校長室より

教育施設課との打合せ(校長室より)

保健室前にあるキンモクセイが良い香りを漂わせています。

 

今年は暑い日が続いて、例年より香り始めが遅いとの情報もありました。

近づいてみるととても甘い香りです。子どもたち、気づいてるかな。

 

さて、先日、教育施設課からお二人、業者の方お一人、計3名が来校し、校長室で打合せをしました。

来年度以降、約2年間で、土南部小学校は「校舎の外壁、防水改修」を行う計画になっています。

打合せ後に屋上へ行き、改修工事に伴うフェンス等の撤去や新設場所について学校としての考えをお伝えしました。指摘された屋上フェンスをよく見てみると金属部分のさびや腐食など老朽化を感じる箇所が少なくありません。創立56年目ですので、当然のことではあります。

3階の雨漏りもここ数年続いていて、そのたびに手を入れてもらってはいるのですが、また別の場所から、そしてまた別の場所から・・・と続いている状態です。防水に関しては今回は校舎ごと上からかぶせるイメージで改修工事をすることになるのだそうです。

3年生の社会の学習など限られた時間で屋上に出ることはありますが、屋上への扉は常時施錠しており、子どもたちだけで出ることはありません。

改修工事にはたくさんのお金がかかるので、例えば、今、2つの校舎の屋上それぞれにフェンスがありますが、限られたスペースのみ使えるようにフェンスを減らして新設する形になります。西、東のどちらの屋上を生かすかなども学校としての考えをお伝えしました。

改修に伴い、根元等に老朽化が見られる三旗掲揚台も校庭に新設することになりました。

この掲揚台は昭和44年に寄贈されたものであることがわかります。創立当時の地域のみなさんの学校への思いが感じられます。ありがとうございます。

このような施設や、何かしらの思いで植えられた敷地内の木なども、長い年月の中で痛みが進んで、安全面で心配なものが増えています。そういったものは速やかに撤去せざるを得ないことをご理解ください。また、長期にわたる工事の期間は校庭使用の制限が出るなど通常通りにならないことも増えます。

屋上フェンス新設、外壁塗装、三旗掲揚台新設以外の細かい工事内容についても、来年度以降みなさんにもお伝えすることになりますが、子どもたちの学ぶ場所がきれいになるのはとても楽しみですね。