校長室より

卒業式の練習開始(校長室より)

今日から、卒業式の練習を始めました。

こう並んでみると、卒業のその時が近づいているんだなと実感します。

実行委員が今日の練習内容の確認をしました。練習は学年主任の青木先生が進めていきます。

最初に、校長からの話の時間で「自分たちのお祝いの式を大切に」「マスク着用について」「この10日間で真の6年生へ」の3つを話しました。

マスクについては、「入場から退場までつけなくて良い」と伝えました。もちろん、つけるという判断があっても良いのです。つけないという判断をしたとしても、できることなら入退場と証書授与の時は顔を見せてほしいと伝えました。また、13日以降の練習中は「基本マスク着用として、卒業式本番に備えよう」という話もしました。

 

練習では、椅子の腰掛け方など、式中の所作についても学びます。

証書のもらい方も学びました。時間を取って練習もしました。

腰掛け方、歩き方、受け取り方などの型は改めて意識すると、動きがぎこちなくなるものです。卒業式当日、壇上で歩くときに同じ側の手足が同時に出てしまう子どもたちを何人も見てきました。いつも考えて行っていないことを考えながら行おうとするとかえってこのようなことが起こります。

限られた期間、限られた時間の練習のなかで、スムーズに動けるようになれば良いと思います。しかし、実際はそれが大切なわけではありません。当日までの毎日を大切に過ごし、最後の最後まで成長して真の6年生を目指すこと。そして当日元気に学校に来ること。それ以上大切なことはありません。小さなミスは気にせず、この1日1日をしっかり味わいながら過ごしてほしいです。

今後、体育館では、良い緊張感の中での練習が続きます。

 

他学年も、自分たちの成長のための毎日がそれぞれの場所で続きます。