校長室より

鉛筆(校長室より)

1年生は、4月のこの時期に学校生活の基本を学びます。腰掛ける姿勢であったり、持ち物であったり、ロッカーの使い方であったり…。

 

筆箱の中身について確認をしていました。

 

まだまだ新しい、長さのそろった鉛筆が並んでいます。これが1年生になった本当に最初の状態です。おそらく日本中ほとんどの子どもたちの筆箱がこの状態でスタートしているはずです。

鉛筆は、学習をするための大切な道具なので、毎日筆箱の中身をチェックして、次の日のために準備をお願いします。

毎日毎日、一生懸命勉強を続けていくと鉛筆はどんどん短くなっていきます。

下の写真のように、鉛筆を握ってみて、自分の手に隠れるか隠れないかで、勉強に適しているかどうかの目安にする、と自分が小学生の時に学びました。この写真ではまだ隠れていませんので勉強に適していると判断できます。

手に隠れてしまう長さだと、持ちにくく、力も入りにくいので、素早く書いたり、丁寧に書いたりしづらくなります。短くなった鉛筆はお絵かきなど学習以外で大切に使ってください。(キャップなどを使って長く使う手もあります。)

 

ちなみに、小学校で鉛筆を使うことの良さについて、カメラマンの小坂仁都美さんのブログ記事があります。リンクを張ります。ぜひご覧になってください。(ご本人から転載許可をいただいています。)↓

https://kosakahitomi.net/enpitsu/「そんな理由があったとは!小学校で鉛筆を勧める驚きの医学的根拠 - Hitomi Kosaka Photograph」

さて、上で筆箱の中身のチェックをお願いしましたが、子どもたちの持ち物の確認、いったいいつまで?と思われる方もいらっしゃると思います。ぜひ、良い習慣が身につくまで、関わってあげてください。筆箱で考えると、実際に学年があがるにつれ、中身が少しずつ乱雑になっていきます。本人の問題ではあるのですが、身につくまではどちらかと言えば保護者の皆さんに、根気がいります。「もう何年生だから」と学年や年齢で線を引かずに、声かけ、手助け、確認をお願いします。

 

今日はのぞみ学級の先生方をマスク姿ですが紹介します。

のぞみ1組

のぞみ2組

のぞみ3組

のぞみ4組

教育支援員の先生方

1年間、よろしくお願いします。