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2023年8月の記事一覧
締めのうどん
夏季休業中も部活動で登校している生徒達ですが、家庭科部の夏休み
前半の活動は本日が最終日。普段は輝秋祭に向け机の上からはみ出る
ほど大きな布を加工していますが、本日は本格的な手打ちうどんと
ゼリーを作っていました。
食べる時は気に留めたこともありませんが、1玉のうどんとは一体
何本のうどんの塊なのでしょうか?巨大な生地を均等になるよう少し
ずつ丁寧に切り、切ったうどんを一本ずつ広げる家庭科部を見ていると、
安いものでは100円以下で買えるあの1玉にも相当な労力がかかって
いるように思えてきます。なかなか時間のかかる大変な作業ではありそう
ですが、日頃から鍛えている手先の器用さと部員達の連携により、短時間
で数えきれないほどの本数のうどんを量産していました。ちょっとした
空き時間に調理器具をどんどん洗っていく気配りも素晴らしかったです。
ピッチングの極意 ~下半身偏~
現在は卓球部の顧問ですが、学生時代は大阪屈指の強豪校でピッチャーとして
活躍し、バッテリーを組んでいたキャッチャーはプロ野球選手になっているほどの
活動実績を持つ2年1組の担任。野球を見ていると昔の血が騒ぐのか、本日は
野球部のピッチャー達にピッチングにおける下半身の使い方をレクチャーして
いました。
最初のトレーニングは、遠くから見るとブランコにでも乗って遊んでいるかの
ように思う、見たこともないもの。日頃とは違う練習に生徒達も刺激を受けた
のではないでしょうか。慣れない練習にもガンガン挑戦していきます。
俗に言う「球に体重を乗せる」重心移動と足の使い方という、難しそうな解説も
聞いていましたが、徐々にコツをつかみだし特別講師からも認められる球を
投げていました。
(保護者用ページの野球部のページを更新しました)
剣の道に終わりはない
まだギリギリ柏三中の生徒である昨年度の最終日まで稽古をしていた
剣道部の卒業生ですが、本日も武道場で汗を流しています。面により
素顔は見えませんが、中学生よりも鋭い打ち込みとやや野太い雄叫び
により、すぐにその存在に気付くことが出来ました。また、素早いのは
打ち込みだけではありません。防具の装着も以上に早く、三中生と同時
に準備を始めると一足先に装着が完了しており、細かいことではあり
ますが、剣道に向き合ってきた時間の違いが伝わってきます。
総体は終了しましたが、昇段審査を控える3年生も武道場で型の練習
をしています。総体が他人との闘いだとすると、昇段審査は自分との
闘いといったところでしょうか?自身の技術の向上のため、同じ動き
を繰り返し練習して動きの精度を高めていました。型の練習が終わると
後輩達と打ち込み稽古に励んでいましたが、そこでは見事な一本を決めて
おり、引退してもなお、後輩たちにとって良い目標であるように感じました。