校長室より

つくし特別支援学校との交流(校長室より)

6年の子どもたちと、交流会のためにつくし特別支援学校へ行きました。

この日のために総合的な学習の時間を使って準備を進めてきました。今回は、土南部小が主体で行う交流会です。

出発前に校庭に集まった子どもたち何人かの手には、交流会で使う様々な小道具がありました。

今日を楽しみにしている反面、緊張している子どもたちの様子が感じられました。

交流会の窓になった相澤先生から、今日の交流会の目的の確認がありました。

子どもたちの緊張をほぐしてくれるような暖かな日差しの元、車に気をつけながら歩いて行きました。

学校に到着し、準備を整えます。

体育館で、10分弱の短い時間を使って、動きの確認など最終の打ち合わせをグループごとに行いました。

本番ギリギリまで、子どもたちの緊張は続いているようでした。

交流は、各教室で行いました。前回と同じ場所の学年がほとんどです。1年生から6年生の各学級に4人ぐらいの6年生がグループで入ります。

活動の様子は、つくし特別支援学校の個人情報の関係で写真に残しませんでした。

その代わり、この目で、各教室での活動の様子をしっかり見てきました。

各クラスには担任の先生が3人ぐらいいて、盛り上げ役になってくださったり、活動を支えてくれていたので安心して活動できたという部分は大きかったとは思います。

 それにしても、一生懸命活動する6年の子どもたちは、穏やかで優しい眼差しで、笑顔いっぱいの姿を見せていました。見ている方までうれしくなってしまうような活動ぶりでした。もう、ただただ立派、そう感じました。

活動が終わって、控え室である体育館に戻ってきた子どもたちには、終わってほっとしたという開放感がありました。「やるだけやった」「楽しかった」という声も聞けました。

いよいよつくし特別支援学校をあとにしようと玄関外に整列していたとき、校舎の窓から、何人かの子どもたちの「ありがとう」とか「また来てね」という声が聞こえました。目をやると、教室の窓のところで、こちらに向かって手を振っていました。

この4枚の写真は、その声に応えていた6年生の姿です。

交流会としては大成功だったのではないか、この様子を見ただけでもそう感じました。

帰校後、相澤先生からは、「今日得た一人一人の心に残ったことは今後につなげてくれたらうれしい」というメッセージと、「相澤本人があちらの学校でたくさんの感謝の言葉をいただいたけれど、それは本来みなさんに伝えたいことなのでかわりに私からお伝えします。」という言葉と、「よくがんばりました」というねぎらいの言葉が伝えられました。

子どもたちにとって大変貴重な体験になりました。

つくし特別支援学校の校長先生をはじめとする教職員のみなさん、子どもたち、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。6年生のみなさん、ご苦労様でした。そして、相澤先生、6年の担任の先生方お疲れ様でした。