令和5年度 校長室より

2023年9月の記事一覧

丸つけ隊

 本日は,丸つけ隊の日でした。いつも8時30分に先生方に対して,ドリルやプリントなどの丸付けをするものがないかを放送で呼びかけます。

今日は,4名の丸つけ隊の方が来てくださいました。

先生方にとっては,大変有り難いことであります。

先生方の丸付け業務が少しでも減ることによって,その分,児童と向き合う時間が確保できるようになることが大きな目的です。

 学校運営協議会の委員のみなさんを中心に丸つけ隊の他にも活動があります。孔雀小屋脇の岩石園の脇にも立派な「ミニ田んぼ」を作ってくださいました。夏休み中の職員が休みの機械警備期間中にも役割分担をして,毎日,暑い日も学校周辺の植物への水やりや田んぼの水の管理をしてくださいました。

 今日は今度,稲刈りをしてくださるとのお話もありました。

土南部小の子どもたちのことを考えて色々動いてくださり,大変嬉しく思います。

今後とも,子どもたちの健やかな成長を願って,学校と家庭・地域社会の3者で連携し合いながら,支援していければと思います。

 

※ 校長が不在のため,昨日から教頭がHPを書かせていただきました。

 

 

 

2年生 学区探検へレッツゴー

 いいお天気に恵まれ,2・3校時に2年生は,学区探検に出かけました。

交通ルールを意識しながら,横断歩道では手を挙げて渡ったり,路側帯からは,はみ出さずに歩いたり等,公共での歩く姿が立派でした。素晴らしいことです。当たり前のことや基本的なことを集団になっても実行できることは大事なことです。

 

歩いている途中で,目にとまった建物や植物などを持参したiPadで観察していました。

 気温が暑かったので,水分補給タイムもこまめにとりました。

途中の公園では,自由に遊べるフリータイムもあり,アスレチックをする児童や滑り台で遊ぶ児童など,それぞれ仲良く楽しみました。10月のアンデルセン公園の校外学習も楽しみです。

 

この神社には,地域のお年寄りがゲートボールの合間に休憩していましたが,児童の何名かは積極的に元気に挨拶をする場面が見られました。学校では,外部の来校者にも挨拶や場合によっては会釈をするよう指導しておりますが,このように学校外に出た時でも挨拶ができることは,たいへん素晴らしいことです。

個人的に学区内に神社があることを始めて知りました。いざ学区を歩いてみると,始めて知ることも多く,勉強になった90分間でした。

ご家庭でも多めの水筒の準備など,ご協力ありがとうございました。

探検をして終わりにならないように,今日の学びをしっかりまとめていきます。

 

 

部活動(校長室より)

中学校の部活動外部委託が話題になります。柏で生まれ育った者としては小学校、そして中学校と当たり前にあった部活動。しかしながら、小学校においての部活動は学習指導要領に位置づけがないということは教員になっても長い間知りませんでした。

昨今の働き方改革を進めていく流れの中で、本来教員が子どもたちのためにしなければならない時間の確保のために、部活動にスポットがあたるようになりました。本来しなければならないことは「授業」であり「授業の準備」であり「子どもたちとの良好な関わりづくり」に他なりません。

柏市は中学校部活動の外部委託を進めながら、小学校の陸上競技大会と音楽発表会の令和5年度にて終了を決めました。それに合わせて、本校の部活動も令和5年度にて終了を決めました。活動も、通年でなく、限られた時間での取り組みとしました。

色々な事情がある中での今年度最後の大会にむけての活動となります。目の前にある、自分のがんばりたいことに朝から一生懸命に取り組む高学年の子どもたちです。

まだまだ暑い日もありますが、健康状態に気を配りながら活動させていきます。

新刊展示会(校長室より)

今年度の前期購入分の児童用図書を図書室に並べました。「新刊展示会」です。

毎年、柏市から配当される学校予算の中に、子どもたちの図書を購入できる予算があります。学校図書館指導員さんを中心にどんな本があると良いか考えながら、色々な種類の本をバランス良く選び、購入しています。

