大一小ニュース

平成31年度大津一小ニュース

5年生認知症サポーター講座

地域包括支援センターの方が来校し,5年生を対象に認知症サポーター講座を行いました。認知症に対する理解と認知症の方に対する理解,小学生にできる支援などを紙芝居,小道具を使った説明,クイズなどでわかりやすく教えてくださいました。
紙芝居は,実際に沼南地域で起きたできごとをお話にまとめ,二松学舎の学生さんが絵を描いた手作りのもので,子どもたちは先生たちの読み語りに聞き入っていました。
年をとると脳の記憶容量が減っていき,新しい記憶は入りにくく,より新しいものからこぼれていくという,小道具を使った説明は,とてもわかりやすかったです。

認知症の方の話に耳を傾け,否定せず,相手の意思を受け止めて,対応することがお互いに大切なのだそうです。子どもたちの感想にも「やさしくする」「相手の気持ちになってあげる」という言葉がたくさん書かれていました。
子どもたちが,誤解や偏見なく,無理せず介護する社会の担い手として育ってくれることを願っています。(校長)