今日の一枚

本物との出逢い(4年生)

4年生は図工の学習で版画に取り組んでいます。

今日は,プロの版画家である大野隆司先生を講師に招き,各クラス1時間ずつご指導をいただきました。

大野先生はとても気さくで親しみやすいお人柄の方で,

子どもたちはあっという間に「大野ワールド」にひきこまれていきました。

ちなみに,子どもたちは大野先生のことを「師匠」と呼びます。(理由は子どもたちから聞いてください。(^^♪ )

師匠は,彫刻刀の種類と使い方の説明をした後に,

実際に版画を彫るところを見せながら,コツを教えてくださいます。

それがすごいんです。(なにせ,プロの技ですから!)

見てください,実演を見る子どもたちの表情を。

師匠があっという間に絵柄を彫り終えると,皆拍手喝采でした。

ちなみに,子どもたちが用意した版画の絵柄はこんな感じです。

さあ,いよいよ子どもたちの番です。

子どもたちが一斉に版画を彫り始めました。

 彫刻刀を初めて使う子どもたち。なかなか師匠のようには彫れません…。

でも大丈夫。師匠が手取り足取り教えてくれました。(^^♪

師匠が一言声をかける度に,手本を見せる度に,子どもたちの目が輝き,

やる気スイッチがオンになっていくのが,傍から見ていて手に取るように分かりました。

本物との出逢い(今回はプロの版画家)は,子どもたちにとって大きな刺激になり,意欲喚起につながるのですね。

我々教職員も改めてそのことを実感しました。

師匠から手ほどきを受けた版画づくり。これからどんな作品へと仕上がっていくのでしょうか。 

師匠から寄贈していただいた作品が,職員玄関の壁に飾ってあります。

ご来校の際は,こちらもご鑑賞ください。

大野先生,本日は大変お世話になりました。