校長室より

土南タイム(校長室より)

火曜日は清掃の時間も休み時間にして長い昼休みにする「土南タイム」です。

雨が降ると、短い昼休みになり、清掃があります。その週の土南タイムはなくなってしまうので、子どもたちはしょんぼりです。

今日は、雨の心配もなく、元気に外で遊ぶ子どもたちの姿が見られました。

クラス全体でレクをするクラスもあれば、少人数で遊ぶ子どもたちもいます。

子どもたちが思い切り体を動かして遊べる期間はそんなに長くはありません。小学校という場は貴重だと思っています。

小学校生活で、いろいろな人と一緒に過ごすことで学ぶべきことは多いのですが、遊びを通して学ぶこともとても多く、私自身はここに価値を置いて、子どもたちと過ごしてきました。

遊びなら、取り組み方によって、誰でもすぐに輝くチャンスがある。そんな体験もたくさんしてきました。

勉強は日々の丁寧な積み上げがないと、なかなか活躍できないので、勉強が嫌いだった私にとって活躍できる場ではありませんでした。

そして、好きなこと、楽しいことだからこそ、楽しむためには守らねばならないルールがあり、それを破ればはじかれることもある、負けることがあれば悔しい思いもすることがある、子どもたちにとって大変シビアな世界と言っても良いでしょう。

そういうこと一つ一つが子どもたちを形づくっていくと思っています。

今日も2年生や6年生がボールを持って寄ってきて、私の遊び相手になってくれました。

相手になってくれてありがとう。楽しい時間を過ごしました。しかし、とても暑かったです。今はまだ、地面からの照り返しがないので、数字ほど暑さは感じません。湿度が低めなのも幸いです。

それでも、帽子はかぶりました。汗ふきタオルも、服もびしょびしょになりました。マスクは子どもたちから離れて外して深呼吸しました。熱中症対策をしながらの感染症対策の日々は続きます。

元気な子どもたち、一緒に遊んでいる先生方の素敵な笑顔に触れることができた土南タイムとなりました。