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今日の一枚 令和5年度まで
ビブリオバトルにチャレンジ!(3年生)
「ビブリオバトル」をご存じですか。
「ビブリオ=書籍」+「バトル=たたかい」
参加者同士で本を紹介し合い,その中で最も魅力的で「読みたい」と思った本を投票により選ぶ。
本の紹介によるコミュニケーションゲームです。
3年生の教室で熱い戦いが繰り広げられていたので,参観してきました。
このように,ゲームの約束が担任の先生から明確に示されていました。
発表の得意な子,苦手な子,いろいろいます。
子どもたちが安心して紹介し合うための約束は大切ですね。
ちょっぴり緊張しながら,発表のスタートです。
感心するくらい,子どもたちは自分が選んだ本の魅力を,流暢に語っていました。
もちろん,それには綿密な準備があります。しっかりと原稿を書き込み,覚えこんでいるのです。
この原稿があるからこそ,子どもたちは自信をもって発表できるわけですね。
ただ,感心したのは,原稿には目もくれず,全て頭に入れて,
その場で考えながら,「相手に伝わる生きた言葉」で発表する子が多かったことです。
本のページをめくりながら,挿絵を見せながら,表紙の絵を上手に活用しながら…
表現の工夫が随所に見られました。
子どもの力は計り切れませんね。3年生がこれだけのプレゼンをするのですから。
担任にインタビューしてみました。すると…
「できるだけ,原稿を見ないで発表しようね!」と投げかけていたそうです。
担任の先生の言葉1つで,ここまでできる子どもたちは,やっぱりすごいです!
本を紹介した後には,グループの友達から質問が出されます。
それに答えることによって,さらに本の魅力が伝わるわけですね。
この日のバトルは,グループの代表を決める戦いでした。
グループ内での投票が終わり,いよいよ結果発表です。
代表に選ばれた子どもは,満面の笑みで喜んでいました。
そして今日。グループの代表者による決勝戦が行われたとのことです。
クラスのチャンプ本に選ばれたのは…
おめでとうございます!
この本の人気が一気に高まることでしょうね。
ビブリオバトルをとおして,本の魅力,表現の喜びを味わったことでしょう。
みんな,よく頑張りました。花丸です。(^^♪