令和6年度

今日の一枚 令和6年度

発表 ドキドキ…(1年生)

ここは1年生の教室です。

子どもたち一人一人が夏休みの出来事を絵に描き,絵をもとに,その時の思い出を発表していました。

皆,緊張しながらも自分の思い出をしっかりと語っていました。

☆わたしは,かぞくでくろべダムへいきました。ダムからにじがでてきました。ダムからでてきたにじをみて,みれいでした。

☆わたしはかぞくとうみにいきました。わきみずのうずまきにあしをいれたら,すいこまれそうになって,びっくりしました。とてもたのしかったです。

☆わたしはいとことプールにいきました。ながれるプールにいって,つめたくてびっくりしました。

皆さんは,人前で発表すること,スピーチすることには慣れていらっしゃいますか?

人前で自分の考えを伝えるというのは,緊張を伴い,かなりハードルの高いことだと思います。

(私は今でも全校朝会で子どもたちの前で話をするときはドキドキが止まりません!)

しかし,将来自立して社会で活躍するためには,

やはり相手に自分の考えや思いを伝えるスキルを身につける必要があります。

子どもたちを見ていてつくづく思うのは,やはり「経験と積み重ね」の大切さです。

「場数を踏む」ということですね。

ですから,児童会の子どもたちなんてすごいです。

全校児童の目を見て,生き生きと流暢な言葉で自分たちのメッセージを伝えることができます。

それだけの経験を積んでいるからですね。(大人顔負けのスピーチです!)

1年生の子どもたちも,たくさんの経験を重ねて,

自分の思いを表現できる力を身につけていってほしいと願っています。(^^♪

「お助け隊」参上!(4年生)

4年生の算数の授業に,強力な助っ人が現れました。

その名も「学習ボランティアお助け隊」です。

柏四中学区のコミュニティスクールを通して声掛けをしていただき,

「柏八小のこどもたちのためなら!」と,瞬く間に地域から多数の方が集結してくださいました。

現在4年生では習熟度別に3つのグループに分かれ(グループは子どもたち自身が選択)

3けた÷2けたの学習を行っています。

ご承知のとおり,算数は全ての教科の中で1番系統立てられた教科です。

3年生の学習までに積み残しがあれば,4年生の学習では間違いなく躓きます。

言い換えれば,「個人差が大きい」ということになります。

算数を苦手とする子どもたちには,できる限り個別に支援できる環境があることが望ましいといえます。

そこで助っ人の登場です。

9月4日から20日までの間,毎日5~6名の「学習ボランティアお助け隊」の皆さんが,

4年生の子どもたちのために授業のサポートに入ってくださることになりました。

今日はその二日目です。

実は地域の方にお声掛けさせていたいただいたのが9月2日。

それなのに,二日後の4日には,すでに4名の「お助け隊」のかたが駆けつけてくださいました。

私は地域の方の温かさ,子どもたちに対する思いの深さに胸をうたれました。

今後コミュニティスクール(「地域」の「学校」という意味ですね)という組織を通じて,

様々な形で学校のサポートをお願いしていきたいと考えています。

保護者の皆様,地域の皆様も,どうぞお心に留めておいてください。

また,お声がかかった際には,どうぞかわいい子どもたちのためにお力をお貸しいただけたらと思います。

帰ってきた子どもたち!

夏休みが終わり,校舎に,校庭に,子どもたちの姿が戻ってきました。

校庭で遊ぶ子どもたちの姿って,本当に素敵ですね。

笑顔と活気があふれています。

仲間がいるから学校はたのしい。

仲間と学べるから学校はたのしい。

仲間と遊べるから学校はたのしい。

子どもたちにとっての学校は,そういうところだと思います。

2学期がスタートしました。

子どもたちの心を耕し,大切な仲間と共にたくさんの思い出が作れるよう,

教員一同子どもたちをサポートしていきたいともいます。

2学期もどうぞよろしくお願いします!

