文字
背景
行間
2024年5月の記事一覧
第2回学校図書館指導員研修会
4月24日(水)、第2回学校図書館指導員研修会が実施されました。
今年度のスタッフ紹介の後、4月から新しく柏市学校図書館指導員に仲間入りしたメンバーから自己紹介がありました。一人一人の言葉から、この仕事に向かう新鮮で前向きな思いが感じられました。
まず初めに、「学校図書館指導員の役割」について、羽山指導主事より講義を受けました。作業の効率化を目指して変更になった業務の手続きを1つずつ確認し、学校での1日の時間の使い方を組み立てていきます。
より良い授業支援のためには、先生方とのコミュニケーションを欠かすことができません。
ステップアップ研修では、教育専門アドバイザー 笹間先生から、「レファレンスにこたえよう」というテーマで先生方の授業づくりに寄り添うレファレンスサービスの工夫を学びました。講義を受けた後、数人のグループに分かれ、各自の経験に基づいた情報交換をしました。今年度の業務にさっそく役立てていきます。
この研修は、新年度を迎えて柏市の学校図書館指導員全員が顔を合わせる最初の研修です。
グループワークでは、4つのグループに分かれて、新人指導員からの質問を中心にそれぞれが日ごろ疑問に感じていることについて意見交流しました。同じ疑問でも小学校と中学校で対応が異なることを知ったり、新たな視点での気付きを得たりと、学びが多く、絆の深まる時間となりました。
たくさんの知識と元気を受け取り、今年度も柏市63校の小中学校の学びを支えていきます。
本はともだち! 図書館はみんなの居場所 ~柏第七小学校~
柏第七小学校は,柏駅からバスで15分ほどの緑豊かな篠籠田地区にあります。周辺では,年々住宅地が増え,児童数も増加し,現在861名になりました。
昨年度は,3年生が総合学習で,1年を通して,柏の「歴史」「観光」「特産物」「自然」について調べました。その成果物はかしわインフォメーションセンターで掲示され,太田市長から「柏七小こども観光大使」の認定書をいただきました。
★壁一面に飾られた柏観光マップ(2024.2.15~3.31)
4月には全クラスで学校図書館オリエンテーションを行います。担任の先生に読み聞かせやブックトークをしていただき,そのあと中学年は分類クイズや本探しゲーム,高学年は調べ学習をします。
★マッピング~修学旅行の下調べ(6年生)
どの学年も図書館割り当ての授業には必ず図書館を訪れ,並行読書や調べ学習が盛んに行われています。
また,図書館はただ知識をインプットするだけの場ではなく,成果物の展示やビブリオバトルなど,学んだことをアウトプットする場としても活用されています。
★おはなしびじゅつかん(2年生)
★本の帯づくり(5年生)
図書委員や子ども司書も,本とみんなをつなぐ架け橋として活躍しています。子ども司書は読み聞かせボランティアさんといっしょに,朝の読み聞かせにも参加しています。図書委員は今年もたくさんの楽しいイベントを企画し,七小図書館を盛り上げてくれることでしょう。
★柏七小POPコンテスト
“あったかやなぎ”なメディアセンター!~高柳中学校~
令和6年度が始まりました!
静かな住宅街の中にある高柳中学校は、全校生徒528名で
元気良くスタートしました。生徒たちがお昼休みに利用する学校図書館は、
メディアセンターと呼ばれています。生徒や先生、地域の方々などみんなが
読書と学習、情報を楽しめる“あったかやなぎ”なメディアセンターを
今年度も目指しています。
4月23日は、『子ども読書の日』です。
1年生のオリエンテーションがこの日から始まりました。
利用の仕方を国語科の先生や学校図書館指導員から学びます。
ルールを守って気持ちよく利用したいですね。
先生たちからの説明を聞いた後は、メディアセンターの中を
確認します。小学校の学校図書館とどこが違うかな?
読みたい本を選びながら「違うところ」を一生懸命探します。
グループの中で小学校の学校図書館との違いを話し合った後は、
読書に取り組みました。小説を選んだ人、地震の本を選んだ人、
重たい百科事典を選んだ人…、手に取ったその本が中学3年間の
スタートブックになりますね。
高柳中学校には全校で取り組む「Tタイム」という朝読書の時間があります。
10分間という短い時間ですが、読書で自分に向き合うことの出来る貴重な時間です。
今月のおすすめは、日本文学の短編集!
誰にでも気軽に楽しめる物語を集めた本なので、学年を問わずみんなに読んで
もらいたい本です。今年度も子どもたちが読書を通じて成長できるように、
メディアセンターは応援しています 。
柏市大島田48番地1
04-7191-7369(指導課)