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栄養士の先生インタビュー(その2)
栄養士の先生へのインタビュー記事(その1)の続きです。
Q:献立作成はどのように行われているのですか?
Q:献立作成はどのように行われているのですか?
A:週3回は和食になります。混ぜご飯やカレーなどもありますが、必ずそのうち1回は白米となります。おかずで白米を食べることを習慣にしていきたい、子どもたちに日本の和食の良さを知ってもらいたい。お米の消費量もあげていきたいとの柏市の方針もあります。
パンは週1回程度です。人気の揚げパン、ピザトースト、ガーリックトースト等は学校で調理しています。
麺は1か月に2~3回ほどあります。
Q:食材の選定について
A:柏市では地産地消の取り組みをしています。米は柏市産米を使用し、野菜はかぶ、ねぎ、ほうれん草など、地元産野菜を積極的に使用しています。
季節感を楽しめるように旬の食材を多く使用しています。
Q:給食のこだわりについて
A:手作りを基本とし、「だし」はかつお節や昆布など天然素材から取ったものを使い、カレーやシチューの「ルー」も学校で手作りしたものを使っています。
Q:6月1日、学校再開と同時の給食再開。当面は配膳しやすい献立とのことでしたが、通常の献立とどのように違うのでしょうか?
A:感染リスクを極力抑えるため、当初、配膳は先生を含めて3人とし、品数を減らして配膳を簡便にしました。カロリーも通常の80~90%に減っています。(9月3週目頃より通常の献立に戻りました)
調理員さんの負担も軽減できるよう、作業工程を減らし、下味付の魚なども使用しました。(通常時は学校で調理しているものです)
Q:コロナ禍での給食スタイルについて
A:通常、給食当番は白衣、帽子、マスクの着用ですが、6月1日からはフェイスシールドも着用しました。7月9日にガイドライン改定があり(柏市はレベル1)、フェイスシールドは任意となり、徐々に着用しなくなり、現在は使用していません。
<現在の給食配膳の様子>
現在は献立も通常に戻り、給食当番の人数も通常に戻りました。
配膳は6月1日から現在に至るまで、密にならないよう順番を守って廊下に並び、間隔を空け、行っています。また、給食を食べるときは対面せず、前向きでおしゃべりをせず静かに食べることも継続しています。
Q:夏休み期間の縮小に伴う、盛夏時の給食。例年以上に食中毒や、調理室内での熱中症対策も必要であったと思います。対策として行ったことを教えて下さい。
A:調理室には冷暖房がありません。調理室内は、夏は暑く、冬は寒いです。今年は「給食室用冷風機」が導入されたため、暑いながらも幾分改善した環境で調理することができました。
<冷風機>
O-157が流行した時期から、柏市では真空冷却機を導入しており、サラダなどの野菜も加熱処理をした後、真空冷却器で急冷し、冷蔵庫で保管しています。(30℃前後の温度が菌が繁殖しやすいため)
<真空冷却器>
Q:人気のあるメニューは?
A:「揚げパン」や「みそラーメン」のリクエストが多いです。本日の「ガーリックトースト」も児童からの熱いリクエストによるものです。
--最後に--
いつもおいしい、安心安全、栄養満点の給食を作ってくださる栄養士の先生、調理員の皆様、ありがとうございます。
「柏市版学校給食クックパッド」に学校給食のレシピが載っています。
ご家庭で学校の栄養満点、おいしい給食を作ってみるのもよいですね。
療養報告書
パンザマスト
令和6年度 パンザマスト時刻
4月 1日~ 7月20日→ 午後5時30分
7月21日~ 8月31日→ 午後5時45分
9月 1日~ 9月20日→ 午後5時00分
10月 1日~10月31日→ 午後4時30分
11月 1日~ 1月 6日→ 午後4時00分
1月 7日~ 2月28日→ 午後4時30分
3月 1日~ 3月31日→ 午後5時00分
カウンタ
2
2
5
0
2
8
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