令和5年度 校長室より

PTA報告会といのちの授業(校長室より)

今年度最後のPTA報告会でした。

できる人ができることをできるタイミングで行っていくことで、子どもたちのための活動を継続的に行っていけたら良いと思っています。

各部の報告が行われ、最後にはお一人お一人からの感想もいただきました。

コロナ明けの令和5年度でしたが、集団で生活する学校という場において、できる限り感染を防ぎながら教育活動を行うことを第一に考えたとき、せっかく準備した活動ができないという状況も生まれてしまいました。

それでも、子どもたちのために「何かできることを」と考えて「具体的に行動する」役員のみなさんの力は、とてもありがたい大切な力です。

 今年度、ありがとうございました。

 

昨日は助産師の足立先生、小路先生をお招きして、6年生にいのちの授業を行いました。お二人は長きにわたって柏市のいろいろな学校で、子どもたちにこの話をしてくださっています。小路先生は、本校の元保護者でもいらっしゃいます。

性に関わることは、自分の体の成長に伴って興味が出てくるものです。それが自然です。

しかし、いざ話題にするとしたとき、自分の体験では、そういった話は、親とするより友達同士ですることが圧倒的に多かった記憶があります。知識が少ない同士の上に、今と比べたら情報量が少なかった時代ですから、どこまで本当のことだったのか怪しい内容もあったと思います。それで、悩んだりしたこともありました。

情報量が多くなった現代でも、たくさんある情報の中でどれが本当のことか判断するのが難しくなっています。

「信用できる発信源から」「正しいことを知る」ということが自分を守ることにつながるということは間違いありません。また、保護者の方が子どもたちと同じ話を聞くことで、家庭で話題にしやすいというメリットも生まれます。助産師さんからいただいた資料にも「子どもと性について体について普段からよく話しておくことが大切」であり、「話してくれる人=相談できる人」と子どもは認識する、と書かれています。来年度も実施する予定です。ぜひ、いらしてください。

6年生の子どもたちは真剣に話を聞いていました。