今は全校に紹介の期間なので、新刊についての貸し出しはまだ先です。色々手に取って眺めてみてください。良い出会いがあると良いですね。

 

大人の立場からすると、本を読む子になってほしい、色々な本を手に取ってほしいという願いもありますが、自分自身を振り返ってみると、決してそうしてこなかったことを思い出します。

 

小中学生のころは、字がたくさんの本を進んで手に取ることはありませんでした。読書感想文は最も苦手意識のある宿題でしたし、そもそも「感じたことを書きなさい」と言うのが本当に難しかったのを思い出します。「おもしろかった」で終わり、そういう子どもでした。

 

その後、大学生になって、電車での通学時間を使って読書をするようになって、本を読む楽しみを知りました。小学生の時は親から「買ってあげる」と言われても興味を示さなかった本を、自分で購入することになるなど、思いもしませんでした。

 

そんな自身の経験から、本との出会いはそれぞれのタイミングだなと思っています。そうなると、「嫌いにならないようにしておくこと」が一番大切なことです。千葉県でも読書活動の推進は重点の1つとしてあがっています。学校でも、司書教諭や学校図書館指導員の先生が、子どもたちに本に興味を持ってもらおうとあれこれ活動を仕掛けることもあります。

 

そんな中でも、今、本と良い出会いができる子もいれば、今は出会えない子もいるはずです。「いつかきっと良い出会いがあるといいね」というあせらない大人の心の余裕は必要だと思います。

 

雨の中の登校と交流会事前説明会(校長室より)

今朝、欠席連絡システムへのログインができなくなっていましたが復旧しました。ご迷惑をおかけしました。そんな中でも、速やかに電話連絡をしていただきありがとうございました。

 

雨の中、子どもたちが登校してきました。

「校長先生、靴下がびしょびしょだよ」と話しかけてきた子。「長靴はいてきてよかった」とつぶやく子。「靴下ぬれちゃったけど替えの靴下も持ってまーす」と笑顔の子。いろいろでした。

今日はそれほどではありませんでしたが、風が強いときは傘よりも雨がっぱが便利、など、その時の状況によって良いスタイルを選ぶことも大切です。

午前中は空も暗く、雨も激しかったですね。台風の進路によって天気予報も変わってくるので、情報がいろいろでした。

市内小中学校での台風対応はいろいろだったようです。


本校では、メールでお知らせした対応をとらせていただきました。昼には教頭先生が放送で「下校時、雨が強く降る時間帯もありそうなので、寄り道をしたりせずにまっすぐお家に帰りましょう」と子どもたちに呼びかけました。結果的には、下校時の雨は激しくなかったので子どもたちはいつものように下校していきました。ほっとしました。

 

今日は、4時間目につくし特別支援学校の稲垣先生が、6年生との交流活動の事前説明のために来てくださいました。

「気持ちが通じる体験ができるとうれしい」という言葉が心に残りました。

より良い交流活動にするために準備が進みます。

異校種交流(校長室より)

松戸特別支援学校の3年目の2名の先生が、異校種交流という研修で、1日土南部小学校に来られました。

知名先生と多田先生です。

それぞれ、3年生と4年生の教室で子どもたちに関わりながら過ごしてもらいました。

1日自分たちの勤務先とは違う学校での体験はどうだったでしょう。

4年生に入った知名先生は「子どもたちが元気で活発でした。みんなが温かく迎えてくれて、声をかけてくれてうれしかったです。」と話していました。

3年生に入った多田先生は「優しい雰囲気のクラスでした。自分から勉強しようという気持ちが見える子が多かったです。」と話していました。

そしてお二人とも「一緒に遊べて楽しかったです。」と言っていました。良い1日になったようで良かったです。1日ありがとうございました。お疲れ様でした。

 
全国的にここ数年、ベテラン職員の退職にともなって若手職員の採用が進んでいます。柏市でも、どの学校でも若手の職員が増えています。5年経験までを若年層と呼んで1つの区切りとしたとき、本校にも各学年に1人はいます。

