,柏八小の子どもたちの教育を
より充実したものにしていけたらと願っております。
この記事をお読みの皆様にも,いずれ様々なお願いごとが舞い込むかもしれません。
その時は,どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。
がんばれ,2年生!(2,5年生)
スポーツの秋です。
柏八小では,これから運動会に向けて練習が始まります。
その前に,今はスポーツテストを実施しています。
今日挑戦したシャトルランは,有酸素運動による全身持久力を測定するための種目です。
やり方は簡単です。
決められた時間(ドレミ…シドの音階が鳴ります)に20メートルの直線を走り,
連続何回走り切れるかを測定します。
ただし,ドレミの音楽は,段階的に速くなります。(これがきつい!)
走る方はいいんです。全力を出し切ればいいだけなので。
問題は測定側です。一人の走者に付き,二人の測定者が必要となります。
しかも,判定は微妙になるので低学年の子どもたちにはちょっぴり難しい…。
今日は2年生のシャトルランでした。
測定のお手伝いとして,頼りになる5年生のお兄さんとお姉さんがサポートしました。
「がんばれー!」「もうちょっと!」「まだいけるよー!」
5年生が大きな声で応援してくれます。
応援の力は大きいですよね。2年生も力の限り頑張っていました。
ちなみに,1枚目の写真中央に移っている白帽子のお兄さんは,
ペースメーカーとして2年生をリードしてくれていました。かっこいいですね!(^^♪
2年生の子どもたちも,5年生になった時は,今日のことを思い出しながら,
小さな子どもたちの面倒をやさしく見てくれることでしょう。
本物との出逢い(4年生)
4年生は図工の学習で版画に取り組んでいます。
今日は,プロの版画家である大野隆司先生を講師に招き,各クラス1時間ずつご指導をいただきました。
大野先生はとても気さくで親しみやすいお人柄の方で,
子どもたちはあっという間に「大野ワールド」にひきこまれていきました。
ちなみに,子どもたちは大野先生のことを「師匠」と呼びます。(理由は子どもたちから聞いてください。(^^♪ )
師匠は,彫刻刀の種類と使い方の説明をした後に,
実際に版画を彫るところを見せながら,コツを教えてくださいます。
それがすごいんです。(なにせ,プロの技ですから!)
見てください,実演を見る子どもたちの表情を。
師匠があっという間に絵柄を彫り終えると,皆拍手喝采でした。
ちなみに,子どもたちが用意した版画の絵柄はこんな感じです。
さあ,いよいよ子どもたちの番です。
子どもたちが一斉に版画を彫り始めました。
彫刻刀を初めて使う子どもたち。なかなか師匠のようには彫れません…。
でも大丈夫。師匠が手取り足取り教えてくれました。(^^♪
師匠が一言声をかける度に,手本を見せる度に,子どもたちの目が輝き,
やる気スイッチがオンになっていくのが,傍から見ていて手に取るように分かりました。
本物との出逢い(今回はプロの版画家)は,子どもたちにとって大きな刺激になり,意欲喚起につながるのですね。
我々教職員も改めてそのことを実感しました。
師匠から手ほどきを受けた版画づくり。これからどんな作品へと仕上がっていくのでしょうか。
師匠から寄贈していただいた作品が,職員玄関の壁に飾ってあります。
ご来校の際は,こちらもご鑑賞ください。
大野先生,本日は大変お世話になりました。
~中学校へ向けて~(6年生)
6年生は,自主学習の質を上げるために各クラス特訓中です。
中学へ進学ししばらくすると,定期テストがあります。
そのため,日ごろから自分で予習や復習し学ぶ力をつけてほしいと思っています。
今日6年3組では,3名のキッズ講師に自分なりの自主学習の方法を伝授してもらいました。
実技も含まれており,有意義な時間になりました。
周りの子どもたちも,「うんうん」と大きく相づちを打ち最後まで真剣に話を聞いていました。
今後の成長が楽しみです♪
発表 ドキドキ…(1年生)
ここは1年生の教室です。
子どもたち一人一人が夏休みの出来事を絵に描き,絵をもとに,その時の思い出を発表していました。
皆,緊張しながらも自分の思い出をしっかりと語っていました。
☆わたしは,かぞくでくろべダムへいきました。ダムからにじがでてきました。ダムからでてきたにじをみて,みれいでした。
☆わたしはかぞくとうみにいきました。わきみずのうずまきにあしをいれたら,すいこまれそうになって,びっくりしました。とてもたのしかったです。
☆わたしはいとことプールにいきました。ながれるプールにいって,つめたくてびっくりしました。
皆さんは,人前で発表すること,スピーチすることには慣れていらっしゃいますか?