 

 

もうすぐ夏休み…

夏休み直前。

今日の子どもたちの様子をのぞいてみましょう。

こちらのクラスでは,テスト返しと間違い直しを行っていました。

わからなかった問題は,先生に質問しながら,納得するまで教えてもらいます。

1学期の学習のまとめをするうえでも,テスト直しは大切な学習ですね。

こちらはというと…

どうやらお楽しみをしているようです。

ハンカチ落とし,伝言ゲーム,ビンゴゲーム…。

1学期がんばったご褒美の時間,そのひと時を子どもたちは満喫していました。

こんなクラスもありました。何をしているかわかりますか?

教室の床の汚れ(えんぴつの芯で床が黒くなります…)を消しゴムを使って大掃除です。

みんなで力を合わせれば,床もピカピカになります! 偉いぞ,1年生!

大掃除と言えば,5年生。

なんと,奉仕活動として,5年生全員で,3時間目に大掃除をしてくれていました。

教室だけでなく,玄関や昇降口なども…

楽しそうに働いてくれている子どもたちの姿がとても印象的でした。

林間学校を経験して,また一つ成長したなと,大掃除に精を出す子どもたちを見て感じました。

ありがとう,5年生の皆さん。(^^♪

ハッスル,水あそび!(1年生)

いよいよ夏本番が近づいてきました。

生活科の学習の一環で,1年生が「水あそび」に興じていました。

子どもたちの夏のお楽しみの一つと言えば,やはり水あそびです。

一人よりも二人,二人よりも三人。大勢仲間がいれば,もっと楽しですよね。(^^♪

昨日はくもり空。絶好の水あそび日和でした。

 

友だちと水をかけあう子どもたち,校庭に水たまりをつくる子どもたち。

それぞれのやり方で,水あそびを楽しんでいました。

まもなく夏休み。安全に気をつけて,水遊びを楽しんでほしいですね。(^^♪

考えよう!表現しよう!(1,2年生)

本校では,算数を研究教科として,授業づくりを行っています。

本校の教育目標である「自立・尊重」

その実現のための重点目標「自分の考えをもって表現し行動できる子」

の達成を目指し,楽しくわかりやすい算数の授業づくりに取り組んでいます。

今日は,全ての職員が一堂に会し,授業参観をする「校内研究授業」の日でした。

今日のトップバッターは1年生。

今日は「どちらがながい」の学習です。

これまで,たくさんのものの長さ比べを学んできた1年生。

長さ比べなんて簡単です。と思ったら大間違い…。

今日は難問です。1枚の便せんの「たて」の長さと「よこ」の長さを比べなければなりません。

さてさて,子どもたちはどうやって問題を解決するのでしょうか。

なるほど,たてとよこの長さをそれぞれ紙テープに写し取って,比べるという方法を思いついたのですね。

同じ紙テープを使っていても,こちらの子どもたちは…

テープを1本しか使っていません。さて,この子たちは1本のテープをどう使ったのでしょうか。

なんと,1本のテープにたてとよこ2つの長さを写し取り,長さの差を見ていました。

(驚いたことに,この方法を利用した子どもたちがたくさんいました。すごい!)

こちらはというと…

紙を三角に折り,たてとよこの長さを重ね合わせ,直接比べられるようにしていました。

(なんと思考が柔軟なのでしょうか!)

この子はどんな比べ方をしたのでしょうか。

そうです。算数ブロックをたてとよこに沿って並べ,ブロックの数で比較しました。

(単位量当たりで比べたのですね。)

これはなにをしているところでしょう。

なんと,テープで長さを写し取る方法に悩んでいる子どもに,別の子がヒントを与えてくれていました。

ヒントをもらったことで,この後の作業はばっちりでした。

1年生であっても,教え合い学習ができるなんて,すごいですね。(^^

こうして,子どもたちは,自分たちが選んだ様々な方法で,「ながさくらべ」をしていました。

 

