校長室より

6年生書写の授業を通して(校長室より)

昨日は7月の陽気、今日は3月の陽気。

季節が4ヶ月逆戻り!と朝の天気予報で言っていました。

雨の中、よく来たね。

 

さて、話は変わります。

筆入れ、筆箱という呼び名はあるものの、その中に「筆」が入っていることはありません。

 

子どもたちにとって、筆記用具は鉛筆が主であり、書写で使う「筆」は身近な道具ではありません。そして、毛筆の学習は3年生から週に1回あるかないかです。だから、筆の扱いに慣れるほど触れることはなかなかありません。

 

字を書いたり絵を描いたり、限られた時間の中でたくさん使うことで、少しでもその使い方に慣れたら良いなと思います。「何を書こうかな」と考える時間より、まず半紙に書く時間を大切に書写の時間を過ごしてほしいです。

 

6年生の書写の授業を見ていると、3クラス共に、子どもたちの反応の良さと、真面目さを感じます。今、目の前にある、自分が行うべきことにきちんとした姿勢で取り組もうとするとても気持ちの良い雰囲気です。

 

小学校最後の1年間が、きっとこの子たちにとって良い1年になる、そう感じられる時間でした。真面目にやるって、照れくさいかもしれないけれど、とても大切なことです。

 

 今日は「体育発表会に向けて気合いの一言」を書いた6年生です。

張り切っていこう。