校長室より

秋の行事(校長室より)

校内音楽発表会の練習が続いています。ついに今日から、本番さながらで体育館を使っての学年練習が始まりました。

6年生の練習から始まりました。最高学年として担任の先生と積み上げてきた日々は価値のあるもので、練習態度、歌声も昨年度5年生だった時のそれとはひと味違う印象をうけます。

見守る担任の先生方の視線から、強い思いも感じられます。

「心を一つに」なんて言い方はよく聞きますが、心は見えませんから、一つにするとしたら「行動」です。何を考えていたとしても、「行動をそろえる」ことに意味があります。みんなと同じことができる、というのは集団生活において大切なことです。3月に真の6年生となるために、担任の先生方と共にがんばってきた6年の子どもたち。ここからの2週間での成長がとても楽しみです。

 

1年生も練習の時間がありました。4月から半年が過ぎ、いろいろな戸惑いもあったかも知れませんが、今、自分のクラス、自分の席で先生の話を聞いたり、ノートをとったりする姿を見ていると、大きな成長を感じます。その子どもたちが、他の学年の子どもたちと同じように、ひな壇での練習を始めました。

 

20年近く前は、子どもたちが程良く成長してきた9月の第一週目に中学校の体育祭があり、やはり9月の第三週目、第四週目あたりに小学校の運動会がありました。学校の行事の中で、準備にたくさんの時間を使うに値する価値がある大きな行事でした。しかし、地球温暖化による残暑から、運動会春開催の流れがあちこちで起こり、入学したばかりの1年生にどこまで求めるのかなど、新たな課題も生まれました。コロナ以降は授業時数確保のために半日開催となったうえに、最近では春の開催も気温に心配という理由から、10月以降開催の学校も出てきています。行事を「いつ行うのか」は大切なポイントでもあります。そういう意味で、この時期に子どもたちの音楽発表会があるのは良いタイミングです。

音楽専科の窪田先生や担任の先生方の指導の下、どの学年も良い発表にしようとがんばっています。この2週間、そして本番が楽しみです。

体調管理に気をつけて取り組ませていきます。ご家庭でも、「朝ご飯」「しっかり睡眠」については引き続きよろしくお願いいたします。