総合的な学習の時間×国語×家庭科×社会　総合的な学習の時間×算数

今日は３時間目に５年４組、４時間目に６年３組、放課後に協議会という日程で校内授業研究会を行いました。

５年生は総合的な学習の時間に農業課題解決のために地産地消を推進すべく、「子供でも食べやすい料理」を考えてきました。この時間は、国語「すいせんしよう「町じまん」」や「案内やしょうかいのポスター」の学習と関連させながら、自分たちが考えたレシピの紹介文をブラッシュアップすることが目標です。

はじめに、メンバーが分散して他のグループから評価をしてもらいます。他のグループのレシピや紹介文、自分たちのグループへの意見など情報収集をします。そのあと、レシピのグループに戻り、自分たちの紹介文をよりよくするために、持ち寄った情報を整理分析。紹介文を改善してまとめていきます。さらにグループ内で改善した紹介文を、もっと短くするには？もっと伝わりやすくするには？と新たな課題を設定して対話的にすすめていっていました。３学期はいよいよ、レシピをPRしていきます。

６年生は総合的な学習の時間に「受け継ごう　地域の宝」をテーマに地域の伝統文化「三匹獅子舞」や篠籠田村の歴史などを調べ、先日はイベントを行いました。算数の「データを使って生活を見直そう」と関連付け、イベントを通して自分たちが伝えたいことが伝わったのかをデータをもとに分析しました。限られたデータの中から、自分の意見とその根拠を明確にし、受け継いでいくためにはこれから何をしていくかを考えました。参加した人数が少ない学年にはあまり伝わっていないのではないか、楽しかったという感想では伝わったところまではいっていないのではないか、などの意見が多く出ました。そこで、受け継ぐために６年生を送る会で引き継ぎたい、ポスターやパンフレットで伝えたい、学校行事や授業の中で三匹獅子舞をこれからも扱ってほしい、修学旅行は西光院にしたらいい、などなど新たなアイデアがでてきました。これからどう受け継いでいくか楽しみです。

協議会では今日の実践を職員で振り返りながら、柏市教育委員会の講師から、本校の研究テーマ「主体的・対話的で深い学び」を実現する児童の育成～カリキュラムマネジメント通して教科をつなぐ・地域とつながる～」についてご指導いただきました。明日からの実践に活かしていきます。