酒小日記

障がい者スポーツ体験交流事業

 東京オリンピック・パラリンピックが話題になっておりますが,本校では,5・6年生を対象に車いすバスケットの選手と車いすラグビーの選手をお招きして,障がい者アスリートと一緒にスポーツを体験し,自分を含めて全ての人が無限の可能性を秘めている存在である事に気付いたり,競技性の高さや面白さを体感したりするすることができました。

<選手紹介>


子ども達は真剣な眼差しでお話を聞き入っていました。


<職員も混ざって対戦>
座ったままのバスケットは,シュートを放っても思ったようにボールがゴールに届かず,また,車いすのコントロールにも悪戦苦闘でした。




子ども達も一生懸命に先生方を応援してくれました。選手からは,「見て応援するのもスポーツであり,全力で盛り上げよう」とお話がありました。


<代表児童によるゲーム>
始まる前には,元気な円陣からスタートしました。チームワークは大切です。体育も同じですね。





<車いすリレー>
車いすバスケットの体験は,学年20名のみの代表児童だけでしたが,車いすリレーは全員体験をすることができました。特に曲がる動作が難しそうでした。



<質問タイム>
身近なことなど,色々な質問が飛び交っていましたが,丁寧に答えていただきました。この時間を通して,障がい者と健常者の差異は生活方法だけであることに気が付いたのではないでしょうか。




<インタビュータイム>



<段差の上がり方のレクチャー>

最後,選手の方から,「パラリンピックはできないことを数えるのではなく,できることを数えよう」との素晴らしいメッセージをいただきました。

<お礼の言葉>


<記念写真撮影>

 今回の貴重な体験を通して,子ども達各自が色々なことを感じ,これから生活していく中で,それぞれ何ができるかを考えていく必要があるかと思います。誰もが平等で楽しく暮らせるユニバーサルな社会に向けて大切なことです。障がいのある人に対する正しい認識をもち理解を深めることと,誰もがもっている可能性を確認できることを実感しました。貴重な機会を与えていただき,ありがとうございました。