令和3年度(R4.4.11まで)

ジュニア救命士講習(校長室より)

 高学年の子どもたちに「ジュニア救命士講習」を実施しました。今日が5年生で明日が6年生です。1クラス1時間の講習です。

講師として、柏市東部消防署と逆井分署から来ていただきました。お話をしてくださったのは東部消防署の石井さんです。

 この講習会は、子どもたちにも助けられる命がある、ということから数年前から始まったものです。

自分の脈拍の確認をし、突然に心停止してしまった方に心臓マッサージがいかに有効であるかの説明をいただきました。

いざという時のための「119番とAEDお願いします!!!」と大声を出す練習をした後、石井さんの見本を見せてもらい、講習用の教材を用いて、心臓マッサージを体験しました。

DVDの映像に合わせて、1分間行いました。音に合わせてリズミカルによくできていました。

実際には救急車が到着するまでの平均8分間行う、ということを署員の方から聞き、交代して行うことの大切さも学びました。

その後は、AEDの使い方をDVDで学び、教材を使って体験しました。

ちなみに、学校にもAEDがあります。

職員玄関、事務室受付窓の左側です。

私も、ここまで、救命救急の講習会への参加はあっても、実際にこれらのことが必要な場面に出くわしたことはありません。だからと言って、これからもないとは言い切れません。実際の場面できちんとできるものか不安もあります。

しかし、今日の講習の中で何回か出てきた「誰かを呼ぶ」というキーワード。一人でやろうとしない、誰かに声をかけて一緒に行う、この「誰かに頼ること」が救助においては大切なことだろうと思います。

 

朝、スタート前に、体育館へご挨拶に行きました。

逆井分署の方が「出動命令が出たらここを離れます」とおっしゃっていたのですが、

その数分後には、1時間目の講習前の5年3組の子どもたちに見送られながら、出動して行きました。

 

その後、3時間目に体育館前に救急車が戻っていたので、校内巡視の後に体育館に行ってみると、また救急車がいなくなっており、2度目の出動後でした。

そして4時間目の途中に戻られた3名がこちらのみなさん。

いつ何が起こるかわからないことに対応するお仕事。お疲れ様です。

本日は子どもたちのためにありがとうございました。また明日、よろしくお願いいたします。