人前で自分の考えを伝えるというのは,緊張を伴い,かなりハードルの高いことだと思います。
(私は今でも全校朝会で子どもたちの前で話をするときはドキドキが止まりません!)
しかし,将来自立して社会で活躍するためには,
やはり相手に自分の考えや思いを伝えるスキルを身につける必要があります。
子どもたちを見ていてつくづく思うのは,やはり「経験と積み重ね」の大切さです。
「場数を踏む」ということですね。
ですから,児童会の子どもたちなんてすごいです。
全校児童の目を見て,生き生きと流暢な言葉で自分たちのメッセージを伝えることができます。
それだけの経験を積んでいるからですね。(大人顔負けのスピーチです!)
1年生の子どもたちも,たくさんの経験を重ねて,
自分の思いを表現できる力を身につけていってほしいと願っています。(^^♪
「お助け隊」参上!(4年生)
4年生の算数の授業に,強力な助っ人が現れました。
その名も「学習ボランティアお助け隊」です。
柏四中学区のコミュニティスクールを通して声掛けをしていただき,
「柏八小のこどもたちのためなら!」と,瞬く間に地域から多数の方が集結してくださいました。
現在4年生では習熟度別に3つのグループに分かれ(グループは子どもたち自身が選択)
3けた÷2けたの学習を行っています。
ご承知のとおり,算数は全ての教科の中で1番系統立てられた教科です。
3年生の学習までに積み残しがあれば,4年生の学習では間違いなく躓きます。
言い換えれば,「個人差が大きい」ということになります。
算数を苦手とする子どもたちには,できる限り個別に支援できる環境があることが望ましいといえます。
そこで助っ人の登場です。
9月4日から20日までの間,毎日5~6名の「学習ボランティアお助け隊」の皆さんが,
4年生の子どもたちのために授業のサポートに入ってくださることになりました。
今日はその二日目です。
実は地域の方にお声掛けさせていたいただいたのが9月2日。
それなのに,二日後の4日には,すでに4名の「お助け隊」のかたが駆けつけてくださいました。
私は地域の方の温かさ,子どもたちに対する思いの深さに胸をうたれました。
今後コミュニティスクール(「地域」の「学校」という意味ですね)という組織を通じて,
様々な形で学校のサポートをお願いしていきたいと考えています。
保護者の皆様,地域の皆様も,どうぞお心に留めておいてください。
また,お声がかかった際には,どうぞかわいい子どもたちのためにお力をお貸しいただけたらと思います。
帰ってきた子どもたち!
夏休みが終わり,校舎に,校庭に,子どもたちの姿が戻ってきました。
校庭で遊ぶ子どもたちの姿って,本当に素敵ですね。
笑顔と活気があふれています。
仲間がいるから学校はたのしい。
仲間と学べるから学校はたのしい。
仲間と遊べるから学校はたのしい。
子どもたちにとっての学校は,そういうところだと思います。
2学期がスタートしました。
子どもたちの心を耕し,大切な仲間と共にたくさんの思い出が作れるよう,
教員一同子どもたちをサポートしていきたいともいます。
2学期もどうぞよろしくお願いします!