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持久走記録会(校長室より)
このホームページで時々書くことの一つに、「子どもたちは未熟な存在である」ということがあります。
うまくいかないことばかりであるのが当たり前、つまずくのが当たり前、だからこそ学ぶわけです。でも最近は、できないことや失敗を必要以上に重くとらえてしまったり、完璧な自分を求めたりして、一歩踏み出せない子もちらほらいます。
できないから、つまらないからという理由で、最初からあきらめて授業に参加しない、ふらふらしてしまう子もいます。
学校の色々な場面で、「やってごらんよ、できることもあるんだから」と声をかけたくなる場面はたくさんあります。
「あきらめずに最後まで行う」は、こんな子になってほしいという学校としての願いの一つです。
今日、午前中、走っている一人一人の子どもたちの姿をしっかり見ました。スタートからゴールまで自分の足で走り切ることができたことが何より素晴らしい。教室ではいろいろな顔を見せる子どもたち。子どもですから、好きなことは一生懸命取り組むけど、そうではないことには後ろ向きになるのは当然といえば当然。
持久走だって、得意な子、好きな子もいれば、不得意、苦手な子だっているはず。走りたくない、途中でやめたい、そんな気持ちになることもあるでしょう。
それでも、速い遅い関係なく、自分のペースでゴールへ向かう子どもたちの姿がたくさん見られました。土南部小学校の子どもたちの「弱い気持ちに負けるもんか」をしっかり感じ、心から「すばらしいなあ」と思います。
そんな力がどの子にもある。生きていれば人と競争しなければならないこともある、勝ち負けが決まることもある、でも最後に大切なのは誰かに勝つことより、自分に負けないことなのだろうと思います。持久走はまさにそんな子どもたちの姿を見ることができました。
最後まで走ることができたことをお土産にしてほしい、と5年の麻生先生が子どもたちに伝えていましたがその通りです。「やればできる」ことがまだまだたくさん、山のようにある子どもたち。今の学年でできることもあります。ぜひ、またがんばることが見つけられたら良いですね。応援してますよ。
応援に来てくださった保護者のみなさん、温かいまなざし、温かな拍手等、ありがとうございました。
先生方、前日準備も含め、ここまでありがとうございました。
おかげで子どもたちが安心して活動することができました。
①治癒証明書等の取扱いの変更(柏市のHPです)
https://www.city.kashiwa.lg.jp/gakkokyoiku/kyouiku/gakkohoken/flu.html
②保護者様に書いていただくものです
③資料です
保護者の皆様そして地域の皆様,引き続き子どもたちの見守りをよろしくお願いいたします。
土南部小学校長