さて,こちらは2年生の授業風景です。

これまで習ったことを利用して,「780」という整数について説明しようという学習でした。

 さすが2年生です。学習問題が分かれば,スイスイ自分の力で問題を解いていきます。

図,数直線,さくらんぼ計算などなど。ノートには,様々な方法で解答が記されていました。

教室を見回してみますと,こんな掲示物がありました。

これまで習ってきた内容がまとめられているのですね。いわゆる「既習事項」です。

算数の学習ではこの既習事項の活用が,問題を解くカギになります。

習ったことを使って,いかに新しい問題を解いていくか。

先生が黙っていても,子どもたちがすいすい問題を解いているのには,こんな秘密があったのですね。(^^

自力解決した後はというと…

グループごとに自分の意見を持ち寄り,意見交換会をします。

自分と同じ考え方はあるか,友達はどんな解き方をしたのか。

みんなで確認し,話し合います。こうして,表現力をみがいていくのですね。

そして終盤戦。最後に全体でみんなの考え方を全員でシェアします。

何度も発表し,何度も聞き合う中で,理解が深まっていきます。

どうですか,この聞く態度の立派なこと!

大切なのは,単に算数の力が身につくことではありません。

算数の学習を通して,考える力,表現する力,聞き合い学び合う力を身につけることです。

柏八小では,算数の授業を通して,このような学ぶ力を育てています。

こうやって学ぶと,算数も楽しいものですよね。(^^

読み聞かせの世界

今日は「読み聞かせボランティア」の皆さんが、3年生の子どもたちに本を読んでくださいました。

子どもたちは釘付けになって、お母様たちの声に耳を傾けます。

スマホ、ゲーム、YouTubeなど、子どもたちは刺激的で情報量の多いメディアに囲まれて育っています。

そんな彼らが、なぜアナログで刺激の乏しい読み聞かせをこれだけ楽しみにしているのでしょうか。

ゲーム機になくて読み聞かせにあるもの。それは、肉声であり、真心であり、ぬくもりです。

子どもたちはそこに魅了されているのだと思います。幼子が子守唄に心地よく身を委ねるように。

我が子が幼い頃、寝かしつける際に、毎日子どもから読み聞かせをせがまれたものです。同じ本を何度も何度も…。

このとおり、子どもたちは読み聞かせの世界にひたり、目を輝かせてお話を楽しんでいます。

「どんなことを思いながら、本を読んでくださっていますか?」

スタッフの方にインタビューしました。

「とにかく本の世界に入り込んで読んでいます。本を通して子どもたちとやりとりをするのもとても楽しいですね。」

「高学年相手ですと、メッセージ性の高い作品を選ぶこともあります。その時は、やはり伝えたいという思いを強く持って読んでいます。」

「今日読んだ本はテンポが大切だったので、昨日しっかり練習しました。楽しんでくれていたら嬉しいですね。次は、落語も読んでみたいです。」

三人三様。皆さん大変魅力的な読み手のお母様たちでした。

本の魅力と共に,お母様方の優しさとぬくもりが感じられる,子どもたちにとって心地よいひと時でした。

「読み聞かせボランティア」では、随時新メンバーを募集中とのことです。この記事をお読みの保護者の皆さんもぜひご参加ください!

 

雨にも負けず!(3年生)

今日は子どもたちが楽しみにしていた校外学習の日です。

なのに,空からは雨がパラパラ…

でも,そんなことに負ける子どもたちではありません。

バスに乗るや否や,楽しいバスレクが始まりました。

バスレクで盛り上がっていたので,第1目的地である「房総のむら」まではあっという間の道のりでした。

さあ,これから見学という時に,雨が本降りとなりました。

かさをさしながらの見学ですが,子どもたちはへっちゃらです。

広ーい敷地内を,元気いっぱい歩き回り,たくさんの発見をしていました。

次の目的地は,航空科学博物館です。

まずは楽しみにしていたお弁当タイム!