一般的には、採用試験に合格して、学校を卒業したと同時に担任になる。そして担任として日々仕事をしながら研修をする。こういう仕組みの中で、昨日まで大学生だった人が4月になった途端、プロの教師としてさまざまな対応を求められるというのは、わかっていても大変なことです。

それでも自らこの仕事を選び、縁あって着任したこの場所で経験する様々なことを通して、良い学びを続け、自分の引き出しを多くしていきながら、成長していってほしいと願っています。

成長まっただ中の職員が多い土南部小学校です。そんな中で、保護者のみなさんの温かなまなざし、感謝しております。引き続き、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。そして、ご不明な点はいつでもご連絡ください。

今日のあれこれ(校長室より)

4年生が朝一番に千葉市へ校外学習に出かけていくところから1日が始まりました。

今日は、教頭先生が同行しました。

 

今日と明日で身体測定があります。

 

毎日見ていると気がつきにくいのですが、42日間見ていないと夏休み明けにその成長に驚くことはよくあることです。特に高学年は「背が伸びたなあ」と感じることが多くあります。

 

とは言っても、成長は、個人差があります。大きくなるタイミングもそれぞれです。みんなで同じように大きくなるわけではありません。私も6年生の時は142cm、背の順では前から3番目でした。高校生になってからぐんぐん伸びました。

 

今は、できるだけバランス良く栄養をとり、適度な運動を心がけて、成長を楽しみに待ちましょう。

 

5年生が、学年で音楽室に集まって歌の練習をしました。10月の音楽発表会のための練習が始まったのでしょう。

 

コスモスという歌を覚える時間でした。とても素敵な歌です。

みんなでたくさん練習して、良い歌声をつくっていってくださいね。

他の学年でも練習が始まっています。

 

6年生が掲示物を作っていました。(写真はわざとぶらして撮りました。目がかすんでいるわけではありませんのでご心配なく。)

1人1人が作った紙をはって仕上げた物です。1枚1枚をよく見ると、

「修学旅行」の文字と「5年生への一言メッセージ」が書いてあり、QRコードがついていました。

担任の小藤田先生に聞いてみたところ、6年生1人1人が5年生に向けて「修学旅行の紹介」スライドを作ったのだそうです。そしてこのQRコードをタブレットのカメラでよむとその6年生が作ったスライドが見られるというわけです。すごいことができるようになったものです。6年生の思いが5年生に伝わりますように。

 

業間休み、昼休みともに、子どもたちが外で元気に活動する姿が見えました。

「あー、子どもたちが学校に帰ってきたんだなあ」そう実感できる、こちらまで元気になる時間でした。

湿度が高く、少し動いただけでも汗をたくさんかきました。昼は太陽も顔を出しました。

汗の始末も体調管理には欠かせません。保護者のみなさん、汗ふきタオルなどを持たせてくださいね。

外で元気に遊ぶ先生方も汗の始末を含め、体調管理には気をつけてください。

成長を支える給食(校長室より)

熱中症警戒アラート発令、ということで

外での活動は中止です。いつまで続くのだろう。

 

いつかまた元気に外で走り回るためにも、今はしっかり栄養をとってじっとその時を待とうではありませんか。

ということで、子どもたちの成長を支える給食、その準備風景を見て回りました。

もちろん職員室でも担任以外の職員が自分たちの給食準備をします。

 

教室で、週ごとに交代で給食当番をするのは、今も昔も変わりません。

かつての教え子の中には並びながら配膳当番の友達に「にんじん入れないで」なんて無茶なリクエストをする子もいました。今でもいるのかな。

どのクラスも、静かに準備が進んでいました。待っている子たちもお行儀良く待っています。

栄養士の秦野先生は、この時間、校舎内を動き回って子どもたちの様子を見ています。

準備が終わったら、いよいよいただきますです。

対面で食事をするという当たり前の風景が戻りました。児童の健康状態によっては前を向いて食べることもありますが、日常的にはもう対面です。おいしい給食を楽しい雰囲気の中で食べる、これが大切なことです。

