校長室より

土南部まつり運営委員会(校長室より)

秋に行ってきたPTA主催の行事がここ数年開催できないまま令和4年を迎えました。

今日は、秋の行事担当の保護者のみなさんにお集まりいただきました。まずは体育館に集まっていただき、今年度の取り組みについての説明をしました。各学年の担当の中から代表2名を決めて、家庭科室に改めて集まってもらいました。

イベント当日は、各学年1時間という限られた時間です。それまでに、何をするか、を考えていきます。今日は集まっていただいてありがとうございました。

 


学校では、このコロナの状況の2年間で「本当に必要なことは何か」を考えてきました。全国どこの学校でも同じ動きをしています。去年も行ったから今年も行う、と当たり前にしてきたことを見直してみるということです。

「やめる決断を」「変える決断を」は管理職としてもあちこちで言われてきました。

ただその決断、判断の根拠が、「何となく」ではなく、「学習指導要領」であったり「目的は何か」であったりする必要があるわけです。

PTAの活動についての見直しも学校と同じように必要になってきています。「任意の団体である」ということが明示されるようになり、考え方がそれぞれ違う保護者のみなさんのPTAへの関わり方も、この後いろいろ変わっていくことが予想されるからです。

目的をはっきりさせて、できることを、できる時に、できる人が、行っていく、そういう活動になっていくのだと思います。

今、平行して、本校ではコミュニティスクールとしての動きが始まっています。
学校に地域の力を活用するという考え方で進めています。場面としては学習支援、生活支援、環境支援、安全支援の4つに分かれています。ボランティアによる活動となり、具体的な動きにつなげていこうとしているところです。

「地域」の捉え方として、地域住民のみなさん、そこには保護者のみなさんも入りますし、土南部小学校の職員も入ります。進めていく中でPTA活動との関わりも当然生まれてくるはずです。子どもたちのための活動をみなで行っていけたらよいと考えています。