令和4年度 校長室より

2022年7月の記事一覧

3日間の短縮日課(校長室より)

7月も6日です。登校もあと9日となりました。

各教室でも、まとめテストや漢字50問テストなどをする風景が見られます。

夏休み前のひと踏ん張り、といったところです。

この3日間、短縮日課で早帰りでしたが、先週のような暑さの心配はなく、放課後の熱中症を含めた大きなけがや事故もなくここまで来たのでホッとしています。

子どもたちも学校生活同様、落ち着いて放課後を過ごしているようで良かったです。引き続き大きな事故がないように過ごしてほしいと願っています。

先週あたりから、5年生のスポーツテストで最も運動量のある「シャトルラン」を行うタイミングを見計らっていましたが、予定通り本日1、2時間目に行いました。その後の様子を担任と確認しましたが、子どもたちの体調も特に問題ありませんでした。暑さが和らいで本当に助かります。

教室内の子どもの数が最も多い5年生。

家庭科の裁縫の授業をしているところですが、支援に入る先生方も通路がせまく一苦労です。

子どもたち、よくがんばっています。

新刊展示会(校長室より)

柏市から配当されている学校予算の中に、子どもたちの図書を購入できる予算があります。

今年度の前期購入分を図書室に並べました。「新刊展示会」です。

1時間目は3年1組が図書室で新刊を手にしました。

今は全校に紹介の期間なので、新刊についての貸し出しはまだ先です。色々手に取って、楽しみにしていてください。

学校にはたくさんの図書があります。大人になってみると、色々な本を手に取ってほしいという願いもありますが、自分自身を振り返ってみると、決してそうしてこなかったことを思い出します。小中学生のころは、字がたくさんの本を進んで手に取ることはありませんでした。読書感想文は最も苦手意識のある宿題でした。「感じたことを書きなさい」と言う言葉が本当に難しい指示でした。「何も感じないー」そういう子どもでした。

その後、大学生になって、電車での通学時間を使っての読書をするようになって、本を読む楽しみを知り、本を読むようになりました。

小学生の時は「買ってあげる」と親に言われても興味を示さなかった本を、自分で購入するときがくるなど、思いもしませんでした。

1つ思うことは、本との出会いはタイミング。嫌いにならないようにしておくことが一番大切なことだと思っています。千葉県でも読書活動の推進は重点の1つです。学校でも、司書教諭や図書館指導員の先生が、子どもたちに本に興味を持ってもらおうとあれこれ活動を仕掛けます。そんな中でも、今、本と良い出会いができる子もいれば、今は出会えない子もいるはずです。

「いつかきっと良い出会いがあるといいね」という大人の心の余裕は必要だと、自分の経験からも思います。

 

高学年が委員会の仕事をしています。みんなが休んでいる時間にありがとう。

 

 

 

もどり梅雨(校長室より)

朝からポツポツ雨が降り始めました。太陽がすっかり隠れて、梅雨のようです。「もどり梅雨」と言うそうです。

 

雨は、業間休みにはあがっていたので子どもたちが元気に外に出てきました。

 

本当に先週の猛暑にはまいりました。今週は暑さの心配はなさそうなので少し安心しています。

 

とは言え、決して爽やかではなく、湿度が高い分、蒸し暑さを感じました。

 

愛知県にある公立陶生病院感染症内科の武藤先生が時々コロナウイルス感染症について発信している文書をこの2年間ずっと拝見してきました。

↓これは今年の5月24日のものです。

陶生病院0524.pdf

この7ページに「熱中症」のことが書かれています。そこに「熱中症の半分以上は家の中で発生していると言います」という言葉があります。熱中症の原因や予防の方法はたくさんありますが、予防の1つとして水分補給が大切であることは間違いありません。

今日のような天気でも、エアコンにより乾燥も起こりますので、脱水症状にならないためにも水分補給は欠かせません。

以前読んだ本の中に「喉が渇いたな、と思ったときには脱水症状が始まっている」という言葉もありました。 

本日午前中に柏市教育委員会から「熱中症に気をつけましょう」という題でメールも発信されました。十分に気をつけて過ごし、過ごさせます。

 

炎天下 距離とる水とる マスクとる

熱中症予防の啓発を目的に開催している「暑さ対策川柳コンテスト」の入賞作だそうです。

 

話は変わりますが、のぞみ学級の前に笹飾りがありました。1年生2クラスの廊下にも短冊を張った掲示物がありました。

子どもたちの願い事が書いてあります。

ここ数年よく目にした「コロナがなくなりますように」がめっきり減って、将来のことなどが多く書かれていました。少しホッとしました。いつの時代も、子どもは子どもだなと思う瞬間でもありました。願いが届きますように。

自分の命は自分で守る(校長室より)

養護教諭の先生が、子どもたちでも一目でわかる表示を作りました。

毎日、朝や昼に気温やWBGTを確認して、3つの昇降口に掲示します。

ちなみに今日の午後も昨日に引き続き運動中止です。これを見て、外での活動ができるかを判断してください。自分の命は自分で守る、です。

ここまで何度かお伝えしているように学校には黒球式の気温計もありますが、

(表示は別の時間のものです)

もう一つの根拠として、環境省の熱中症予防情報サイトがあります。熱中症警戒アラートについても載っていますが、各地の情報も細かく載っています。

↓下のリンクはそのサイト内で、地点は「千葉県我孫子」対象は「子ども」としたものです。

https://www.wbgt.env.go.jp/graph_ref_td.php?region=03&prefecture=45&point=45061&refId=6

このサイトの情報と、黒球式気温計を見比べ、さらには外で空気を実際に感じながら、活動の可否を決定しています。

 

さて、話は変わって・・・

本当にたくましい。この草たち。茂る茂る。伸びる伸びる。

フェンス外の草や枝がご迷惑をおかけしています。一部職員で対応したのですが、とても追いつかず、教育委員会を通して、業者さんに来ていただきました。

大変暑い中での作業となり、大変そうです。しかも、フェンスの内側は急斜面で危険ですし・・・。

伸び放題で青々としていた草たちや枝たちが少しずつきれいになっていきます。ついにフェンスの全てが見えるようになりました。

そしてこれ↓が作業完了後の様子です。

風景が変わりました。これでしばらくご迷惑をおかけすることもなく、気持ちよく過ごせます。

暑い中、本当にありがとうございました。