校長室より

良いところを見つけるためには(校長室より)

生徒指導担当の宇佐美先生が給食中に全校に向けて放送をしました。

その内容は、今月の生活目標についてです。

友達の良い所を見つけ,優しい言葉かけをしよう。」がそれです。手立てとして、「ふわふわ言葉」など言葉遣いについてのことや、友達への関わり方についてのことなどの話をしました。

 

「良いところを見つける」「ほめてのばす」などは、我々も教員として、または親としてよく言われてきたことです。子どもの良いところを見つけたり、ほめるためには、どんなことに気をつけていれば良いのでしょうか。

 

子どもたちの活動の結果だけを見ていると、できてないことが多めで「ほめにくい」という状況になることが少なくありません。

 

良いところを見つけたり、ほめたりするために必要なのは「子どもの活動に寄り添うこと」なのだろうと思います。例えば「片付けておきなさい」と指示を出し、場を離れ、時間が経ったところで見に行くと、大人の望む形になっておらず、「できてないじゃないか」という流れは良くあることです。

 

「場を離れ」のところで「側で見守る」という活動ができると、途中で声をかけることもできますし、何かしらの関わりが生まれます。その瞬間がとても重要であると思います。いつもいつもそうする時間がとれないこともありますが、経過観察が重要ということを知っているだけでも違います。

 

子どもの活動に興味を持つ、これが、良いところ探しやほめるためには大事なことです。

 

ということから考えると、子ども同士で良いところを見つけるためには、子ども同士の関わりを多くすることが大切で、それは学校のいろいろな活動の中で教員が仕組んでいけることだろうと思います。実りの秋、子どもたちが関わりの中でさらに成長していけるよう、工夫してまいります。

 

(ここまでの写真は、昼休みにクラスメイトと関わりながら過ごしている子どもたちの様子と、地域の方が作ってコミュニティルームに飾ってくださった「秋のあれこれ」です。)

 

昨日は太陽の下での「土南タイム(ロング昼休み)」でした。

少し強めの風がありましたが気持ちよく遊べているようでした。日差しはなかなかの強さでした。

今日を境に、明日、明後日と日に日に気温が下がるらしく心配です。

自分たちでできることとしては、着る物での調節です。その日その日で、気温差があるようですので、こまめにチェックしていただき、子どもたちの健康保持にご協力ください。