校長室より

持久走第二次記録会(校長室より)

持久走第二次記録会を行いました。

太陽は雲の向こう。気温の低い午前中でした。

限られた期間ではありましたが、ここまで練習を積み上げてきた子どもたち。

走るのが好きな子もいれば、そうでない子もいます。走るのが得意でも、不得意でも、ゴールにたどり着いたことが素晴らしいと思います。「自分のスピードで最後まで行けば良い」ということは、どの学年のスタートでも子どもたちに伝えました。途中でやめてしまうことなくみんな完走しました。

 スポーツの良さは、仲間と一緒に取り組むことで、ともにに高め合ったり競い合ったりという部分もありますが、「自分との勝負」という部分もあります。

順位は、誰かが上がれば、誰かは下がります。みんなで上がることはできません。「戦うべきは昨日の自分。」試走の時の記録を縮めることができたら、それが成長です。学校としてはそこを大切にして取り組んできました。

そして、最後に体育主任の田地野先生が子どもたちに「結果はどうあれ、今日走った人は間違いなくがんばった人だ」という言い方で声をかけていました。成長も大切だけど、記録云々はとりあえず置いておいて、今日がんばったみんなが素敵だったぞ、ということを伝えたかったんだろうなと、その言葉を聞いていて思いました。

もちろん、昨年度から、記録会を2回行って自分の成長を見ることを目的としているので、一人一人記録にも目を向けてくださいね。どうだったかな。

寒い中、たくさんの保護者のみなさんにご来校いただきました。子どもたちへの声援ありがとうございました。保護者のみなさんに見ていただいたことは子どもたちにとって大きな励みとなったはずです。


そして、最後の最後まで、子どもたちを励ましながら準備を進め、今日もそれぞれの役割を果たしていただいた先生方、ありがとうございました。寒かったですね。お疲れ様でした。