校長室より

道具の使い方(校長室より)

情報社会と言われてどれくらいの年数がたったでしょう。私が子どもだったときには想像もしなかったような、情報量、そして進化した情報機器にあふれている現代です。(写真は今日の昼休みの様子です。本文とは直接関係ありません。)

どこにいても連絡が取れたり、どこにいても調べ物ができたり、それはもう活用の仕方も数え切れないほどです。それによって便利になったことはたくさんあります。

その反面、依存症というキーワードとともにその危うさを指摘する情報もたくさんあります。どんな依存症でも、本人が行動をコントロールすることは難しく、となれば医療機関への相談が必要であると言えます。私もここ数年で「スマホ脳」「スマホが学力を破壊する」という2冊の本を読みました。開発に関わったスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないということも理由と共に書かれていました。

SNSを介して、いじめ・いじわるのようなトラブルや、未成年者連れ去りのような事件まで起こっています。大人が管理しきれない中で、好奇心旺盛な子どもたちが大人の知らないところでいろいろな人と関わり合いを持ててしまう。そこには、例えば中学生と自分を偽った成人がいたり、女性のふりをした男性がいたりする。

以前、研修会で次のような話を聞きました。誰とでも情報機器で安易につながってしまうある女子高校生に、「すぐそこのアパートに住んでいる○○です。ドアを開けてください。」と見知らぬ人がお家の玄関にやって来たとき、ドアを開けますか、と聞いたのだそうです。「開けません、怖いじゃん」と答えたと。「どうして?すぐそこのアパートに住んでいて、名前もちゃんと言ってるんだよ」と言うと「いやいやこわいじゃん開けないよ」と答えたのだそうです。「じゃ、ネット上だって同じじゃないの」と続けると「なるほど、たしかに」とはなったそうです。

考えさせられるエピソードだと思います。

 

情報機器を使っているという状況そのものについてはどの地域でも変わりがないので、今、世の中に起こっているいろいろな情報機器を介してのトラブルや事件は、いつ身近で起こっても不思議ではないことなのだろうと思います。

本人の使い方、関わり方がものすごく大切なのは言うまでもなく、さらには、間違いがあったときに、大人が気づいてあげられるかどうかにかかってきます。

好奇心旺盛な子どもたちが、怖い思いをしなくて済むように、身近な大人として、教員として保護者として何ができるでしょう。

 

さて3日間にわたり、1年生以外の授業参観・懇談会を行いました。ご来校いただきありがとうございました。

どの教室も良いスタートが切れて、落ち着いた学校生活となっています。

成長とともにいろいろなことが起こります。これからです。引き続き、ご理解、ご協力よろしくお願いいたします。

3連休になります。情報機器だけでなく、交通事故にも十分気をつけて過ごせますように。本日2時過ぎに、柏市教育委員会児童生徒課から安全対策についてのメールが出ています。ご確認ください。