おいしく食べれば、元気も2倍、3倍・・・になる気がしますよ。今日もしっかり食べられたかな。 

通常日課スタート(校長室より)

雨のスタートでした。

通常日課で朝から給食室での給食の準備も始まりました。調理員のみなさん、2学期もよろしくお願いします。

業間休みや昼休みも通常通りとなると、まずは「熱中症の心配」となるところです。今日は、昼前には雨もあがり、その後は蒸し暑くなりましたが、太陽が隠れていたことでここまでのような猛暑とならなかったのが幸いでした。

 

今月の生活目標は「生活のリズムを整えよう」です。

こうして教室の様子を見ていると、オンとオフの切り替えがきちんとできている子どもたちが多くいることがわかります。学校が始まればきちんと順応できています。

新しい教科書にきちんと名前は書けたかな。1人1人並んで先生に見せに行っているクラスもありました。最初が肝心ですね。

まず「やる」ことで「やる気が生まれる」という話を始業式にしましたが、目の前にあることに「とにかくやってみる」というチャレンジ精神をもって向き合ってほしいと願っています。「できるかできないか」という結果も大切ですが「逃げずに取り組む」という前向きな姿勢はもっと大切であり、やってがんばる子どもたちを応援していく2学期にしていきます。

どの教室でも、落ち着いて2学期のスタートをきることができました。

明日もがんばろう。

 

地域の角田さんが岩石園の稲の見守りのためかかしを作ってくださいました。

学校運営協議会委員の方と一緒に、設置してくださいました。

「みなみちゃん」と「しょうちゃん」ですって。

土南部の「南」と小学校の「小」から命名されました。

稲だけじゃなく、子どもたちの成長も見守れるよう、校舎の方を向いています。

蒸し暑い中、ありがとうございました。写真を撮ってくださった入道さんもありがとうございました。

始業式(校長室より)

子どもたちが元気に登校してきました。

「おはようございます」と子どもたちとの元気なあいさつから始まった始業式の校長の話。

 

42日間の休みが終わって、9月が始まりました。事故の連絡など無く、今日みなさんの笑顔が見られて校長先生は本当にうれしく思っています。

 

 

さて「やる気」という言葉を知っているね。「やる気が満々だ」「やる気が起きない」とか、「やる気ない」とかいう経験はあるよね。

校長先生は、「やる気」が起きてから「やる」という行動が起こると思っていたけれど、実はそうではないんだって。

 

まず「やる」「やってみる」ことで「やる気」が生まれてくるんだと。

思っていた順番と違って、校長先生はびっくりしているよ。

朝起きて、布団の中で「やる気起きないなあ」と思ったとする。それは当たり前なわけだ。だって何にもしてないんだから。
起きて、ご飯食べて、歯を磨いて、顔を洗って、着替えて、ランドセル背負って、家を出て、歩き出す。こうやって「やる」「行動する」ことでやる気が出るってことなわけだ。


やる前からあきらめたり、面倒くさがったりせずに、まずやってみる、チャレンジ、そんな毎日にしてみようと、校長先生は思っている。

この話を聞いたみんなも今日からそんな風に過ごしてくれたら校長先生はとてもうれしい。

2学期が始まります、元気に楽しい学校にしていこう。

 そんな話をしました。 

 生徒指導主任の田中先生は、

9月の生活目標「生活のリズムを整えよう」について子どもたちに話をしました。

 

9月から新しく仲間入りした先生が、朝は職員の前で、始業式では児童の前で自己紹介をしました。

 元気で明るい先生です。子どもたちのためによろしくお願いいたします。

 

2学期がスタートしました。保護者のみなさん、地域のみなさん、今学期もよろしくお願いいたします。そしていきなり週末です。交通事故、熱中症に気をつけて過ごし、月曜日にまた元気に登校してくるのを待っています。