校長室より

何を言うかではなく、誰が言うか(校長室より)

昨日、今日と授業研究が続いています。

柏市教育委員会指導課から昨日は相澤先生、今日は佐野先生に来ていただきました。講師の先生からのご指導で学ぶべきことも多くあります。

そして、職員も授業から学ぼうとその教室に集まります。お互いの授業を見合うことでの学びもあります。

より良い授業にするために教職員の学びは終わることがありません。

 

さてさて、「何を言うかではなく、誰が言うか」という言葉を聞いたことがありますか。話す内容より、人との関係性が大切であることを示している言葉です。

良い関係の人からされた話なら聞くことができるけれど、そうではない関係の人からどんなに立派な話をされても入ってこない、大人でもそうかもしれませんが、小学生では特にその傾向があります。

だから先生方には、クラスにおいて最も大切な基盤となるのは「より良い人間関係をつくること」であると伝えています。

若い先生方は、日々の授業の準備に追われます。毎日5時間6時間の授業があるわけですから、大変なことです。

でもせっかく準備した授業だったとしても子どもたちが聞いてくれなければ準備したかいもありません。

授業力だけではやっていけない難しさが、教員という仕事にはあります。日々努力、日々成長です。