成田国際空港からと飛び立つ飛行機が,展望室からはよく見えます。

子どもたちの大歓声が響き渡ります。

その他,飛行機にまつわる様々な展示品を見て,触って,体験して,子どもたちは見学のひと時を楽しみました。

昔の暮らしと最新の航空技術。

今日は全く異なる2つの世界で,たくさんのことを学ぶことができました。

 

 

大切な歯を守るために…(2年生)

今日は,2年生を対象としてスペシャルゲストによる特別授業が開催されました。

柏八小の校医(歯科医)さんによる「歯のはなし」です。

野生の動物の歯の写真を子どもたちに提示するところから授業はスタート。

サメは,一生の間,何度でも歯が生え変わるのだそうです。(知りませんでした…)

さて,子どもの気持ちをぐっとつかんだところで,先生からの質問です。

「なんで,人間だけが歯を磨かなければいけないのかな?」

すかさずたくさんの子どもたちの手が挙がります。

「お菓子を食べるからじゃないかな…」

ある子が鋭い意見を言いました。

先生が言いました。

「甘いものが虫歯になるんじゃないんだよ。甘いものは,虫歯菌の大好物なんだ。」

「虫歯菌が甘いものを食べて,たくさんのうんちをする。それが酸なんだよ。」

「その酸が固い歯を溶かしてしまう。それが虫歯になるんだね。」

ちょっぴり難しいお話でしたけれど,子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

画面には,歯磨きをさぼってボロボロになった歯の様子が,健康な歯の様子と共に映し出されます。

「うわあー,こんなのやだー」

一斉に子供たちが反応します。

「だよね,だから歯を磨かなければいけないんだよ。」

うーん,これば説得力がありますね。

栄養教諭もこの授業には参加しています。

子どもたちには何粒かの大豆が配られました。みんなで,一斉に口に入れます。もぐもぐ…

さあ,口の中で大豆はどう変化していくのでしょう。

 

「だんだん細かくなったよ」「だんだんやわらかくなった」「甘くなってきた気がするな」

ここでは,だ液の働きを学びます。

よく噛めば噛むほどだ液は分泌されること,だ液は虫歯の増殖を防ぐこと…。

大人が聞いていても,「なるほど」という話が満載でした。

最後に校医さんがこう言いました。

「どんなに甘いものをたくさん食べても,歯磨きさえしっかりすれば,虫歯にはならないんだよ。」

子どもたちは素直です。

「わかった,今日からしっかりみがく!」

なんと,授業が終わるや否や,子どもたちは歯ブラシを持って,我さきにと手洗い場に向かいました。

さて,子どもたちどんな感想を持ったかな?

 

☆これからは,歯みがきをがんばりたいです。どうぶつは,歯みがきがひつようないことを,今日はじめてしりました。歯みがきはだいじなんだなとわかりました。

☆よくかむと,虫歯のよぼうになることがわかりました。おうちの人に,どうぶつの歯のことをおしえてあげようと思います。

☆だ液はとてもよいことをしているなと思いました。歯みがきはとてもだいじだと思いました。これからはもっと歯みがきをします。

☆虫歯のことがよく分かった。歯みがきを毎日するよ。

☆ごはんを食べたら,ちゃんと歯みがきをやるんだな。わすれずに。どうぶつはかたいものを食べるからじょうぶなんだな。

 

人生100年時代。いつまでも自分の歯でおいしく食事がしたいものですね。

そのためには,1にも2にも丁寧な歯みがきです!

今日はとっても貴重なお話を聞かせていただきました。先生,ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

林間学校日記⑥(5年生)

林間学校も2日目に突入です。午前中はウォークラリーにチャレンジ。暗号のようなコマ図を解読しながら、チェックポイントを通過。

ポイントではいくつかの問題を解き、到着までのタイムを競います。果たして、全グループゴールに辿り着くことができるのでしょうか。

スタートした途端に森の中で迷ったり、あと少しというところでさまよってしまったり…。悪戦苦闘したグループが少なくありませんでした。

 

それでもみんなで力を合わせてゴールに向かいました。

林間学校も、いよいよ終わりに近づいてきました。

子どもたちにとって、たくさんの思い出の詰まった二日間になったことでしょう。

林間学校日記にお付き合いいただき、ありがとうございました。

お子様からのお土産話もお楽しみに!(^^)