校長室より

未来を考える(校長室より)

6年生対象の出前授業を体育館で行いました。

講師は令和2年度まで本校校長だった芳賀修一先生です。

テーマは「ドローンを通して未来について考える」です。

最初にドローンについて知るところから始まりました。

「聞いたことがある、何となく知っている」という感じから「へーそうなんだ」という感じに理解が深まったのではないかと思います。私はドローンが「雄の蜂」のことだということを初めて知りました。

知ったところで、次はいよいよ操作です。

当然ながらここが一番のお楽しみです。少し怖々遠くから見ていた子どもたちも、興味を持つと楽しそうに活動に集中しました。

思った通りに動かないドローンに戸惑いながらも、仲間と声をかけあって、励ましたり、応援したりする温かい雰囲気の中で活動は続きました。

芳賀先生とも話したのですが、子どもはこういうことの呑み込みが早いもので、男女関係なく操縦を楽しんでいたように見えました。私もやりましたが、なかなか思い通りに動かないところがもどかしい、そんな時間ではありました。

一人何回か体験をすることができました。

最後は、この体験を通して、便利に、楽に、できそうなことなどを考える時間です。

そして、各グループ順番に「こんな使い方はどうだろう」を発表していきました。

なかなかユニークな意見もありました。

それでも、今、人が近寄れないところの撮影や調査、物を運び届ける実験などが実際に行われていることを教えていただき、知らないところで色々なことが進んでいるんだなあと感じたエンディングとなりました。

なかなか体験できないことを体験できた2時間でした。子どもたちにとっても有意義な時間になったと感じています。

芳賀先生、2年生だった子どもたちが6年生になった姿、いかがでしたか。今日はご多用の中ありがとうございました。