令和3年度(R4.4.11まで)

修学旅行を終えて(校長室より)

昨日、6年生の修学旅行が終わりました。

一昨日の出発の会、「校長先生の話」で、旅行ではあるけれど学校と変わらないたった1つのルールについて話しました。楽しいものにするためには「自分が言われたりされたりして嫌なことは人にはしない」です。

しおりに載っていた学年のめあて①から③の3つ。③の「心から楽しむ」については達成できたのではないかと思います。

色々な場面で、6年生の日頃の姿と同じ姿を旅先でも見ました。

例えば、日頃から人の話をきちんと聞ける力が身についていれば旅行先で同じようにできるわけだし、力がついていなければ旅行先で急にそれができるようになるわけでもありません。

めあてにすれば目標にはなりますが、だからと言って「できる」ようになるとは限りませんし、焦らずに、これからの学校生活で身に付けていけば良いことがたくさんあります。ここで完成する必要はありません。

何より、参加者全員が無事に帰ってこられたことをほっとしています。当たり前と思っていることが実は当たり前ではないということをこの2年間で改めて感じているので余計にそう思います。


6年生の小学校生活はまだまだ卒業まで続きます。中学校に行ったらこんなことをがんばる、というような先のことに思いをはせる気持ちもあって構いませんが、今すべきことをきちんと行う、そういう毎日の先に、中学校という場所があることを忘れずに、卒業のその瞬間まで、真の6年生になるために1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。

改めまして、引率してくださった先生方、2日間、朝早くから夜遅くまでありがとうございました。見送りで朝早くから来てくださった先生方、お迎えや地区へのパトロールに出てくださった先生方、ありがとうございました。