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活動の様子(R04年度)

DIY

11月初旬から自家製腐葉土を作成するスペースを開拓

していた菜の花学級。雑草が生い茂り石も混じった荒地を

整備する一大プロジェクトでしたが、見事に最後まで成し

遂げていました。

腐葉土を囲う板は学校にあった木材を加工して作っており、

作成するに当たって新しく購入したものは無いと思われます。

菜の花学級の自給自足の精神は肥料づくりだけでなく、野菜

につく害虫駆除の方法にも表れています。そこそこのスペース

に野菜が植わっていますが、1つ1つ丁寧に虫による食害が

ないかをチェック。既製品の農薬には一切頼りません。畝を

跨ぐ姿勢は足腰にきそうですが、高品質な野菜を作るため、

低い姿勢をキープしていました。

 

 

 

鑑定団

11月4日には、松戸市立博物館のホームページにあるVRツアーで

学校にいながら博物館見学をしていた菜の花学級。本日は柏市教育

委員会文化課の方が、柏市内で出土した土器などを学校まで持って

きてくださり、画面越しでない実物の土器を見せてくださいました。

特別授業中、複数ある土器の中からどれが一番新しいか目利きに

挑戦する生徒達。土器の模様や形をじっくりと観察して年代を推理

していました。

土器の中には柏三中の近所にある今泉遺跡から出土された物もあり、

なんとそれは4000年前の縄文時代後期に作られたそうです。自分

達が住んでいる土地に、それほど昔から人々が暮らしていたことには

生徒達もさぞかし驚いたことと思います。

貴重な文化財だけでなく「土器は遺失物扱いで、発掘したら一度警察

に届け出る必要がある」「新潟県の石材で作られた石斧が柏市内で

出土した」などなど、色々な知識まで教えてくださいました。

 生徒達に貴重な体験やお話を提供してくださりありがとうございました。

おはようAll Days

朝のあいさつ運動「おはよう3Days」で、生徒達の朝の

あいさつの様子は保護者の方にも伝わったと思われますが、

放課後のあいさつの様子も是非ともご覧になっていただき

たいほど素晴らしいです。

特に凄いと感じるのは、体育館に入った瞬間にあいさつを

してくるバスケ部と、自分があいさつをされているという

確固たる自信を持てないほど遠くからあいさつをしてくる

ソフトテニス部です。1人が職員に気付いてあいさつをする

と、それに続いて全員があいさつをするところからは、

チームとしての団結力も感じさせてくれます。

 

※ 保護者用ページの卓球部のページを更新しました。

好きこそものの上手なれ

3年生の情報の授業では、自分の好きなものについて

プレゼンテーションしていました。学習に関係なければ

ダメという制限から解き放たれた生徒達は、ゲーム・

漫画・ドラマ・グルメ・音楽などなど、自らの趣味を

全開にした発表をしていました。

好きな物の発表だけあり、その内容はかなりマニアック

で、そのジャンルに精通した者でなければ理解できない

ような固有名詞がドンドン飛び出てきていました。若者

でなければ話についていけないかと思うと、紹介している

ものの魅力を具体的に解説もしており、聞いている生徒達

に新たな世界に興味を持たせるほどの魔力がありました。

発表の最後に見事なダイレクトマーケティングをしている

生徒などは、プレゼンテーションの才能の塊と言えそうです。

座布団1枚

11月1日の記事でも紹介された1年生の「自分流故事成語」も

全員が作成を終えました。完成した作品の中から各班の代表を選び

クラスのナンバーワン自分流故事成語を決めるチャンピオンズリーグ

が開催されていました。

発表するまでには、代表者のスライドを更に良くするため班全体で

改善点を挙げる1年生。挿絵が登場するタイミングや文字のサイズ

や色など、最高のプレゼンを追求するために細かい部分まで話し合い

をしていました。

ナンバーワンとなった故事成語は、上手く現代風にアレンジしたもの

や、元となった故事成語を極力変えていないものなど、クラスナンバー

ワンの栄光に輝くのも頷ける作品ばかり。元の故事成語はネガティブ

な意味を持つ「烏合の衆」をロマンティックな感性でポジティブな

意味へと持つ「羽合の秋」へと変換させた作品は学級通信にも大きく

取り上げられていました。