校長室より

歌声と目標(校長室より)

音楽室からとても元気な歌声が聞こえてくることが多い令和6年度の春。

 

学校教育においてコロナの影響を受けた部分はたくさんありましたが、「歌声」については特にそうでした。マスクをしたままで、鼻歌で歌う、ハミングする、ついたてを使う、みんなで違う方を向くなどいろいろな工夫はしたものの、実際に声を出して思い切り声を出して歌う場面が減ってしまったことは確かです。

 

思う存分声が出せる状況になり、1年。

4月に音楽の先生がかわりました。子どもたちに体を動かしながら歌わせたり、席を移動させながら歌わせたり、子どもたち一人一人の前に立って声をかけながら褒めたりと、子どもたちが安心して声を出せる場の設定にも工夫をして音楽の授業に取り組んでいます。

 

子どもらしい歌声は聞いているだけで思わず笑顔になります。先週も3年生のものすごく力強い歌声が聞こえてきて思わず先生に声をかけたところです。これからの音楽の授業で、子どもたちの歌声がどうなっていくか、とても楽しみです。

 

廊下の掲示物で、1学期の目標がそろってきました。

新しい学年になり、新しいクラスになって、がんばりたいことが一人一人のシートに書かれています。

これを書いたのは数日前ですから、子どもたちにとってすでに過去の物です。今は違う気持ちになっているかも知れません。でもスタート時期に「よし、がんばるぞ」という気持ちで書いた物であることに間違いはありません。

時々、あの時の自分の向き合うつもりで、眺めてみてほしいです。そして「そうだった、始まりの時、私はこう思っていたんだ」と再確認しながら前へ前へと進むきっかけにしていけたら良いなあと思います。

さて、明日からGW後半の4連休です。情報機器の使い方、交通安全などなど、危険な目に遭わないように気をつけて良いお休みになりますように。